トップメッセージ

世界各国の知見をつなげて
グループ一体経営を加速し、
脱炭素社会の実現へ貢献する

2025年、当社は創業90周年を迎えました。「感謝と未来」をテーマに掲げ、HIOKIを支えてくださるすべての皆様(お客様やお取引先様、海外社員のご家族など)へ感謝をお伝えする機会を重ね、多くの笑顔に出会えたことが何よりの収穫でした。皆様から寄せられた期待を肌で感じ、「日置電機」という枠を超えた「HIOKIグループ」として次代を切り拓く覚悟が、より一層明確になりました。

この決意を形にすべく、行動指針「HIOKIグループポリシー」を策定しました。海外マーケティング機能の強化に加え、グローバル拠点を含めた「グループ一体経営」を加速させます。
現在、海外販売拠点は11か国へと拡大し、中国、シンガポール、南北アメリカを中心に地域特性に応じた施策を磨き上げるとともに、拠点同士が自律的に学び合い、知見を共有する“横の連携”が、グループの新たな強みとなっています。

こうした総合力を結集し、長期経営方針「ビジョン2030」を残り5年で完遂すべく、進捗の数値化・見える化を徹底します。2027年までは現在の延長線上で顧客価値の最大化を追求し、2028年から2030年にかけては新技術を活用した革新的な計測ソリューションにより、さらなる飛躍を目指します。
その実現に向け、「コンポーネント・バッテリー・エネルギー・モビリティ」の4市場にリソースを集中し、電気エネルギーの安全で有効な活用を通じて脱炭素社会の実現に貢献していきます。環境経営では、2025年にスコープ1・2の投資対応型カーボンニュートラルを達成しました。次なる挑戦である2035年までのスコープ3の実現に向け、取り組みを一層推進します。

創業100周年を迎える2035年へのビジョンは、次代を担う世代が主体的に描くべきものと考えています。そのためにも、人材の流動化と育成を加速し、多様性が息づく組織で「Excellence in balance(高い次元での調和)」を体現しながら、100周年、そしてその先へと挑み続けます。

日置電機株式会社
代表取締役社長
岡澤 尊宏