パワーメータ PW3335

単相電力計, 待機電力から動作時電力までAC/DC高確度測定

特長

  • サーバの電力評価試験SPECpower® (*1) に適合
  • 待機電力から動作時電力までAC/DC電力を高確度測定
  • ±0.15%の高い基本確度
  • 1 mAレンジ〜20 Aレンジ(最大30 Aまで確度保証)
  • DC、および0.1 Hz〜100 kHzと広い周波数帯域
  • 高調波測定、IEC62301(待機電力)規格の測定に対応
  • トランス/モータの無負荷試験に, 低力率でも高確度測定を実現
  • 最大8台まで、同期測定が可能
  • AC5000 A入力まで対応可能な、外部電流センサ入力端子を装備(PW3335-03,PW3335-04のみ)
  • Bluetooth® 無線技術対応アダプタ併用でHIOKIのデータロガーに測定値を送信可能 (*2)
  • *1:SPECpower®はStandard Performance Evaluation Corporation社の登録商標です。
  • *2:LR8410 Link対応品, PW3335-01を除く, Ver. 1.1以降。

形名(発注コード)

PW3335 LAN・RS-232C ¥256,300(税込 ¥281,930)
PW3335-01 LAN・GP-IB ¥256,300(税込 ¥281,930)
PW3335-02 LAN・RS-232C・D/A出力 ¥271,700(税込 ¥298,870)
PW3335-03 LAN・RS-232C・外部センサ ¥271,700(税込 ¥298,870)
PW3335-04 LAN・RS-232C・GP-IB・D/A出力・外部センサ ¥311,300(税込 ¥342,430)

JIS C 62301 待機時消費電力測定対応電力計

PW3335 シリーズは、JIS C 62301 における待機時消費電力測定に要求される性能と機能を搭載した電力測定器です。
IEC62301: 2011 の要求にも対応しています。商用電源の周波数50Hz/ 60Hz において、測定確度±0.15% および力率の影響±0.1% という同クラストップレベルの高い測定確度を保証していますので、待機時消費電力を非常に小さな不確かさで測定することができます。

詳しくはこちら

待機電力をより正確に

微小電力を余裕を持って測定できるレンジ構成。電流は最小10μA から、有効電力は0W から確度規定。
IEC62301 をはじめとした各種規格測定にも。

CF6(クレストファクタ6)対応

AC アダプタやスイッチング電源が無負荷動作する際は、電流
波形のクレストファクタが大きくなります。クレストファクタ3対応の電力計ではレンジオーバーしてしまうような波形でも、PW3335 では計測可能です。
また無負荷動作の際は力率が低くなりますが、PW3335 は力率の影響をうけにくいため、正確に測定可能です。

低力率でも力率の影響0.1% 以下

トランスやモータの省エネ評価指標の一つである無負荷損の試験。
PW3335 は力率の影響が±0.1 %f.s. 以下と小さく、低力率時の有効電力を高確度で測定できます。

