HIOKIイノベーションセンター

世界最高水準の研究開発環境

“PLATFORM TO THE FUTURE”

人と情報が集まり、自然な交流の中からイノベーションを喚起し、お客様に向けた新たな価値を発信していく。このコンセプトには「HIOKIイノベーションセンター」がそんな未来に向けてのプラットフォームでありたいという想いが込められています。この場所で、イノベーションを促進するとともに研究開発の効率向上を図ります。

ワンプレートのワークプレイス

最大400人規模まで収容可能な108m x 35m のフロアに全技術者が集結しています。このフロアで技術者同士の自然な交流を増やし豊かな発想を促進することで、高度でユニークな新商品開発を可能にする研究開発環境となっています。

新しい顧客価値を創出

HIOKIイノベーションセンター(研究棟) 内に協創ラボラトリーを開設し、2023年4月より稼働しています。既存の研究棟の一部を開放し、世界のお客様と一緒に共同研究、仮説検証ができる設備を導入した協創ラボラトリーでバッテリー、パワーエレクトロニクス、水素生成・利用等の重要マーケットをターゲットに、お客様や協業企業と共に、電気計測技術で新たな社会課題を解決するための要素技術開発、新製品開発を行っています。

実験研究設備の充実

お客様のニーズにお応えする計測器をグローバルに提供するために、世界最高水準の実験設備を備えています。電波暗室のほか、信頼性試験センター、クリーンルーム、落下試験装置、振動試験装置などを設置しています。

  • 電波暗室
  • 信頼性試験センター
  • クリーンルーム

環境に配慮した設計

「HIOKIイノベーションセンター」の屋根には、太陽光発電パネルが設置されているほか、自然採光を効果的に取り入れた構造になっています。また、風力自然換気窓、クール・ヒートトレンチ*を取り入れ、機械空調だけに頼らないさまざまな工夫がされています。

  • *クール・ヒートトレンチ:年間を通じて地中熱は一定の温度であることから、外気と比較し夏は冷たく、冬は暖かいのが特徴です。地中に大きな堀を設置し、取り込んだ外気をこの堀を通すことで夏には地中熱が外気を冷やし、冬には温める効果があります。これにより、冷暖房のエネルギー削減につながります。