フライングプローブテスタ FA1817

プリント基板検査装置のスタンダードモデル

FA1817製品紹介動画

4端子・低抵抗測定方式を実現する専用プローブと専用ボードにより、オープンビアの微小な抵抗値を「正確かつ高速」に検出可能です。高絶縁抵抗測定では、専用開発した100GΩ/250Vの超絶縁抵抗測定ボードにより、高電圧印加によるストレスを最小限に抑えながら「ダメージなく高速に」検出します。
さらに、新開発「プロセスアナライザー」を搭載。蓄積された検査結果データを一括で読み込み、簡単に統計データを作成できます。各検査ステップの結果を値の推移、ヒストグラム、分布図などの形で「見える化」し、不良の解析、不良内容を設計工程や製造工程へフィードバックすることで、歩留まりのよいプリント配線板の品質向上につながります。

特長

  • プローブ移動の最適化で 最大20% の検査時間短縮
  • 最新プローブとの組み合わせで 打痕低減
  • 新開発: 統計処理ソフトによる潜在不良検出

形名(発注コード)

FA1817 縦型両面 お見積り
設置面積:FA1817は従来機種1271と同じサイズの基板(610×510mm)を検査できますが、機器の設置面積は従来機種1270 (検査基板サイズが1271より小さい)よりも更に小さくなっていますので、省スペース化に貢献できます。また、オプションで背面扉を用意しており、メンテナンス性にも貢献できます。

概略仕様

アーム数 4 (前面 ×2, 背面 ×2)
取付可能プローブ 1172シリーズ, CP1072シリーズ
検査ステップ数 999,999ステップ
検査項目・測定範囲 抵抗測定: 40.00 μΩ〜40.00 MΩ
  絶縁測定: 1.000 kΩ〜100.0 GΩ
  容量測定: 100.0 fF〜10.00 μF
  漏れ電流測定: 1.000 μA〜10.00 mA
  高電圧抵抗測定: 1.000 kΩ〜100.0 GΩ
  キャパシタ絶縁測定: 1.000 kΩ〜10.00 MΩ
  オープン測定: 4.000 Ω〜4.000 MΩ
  ショート測定: 400.0 mΩ〜40.00 kΩ
判定範囲 -99.9%〜+999.9%, または絶対値
最小パッドピッチ 45 μm (CP1075-09 使用時)
最小パッドサイズ 15 μm (CP1075-09 使用時)
測定スピード Max. 67 points/s (0.15 mm移動・4アーム同時プロービング, 容量測定時)
検査可能基板 標準仕様: 50W × 50H〜610W × 510H mm, 厚さ1.0〜3.2 mm
エアー式基板固定(オプション): 50W × 70H〜610W × 510H mm,
厚さ:0.6〜6.0 mm
最大検査可能エリア 604W × 504H mm
電源 AC200 V, 220 V, 230 V, 240 V単相 (発注時指定) 50Hz/ 60 Hz, 最大消費電力: 3 kVA
寸法・質量 1485W × 1950H × 800D mm (突起物除く), 1070 kg