社員との関係

「人間性の尊重」の理念のもと、
社員が生き生きと働ける環境づくりを推進しています

働きやすさとやりがい

次世代育成支援・女性活躍推進の取り組み

性別、育児・介護の有無に関係なく、働きやすさとやりがいを感じながら活躍できる環境を整備するため、次の目標を定めています。

  • 採用者に占める女性比率およそ 50%、かつ全職種における配属
  • 女性社員管理職の比率およそ 10%以上
  • 多様な働き方の一つとして在宅勤務制度の全体利用率*15%以上をめざす
    • *:計画期間において月平均 1 回以上利用した社員の割合

定年年齢引き上げによる「生涯現役」

2017年4月に定年年齢を65歳に引き上げました。また、再雇用制度のもと、65歳以降も70歳まで勤務できるようになりました。
若手に技術・経験を伝承し、働く喜びを感じながら会社生活を継続することは、心身の健康維持にも役立ちます。社員が将来に不安を持たず、安心して働ける環境を提供することは、会社が継続的に成長発展していくためにも不可欠です。

各種制度

子育て支援・育児休業制度

満3歳まで取得でき、復帰後も時間短縮勤務やフレックスタイムを利用することができます。男性向けの子育て支援関係制度説明会の実施や、働き方改革を推進するなど、子育てしやすい環境づくりに取り組んでいます。

パート社員の正社員チャレンジ制度

2008年にパート社員から正社員へのチャレンジ制度を創設しました。各自が保有するスキルを高め、より付加価値の高い業務を担うことで、総力としてさらなるパワーアップが図れるものと考えています。

グローバルコミュニケーションの推進

ダイバーシティの実現

HIOKIでは、2024年現在30か国以上の社員が在籍しており、個人が気持ちよく働ける環境づくりに取り組んでいます。現在は、パートナーシップ制度の導入、ベジタリアンメニューの対応、礼拝室の設置、日本語学習サポート、慶弔特別帰国等を行っています。
これら取り組みを通じて、異文化理解の促進をサポートしています。

経営層との対話

社員と経営層が直接対話できる機会を設けています。これにより、経営方針やビジョンの浸透を図るとともに、社員のキャリア形成をサポートしています。
また、経営層は定期的に国内外の拠点を訪問しており、社員との対話を重視しています。さらに、2024年は中国の海外拠点で当社の取締役会を開催し、全取締役と全監査役が海外拠点を訪問しました。今後も海外拠点で当社取締役会を開催する予定です。

世界中のHIOKI社員とのつながり

定期的に社内イベントや研修を開催し、世界各地の社員との交流を深めています。社員同士が仕事内容や考え方を理解し合うことで、多様性を活かした新たなアイデアが生まれ、会社全体の成長に繋がっています。

キャリア形成

HIキャリア制度

個人のパーパス(やりたい、実現したい、挑戦したい、貢献したいという想い)を、会社の経営方針と高い次元で合致させ(社業を通じて)、実現することをめざす制度です。働き方の選択肢の幅を広げ、自身のライフキャリアにあわせ、挑戦していきます。
個人のパーパスの実現、ビジョン 2030、その先に向け、個と組織の意識および行動を変容しながら、全社員が自律性を持ったソリューションクリエイターとなり、不可欠性のある組織になることをめざします。

HIチャレンジ制度

ビジョン2030にもとづき「誰もがソリューションクリエイターになる」「継続的な全社機能のイノベーションを起こす(新結合する)」ことを促進するための制度です。「社内ジョブチェンジ」で新たな役割に挑戦したり、「社内プロジェクト」「社内ベンチャー」「社内インターン」に自ら参加することができます。制度開始から3年間で30件以上の応募があり、各社員が個人のパーパスを実現させています。

充実した研修体系

社員一人ひとりが個人のパーパスに基づき、能力を常に開発し、自律したキャリアを営むことが、企業の成長と社会の発展につながると考えています。このため、仕事を通じての能力アップはもちろん、入社前・入社時の研修、階層別研修、キャリア研修などによるキャリア自律や、専門能力開発のための教育・研修制度を整備しています。

ものづくり教育体制

高品質の製品をお客様に提供するために、ものづくり教育に力を入れています。生産における技術や技能を、社員が継続的に蓄積していくことを目的とし、社内規定により選定された指導者が教育に対して計画的・体系的に取り組んでいます。また、自己啓発を通じた公的資格の取得や技能五輪への挑戦を支援し、技能を磨くための環境を整えています。永続的に成長できるような育成を目指しています。

安全衛生

独自の安全衛生

当社では、安全推進、電気保安、化学物質管理、交通安全、健康づくり、5S、自衛消防の専門委員会を設置し、当社独自の安全衛生マネジメントシステムを運用しています。各委員会は、規程類の整備、リスクアセスメント、職場のパトロール、教育・訓練などを主導しています。各委員会の取り組みは毎月の安全衛生委員会に報告され、PDCAサイクルを回しています。

健康経営

健康経営宣言

HIOKIは、企業理念である「人間性の尊重」と「社会への貢献」に基づき、会社が社員一人ひとりにとって個性や創造性を育み、自己実現できる場であることを目指しています。そのために、社員が心身ともに健康に働くことができる職場づくりと、社員とその家族の健康づくりを推進する健康経営に取り組みます。

代表取締役社長 岡澤尊宏

健康経営推進体制

健康経営戦略マップ

健康経営における解決したい経営上の課題、期待する効果、具体的な取り組みを戦略マップにしてつながりを可視化しています。

主な健康施策

  • ヘルスリテラシーの向上

    社員の自主的健康管理に向けて社員の健康意識の向上を目指します。「健康づくり推進委員」が中心となり食習慣改善や運動習慣の定着につながる取り組みをしています。

  • 生活習慣病重症化予防対策

    35歳以下の社員は健康診断を、30歳時と35歳以上の社員および扶養配偶者は、人間ドックに加えがん検診を会社負担で実施しています。健康保険組合と連携し保健指導の実施や各種健康セミナーを社員へ提供しています。

  • こころの健康づくり

    メンタルヘルス不調の未然防止を目的したストレスチェックを実施し、個別フォローや高リスク職場への職場ヒアリングや環境改善の取り組みをしています。

  • 職場健康づくりの指標

    働きやすい職場環境づくりを目指し、社員ひとりひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるようにアブゼンティーズム低減、プレゼンティーズム低減、ワークエンゲージメント向上に向けた取り組みをしています。