トピックス 2026.05.27

「HIOKIサステナビリティ宣言」の目標を達成 投資対応型カーボンニュートラル(スコープ1・2)を 第三者検証で証明

HIOKI(日置電機株式会社、本社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)は、「HIOKIサステナビリティ宣言」において、2025年(創業90周年)にスコープ1、スコープ2のカーボンニュートラル達成を宣言しています。
このたび、当社の2025年度の温室効果ガス(GHG)排出量について、SGSジャパン株式会社よりISO14064-3:2019に基づく第三者検証を受け、組織の連結対象範囲において検証意見書を取得しました。これにより、2025年度の温室効果ガス排出量算定の信頼性が確認されるとともに、スコープ1・2(マーケット基準)において投資対応型カーボンニュートラルを達成したことが第三者により証明されました。


また、今回検証範囲を拡大し、従来のスコープ1(エネルギー起源)に加えて、スコープ1(非エネルギー起源)排出の算定を実施しました。これらを含めた温室効果ガス排出量全体に対し、同量の非化石証書およびカーボンニュートラル認定証書、無効化通知書へ投資することで、投資対応型カーボンニュートラルを達成しています。
さらに、これまで第三者検証ができていなかったスコープ3の各カテゴリーについても検証対象とし、当社の活動に該当する全カテゴリー※1で第三者検証を実施した結果、当社の算定基準および算定方法に基づき、温室効果ガス排出量が適切に算定されていることが確認されました。これにより、当社の温室効果ガス排出量に関する網羅性および算定の信頼性が一層向上しました。

1.検証対象範囲の詳細

温室効果ガスCO2排出量の結果(組織の連結対象範囲)

検証対象温室効果ガスの排出量(t-CO2)
スコープ1(エネルギー起源)直接排出・燃料の燃焼746
スコープ1(非エネルギー起源)直接排出38
スコープ2(マーケット基準)エネルギー間接排出・電気の使用295
スコープ2(ロケーション基準)エネルギー間接排出・電気の使用2,657
スコープ3(カテゴリー1)購入した製品・サービス52,256
スコープ3(カテゴリー2)資本財11,793
スコープ3(カテゴリー3)スコープ1・2以外の燃料・エネルギー598
スコープ3(カテゴリー4)上流の輸送・配送5,168
スコープ3(カテゴリー5)事業から出る廃棄物55
スコープ3(カテゴリー6)出張151
スコープ3(カテゴリー7)雇用者の通勤468
スコープ3(カテゴリー9)下流の輸送・配送123
スコープ3(カテゴリー11)販売した製品の使用38,601
スコープ3(カテゴリー12)販売した製品の廃棄553

2.カーボンニュートラルのために投資した数量

確認項目非化石価値/無効化数量(t-CO2)
非化石証書の購入(スコープ2 マーケット基準への投資として同量分購入 再生可能エネルギー以外の電気を利用している拠点分)317
カーボンニュートラル認定証書及び無効化通知書の購入 (スコープ1 エネルギー起源、非エネルギー起源への投資として 同量分購入)1,082

3.2025年度第三者検証意見書

第三者検証意見書により、当社がスコープ1・2の温室効果ガス排出量を上回る非化石証書、カーボンニュートラル認定証書、無効化通知書を取得・投資していることが確認されています。これにより、当社の連結対象範囲における温室効果ガス排出量と同等以上のCO₂削減への投資が証明されています。

4.各スコープの削減施策

-1.スコープ1(ガソリン・軽油・灯油・ガス)

  • 2022年より、社用車のEV化を進め、ガソリン・軽油使用量の削減に取り組んでいます。
  • 2023年より、カーボンニュートラルガスを購入し、ボランタリークレジット※2へ投資しています。
  • 2023年より、長野県森林由来J-クレジットへ毎年100t-CO₂を投資し、無効化処理を行っています。
  • 2025年より、2024年度分からインドネシア産VCS認証クレジットへの投資を開始しています。

-2.スコープ2(電気)
⑴マーケット基準※3

  • 2021年より、段階的に再生可能エネルギー電力を購入しています。
  • 2022年より、本社・坂城工場の使用電力をすべて再生可能エネルギーに切り替えています。
  • 2024年より、上田第二工場で再生可能エネルギーを利用しています。
  • 2025年より、2024年度分からグループ子会社の使用電力量に相当する非化石証書を購入しています。

上記スコープ1、スコープ2の施策により、投資対応型のカーボンニュートラルを達成しています。
(第三者検証機関の見解で、ビル全体が化石燃料で運用している営業拠点等のテナントビルの場合、非化石証書に投資しても温室効果ガス排出量を0t-CO₂と表示できません)

⑵ロケーション基準※4

  • 2023年より建設を進めてきた本社南側駐車場の2MWソーラーカーポートが2025年に完成し、本社使用 電力の約40%を賄う送電を開始しています。

当社はマーケット基準での投資対応型カーボンニュートラルを達成しました。電気使用量の全量を表すロケーション基準においては、今後も省エネおよび創エネに投資を行っていきます。

  • *1:当社の活動に該当する全カテゴリー:スコープ3 カテゴリー1、カテゴリー2、カテゴリー3、カテゴリー4、カテゴリー5、カテゴリー6、カテゴリー7、カテゴリー9、カテゴリー11、カテゴリー12
  • *2:ボランタリークレジット:企業や個人が自発的に購入するカーボンクレジットを指します。当社では、VCS認証及びCCB認証のカーボンニュートラルガスを導入しています。
  • *3:マーケット基準:企業が契約している電力メニューおよび購入した再生可能エネルギー証書の排出係数を使用する算定方法。再生可能エネルギーメニューを契約している場合、算定上0t-CO₂と表示できます。
  • *4:ロケーション基準:企業所在地の平均電力排出係数を使用して算出する方法。使用電力全量を対象に算定し、自社発電、自社消費の分は排出量削減として差し引かれます。電力会社からの電気購入の総量を示します。

本件に関するお問合せ先

日置電機株式会社 経営企画部

記載されている情報は本文書発行日現在のものです。予告なしに本文書に記載の情報は変更になる場合があります。本文書で使用している会社名および製品名は、各社の登録商標もしくは商標です。

お知らせ