基本仕様

確度保証期間 1年
測定ライン 単相2線
測定項目 電圧, 電流, 有効電力, 皮相電力, 無効電力, 力率, 位相角, 周波数, 最大電流比, 電流積算, 有効電力積算, 積算時間, 電圧波形ピーク値, 電流波形ピーク値, 電圧クレストファクタ, 電流クレストファクタ, 時間平均電流, 時間平均有効電力, 電圧リプル率, 電流リプル率
高調波関連項目 同期周波数範囲: 10 Hz〜640 Hz, 解析次数: 最大50次
高調波電圧実効値, 高調波電流実効値, 高調波有効電力, 総合高調波電圧ひずみ率, 総合高調波電流ひずみ率, 基本波電圧, 基本波電流, 基本波有効電力, 基本波皮相電力, 基本波無効電力, 基本波力率 (変位力率), 基本波電圧電流位相差, 高調波電圧含有率, 高調波電流含有率, 高調波有効電力含有率
(専用ソフトウェアによるデータ取得のみ:高調波電圧位相角, 高調波電流位相角, 高調波電圧電流位相差)
測定レンジ [電圧] AC/DC 6 V〜1000 V, 8レンジ
[電流] AC/DC 1 mA〜20 A, 14レンジ
[電力] 6.0000 mW〜20.000 kW (電圧・電流レンジの組合せによる)
力率の影響: 0.1% f.s. 以下(45 Hz〜66 Hz, PF=0にて)
積算測定
(積算:10,000時間以内)
固定レンジ積算/オートレンジ積算切替え可能
[電流] 6桁表示 (0.00000 mAh〜, 極性別と総和値)
[有効電力] 6桁表示 (0.00000 mWh〜, 極性別と総和値)
入力抵抗(50/60 Hz) 電圧: 2 MΩ, 電流: 520 mΩ以下 (1 mA〜100 mAレンジ), 15 mΩ以下 (200 mA〜20 Aレンジ)
基本確度
(有効電力)
±0.1% rdg. ±0.1% f.s. (DC)
±0.1% rdg. ±0.05% f.s. (45 Hz to 66 Hz, at Input < 50% f.s.)
±0.15% rdg. (45 Hz to 66 Hz, at 50% f.s. ≤ Input)
表示更新レート 約5回/s~20 s (アベレージ回数の設定により変化)
周波数特性 DC, 0.1 Hz~100 kHz
D/A出力
-02/-04モデルのみ
7ch (出力項目を下記より選択), レベル出力DC ±2 V f.s.または5 V f.s., 波形出力1 V f.s.
レベル出力/波形出力 (電圧/電流/有効電力), レベル出力 (皮相電力/無効電力/力率/ほか), 高速レベル出力(電圧/電流/有効電力)
機能 [整流方式切替え] AC+DC, AC+DC Umn, AC, DC, FND
オートレンジ, アベレージ, VT・CT設定, 同期制御, MAX/MIN他
インタフェース LAN標準装備, RS-232C (-01を除く), GP-IB (-01, -04モデルのみ)
ロガー接続機能 測定値をHIOKI LR8410 Link対応ロガーに無線送信可能 (PW3335-01以外)
(Bluetooth® 無線技術対応シリアル変換アダプタを使用, Ver. 1.1以降)
電源 AC 100 V〜240 V, 50/60 Hz, 30 VA
寸法・質量 210W × 100H × 245D mm, 3 kg
付属品 取扱説明書 ×1, 電源コード ×1, 電圧・電流入力端子用安全カバー ×2, 安全カバー取付用ネジ (M3×6 mm) ×4

200Aまで(高精度) (7)

※PW3335は外部電流センサ入力端子のあるモデルのみ、電流センサが使用可能

※高精度電流センサ(-05タイプ)を使用するには、CT9555およびL9217が必要
※高精度電流センサ(-05がつかないタイプ)を使用するには、PL23 (10pin)端子をME15W (12pin)端子に変換するCT9900とCT9555およびL9217が必要になります
※センサは単相用×1, 三相用は×2または×3個必要、電源と接続コードもセンサと同じ数が必要です

500Aまで(高精度) (3)

※PW3335は外部電流センサ入力端子のあるモデルのみ、電流センサが使用可能

※高精度電流センサ(-05タイプ)を使用するには、CT9555およびL9217が必要
※高精度電流センサ(-05がつかないタイプ)を使用するには、PL23 (10pin)端子をME15W (12pin)端子に変換するCT9900とCT9555およびL9217が必要になります
※センサは単相用×1, 三相用は×2または×3個必要、電源と接続コードもセンサと同じ数が必要です

1000Aまで(高精度) (2)

※PW3335は外部電流センサ入力端子のあるモデルのみ、電流センサが使用可能

※高精度電流センサ(-05タイプ)を使用するには、CT9555およびL9217が必要
※高精度電流センサ(-05がつかないタイプ)を使用するには、PL23 (10pin)端子をME15W (12pin)端子に変換するCT9900とCT9555およびL9217が必要になります
※センサは単相用×1, 三相用は×2または×3個必要、電源と接続コードもセンサと同じ数が必要です

PL23 (10pin) - ME15W (12pin) 変換 (1)

※形名に-05がつかないPL23端子タイプを使用する場合はCT9900を用いてME15W端子に変換

※CT6865, CT6846 (形名に-05がつかないタイプ) をCT9900を用いて接続する場合は本体側でCT比の手動設定が必要

センサ用電源 (2)

※PW3335は外部電流センサ入力端子のあるモデルのみ、電流センサが使用可能

※高精度電流センサ(-05タイプ)を使用するには、CT9555およびL9217が必要
※高精度電流センサ(-05がつかないタイプ)を使用するには、PL23 (10pin)端子をME15W (12pin)端子に変換するCT9900とCT9555およびL9217が必要になります
※センサは単相用×1, 三相用は×2または×3個必要、電源と接続コードもセンサと同じ数が必要です

PCコミュニケーション (5)

その他 (2)

※9165は同期制御用