差動プローブ 9322

3つの機能を備えたユニバーサル型プローブ

ひとつで、3種類の測定ができる

高電圧波形のフローティング測定、電源ラインに重畳してくるサージノイズの検出、および交流高電圧を真の実効値整流した波形が出力できます。

特長

  • 高電圧波形のフローティング測定(DCモード)
  • 電源ラインのサージノイズを検出(ACモード)
  • 実効値整流した電圧を出力可能(RMSモード)

主なご利用先

  • IGBT等のコモンモード電圧の乗った電位差測定など
  • 400 V動力ラインなどの商用電源ライン波形測定など
  • 高電圧サージノイズの波形測定など
  • インバータ出力の実効値レベル測定など

形名(発注コード)

9322 メモハイ用、DC2kV/AC1kVまで ¥85,800(税込 ¥94,380)
メモリハイコーダのアナログ入力に接続して使用します。駆動する電源はACアダプタが必要、もしくは各メモリハイコーダにより電源の対応が異なります。
9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法は、「仕様」タブをご覧ください。

基本仕様

確度保証期間 1年
*1: 廃止製品
測定機能 DCモード: 波形モニタ出力用, f特: DC〜10 MHz ±3 dB
ACモード: 電源ラインのサージノイズ検出用, f特: 1 kHz〜10 MHz ±3 dB (低域カットオフ周波数1 kHz ±300 Hz)
RMSモード: DC/AC電圧の実効値出力, f特: DC, 40 Hz〜100 kHz, 応答速度: 200 ms以下 (AC 400 V)
最大入力電圧 DC 2000V, AC 1000V
対地間最大定格電圧 グラバークリップ L9243の場合: AC, DC 1000 V (CAT Ⅱ)
ワニ口クリップの場合: AC, DC 1000V (CAT II)/ AC, DC 600V (CAT III)
出力 分圧比1000 : 1, BNC端子 (DC出力, AC出力, RMS出力切替)
DC振幅確度 ±1 % f.s. (DC 1000 V以下), ±3 % f.s. (DC 2000 V以下) (f.s.=DC 2000 V)
RMS確度 ±1 % f.s. (DC, 40 Hz〜1 kHz), ±4 % f.s. (1 kHz〜100 kHz) (f.s.=AC 1000 V)
入力抵抗/容量 9 MΩ 10 pF以下 (H-L間),
4.5 MΩ 20 pF以下 (H, L-本体間)
電源 +5 V 〜 +12 V, 300 mA以下 (DCジャック外径φ 5.5 mm, 内径φ 2.1 mm)

・ACアダプタ 9418-15 から供給
・パワーコード 9248によりMR6000用プローブ電源ユニットZ5021から供給
・パワーコード 9324 (*1) により本体のロジックコネクタから供給
・パワーコード 9325 (*1) によりF/Vユニット 8940 (*1) センサコネクタから供給
・パワーコード 9328 (*1) により8855用入力ユニット電源端子から供給
・パワーコード 9248により8860用プローブ電源ユニット9687 (*1) から供給
寸法・質量 70W × 150H × 25D mm, 350 g, コード長: 入力側約46 cm, 出力側約1.3 m
付属品 ワニ口クリップ ×1 (赤/黒セット), グラバークリップ L9243 ×1 (赤/黒セット), 携帯用ケース C0203 ×1, 取扱説明書 ×1

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(MR6000専用プローブ電源ユニット)Z5021

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください
*3: プローブ電源ユニットZ5021, 電流ユニット8971, U8977に電流センサーが接続される場合、電流センサーを含めた接続可能本数は制約がかかります。(電流センサーを含めて合計9本まで
本体 9322 接続数
MR6000, MR6000-01 (9248併用) 8本 (*3)

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(MR8875付属DC電源出力端子)

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください。
本体 9322接続数
MR8875 不可

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(F/Vユニット8940のセンサー端子)

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください
*1: 廃止製品
本体 併用コード 9322接続数 同時使用電流センサ数
8860 (*1)
8860-50 (*1)
8861 (*1)
8861-50 (*1)
9325 (*1) 6 8
8855 (*1)
8841 (*1)
8842 (*1)
9325 (*1) 6 4
8835-01 (*1) 9325 (*1) 4 4
8835 (*1) 不可 不可 不可
8826 (*1) 9325 (*1) 6 6

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(本体付属のロジック端子)

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください。
*1: 廃止製品
本体 併用コード 9322接続数 同時使用ロジックプローブ本数
MR6000
MR6000-01
MR8740T
MR8740
MR8741
9323 (*1) + 9324 (*1) 4 9322 ×4:不可
9322 ×3:不可
9322 ×2:不可
9322 ×1:2本
MR8827 9323 (*1) + 9324 (*1) 4 9322 ×4:不可
9322 ×3:不可
9322 ×2:不可
9322 ×1:2本
8847 (*1)
MR8847-01 (*1)
MR8847-02 (*1)
MR8847-03 (*1)
MR8847-51
MR8847-52
MR8847-53
9323 (*1) + 9324 (*1) 4 9322 ×4:不可
9322 ×3:不可
9322 ×2:不可
9322 ×1:2本
8870(*1)
MR8870
不可
MR8875 不可
MR8880 不可
8860 (*1)
8860-50 (*1)
8861 (*1)
8861-50 (*1)
9323 (*1) + 9324 (*1) 2 9322 ×2:不可
9322 ×1:3本
8855 (*1) 9323 (*1) + 9324 (*1) 2 9322 ×2:不可
9322 ×1:3本
8841 (*1)
8842 (*1)
9324 (*1) 1 不可
8835-01 (*1) 9324 (*1) 1 不可
8835 (*1) 9324 (*1) 1 不可
8826 (*1) 9324 (*1) 4 9322 ×4:不可
9322 ×3:4本
9322 ×2:6本
9322 ×1:7本

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(8860 [*1] 専用プローブ電源ユニット9687 [*1] )

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください。
*1: 廃止製品
*2: プローブ電源ユニット9687に接続するクランププローブなどとの組合せにより, 9322の接続可能本数は変わります。
本体 9322接続数
8860 (*1)
8860-50 (*1)
8861 (*1)
8861-50 (*1)
(9248併用) 8本 (*2)

9322へメモリハイコーダ本体からの電源供給方法(8855シリーズ入力ユニット8950 [*1], 8952 [*1], 8953-10 [*1], 8955 [*1] の電源端子)

注意:感電事故を避けるため, 接地型2極コンセントに本体付属の電源コードを接続してご使用ください。
*1: 廃止製品
本体 併用コード
8855 (*1) 9328 (*1)

標準付属品 (2)

電源 (2)

電源2 (2)

MR6000用オプション

9322接続数: (9248併用) 8本 ※プローブ電源ユニットZ5021, 電流ユニット8971, U8977に電流センサが接続される場合, 電流センサを含めた接続可能本数は制約がかかります(電流センサを含めて合計9本まで)


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