トピックス 2024.06.20
「海の森プロジェクト」 水槽でアマモに種子ができました
2023 年12 月、和歌山県白浜町教育委員会、白浜町立日置(ひき)中学校と次世代の人材育成に向け「学びのコンソーシアム・海の森プロジェクト」を開始しました。
学びのコンソーシアムのアクションとして、独立行政法人 国立高等専門学校機構 和歌山工業高等専門学校 生物応用化学科楠部真崇教授の指導のもと、日置(ひき)中学校とHIOKIでアマモの種から発芽・育苗の実験を進めてきました。この度、日置(ひき)中学校の水槽とHIOKIの水槽で種子形成現象が確認されました。
- (左)日置中学校水槽のアマモ (右)HIOKIのアマモ
- つぶつぶの部分が種子
楠部真崇教授によると、「人工栽培での種子形成現象は非常に珍しい事で、中学生の自由な発想が、減少が問題となっているアマモの増殖への足がかりになる可能性がある」とのことです。
育苗をしている水槽はHIOKIのGENNECT技術により状態監視をしています。
2024年秋には、日置(ひき)中学校で育てたアマモを海へ投苗する計画です。
関連情報
日高新報
「海の森プロジェクト」パンフレット