絶縁抵抗計 IR4053
PV専用レンジ付5レンジデジタル絶縁抵抗計
絶縁抵抗計 製品紹介ムービー
絶縁抵抗計IR4053は「PVΩファンクション」を搭載、日中に発電をする太陽光発電システムにおいて安全かつ正確な測定を可能にした絶縁抵抗計です。このファンクションにより、太陽電池ストリングを短絡しない方法で太陽電池の発電の影響を受けずに正確な測定が可能になりました
特長
- PVの絶縁抵抗を昼間でも安全、正確に測定
- PV専用ファンクション搭載、測定時間4秒
- JIS認証の絶縁抵抗測定5レンジ搭載
- 1000 V対応 PVシステムの開放電圧点検に電圧測定DC1000 V搭載
- コンパレータ機能搭載
- CAT III 600 V
形名(発注コード)
IR4053-10 | テストリードL9787付属 | ¥44,000(税込 ¥48,400) |
---|---|---|
IR4053-11 | スイッチ付きリードセットL9788-11付属 | ¥48,400(税込 ¥53,240) |
発電中太陽光パネルの影響を受けずに絶縁抵抗を測定
太陽光パネルの絶縁抵抗測定用に設計されたIR4053は、発電中の影響を受けずに
正確な絶縁抵抗値が測定できます。
PVΩ レンジを持つ 絶縁抵抗計 IR4053 は 短絡しなくても正確、安全に測定できます
短絡しない測定方法で、通常の絶縁抵抗測定を行った結果
絶縁抵抗値が不安定な場合は、PVΩ レンジにして測定します。
太陽光パネルの影響を受けずに、正確な測定ができます。
素早い測定値表示で作業がはかどる
測定開始から4秒で測定値を表示します。
1回目の表示後は1秒ごとに表示値を更新します。
素早い測定で快適な使い心地です。
従来の太陽光パネルの絶縁抵抗測定における問題点
一般社団法人 日本電機工業会様(JEMA)及び一般社団法人 太陽光発電協会様(JPEA)で共同作成された「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」によって規定されている2つの測定方法と従来絶縁抵抗計の問題点

短絡しない測定方法
危険性は低いですが、回路の状態によっては発電中PVの影響を受け、 実際の絶縁抵抗状態とは違った測定結果になる可能性があります。
短絡する測定方法
発電中PVを正確に測定するには測定回路を短絡させる必要があります。 短絡開閉器を別途設置する必要があり、アーク発生の危険性もあります。 また、危険を回避する為に夜間の測定が推奨されています。
比較判定機能を使えば測定結果を良否判定
基準値を設定すると基準値以上をPASS(良)、
基準値未満をFAIL(否)と判定します。
FAIL(否)判定の場合、「ピー」という連続音と
表示画面の赤色点灯でお知らせします。
その為、良否の結果を一目で確認できます。
リードで測定の開始と停止をリモート操作
スイッチ付きリードを使用すれば、リードで測定の開始と停止が可能です。
手元を照らすライトも付いているので、暗所での作業に便利です。
現場で安心の頑丈設計
コンクリート上1mからの落下に耐えるドロッププルーフ設計で
現場での使用にも安心です。
PVΩ測定 基本仕様
定格測定電圧 | DC 500 V | DC 1000 V |
---|---|---|
有効最大表示値 | 2000 MΩ | 4000 MΩ |
測定範囲/確度 | 0.200〜500 MΩ / ±4% rdg. 501〜2000 MΩ / ±8% rdg. |
0.200〜1000 MΩ / ±4% rdg. 1010〜4000 MΩ / ±8% rdg. |
その他測定範囲/確度 | 0〜0.199 MΩ / ±2% rdg. ±6 dgt. |
絶縁抵抗測定 基本仕様
定格測定電圧 | DC 50 V | DC 125 V | DC 250 V | DC 500 V | DC 1000 V | |
---|---|---|---|---|---|---|
有効最大表示値 | 100 MΩ | 250 MΩ | 500 MΩ | 2000 MΩ | 4000 MΩ | |
確度 第一有効測定範囲MΩ |
±4% rdg. 0.200〜10.00 |
±4% rdg. 0.200〜25.0 |
±4% rdg. 0.200〜50.0 |
±4% rdg. 0.200〜500 |
±4% rdg. 0.200〜1000 |
|
定格測定電圧を維持できる下限抵抗 | 0.05 MΩ | 0.125 MΩ | 0.25 MΩ | 0.5 MΩ | 1 MΩ | |
過負荷保護 | AC 660 V (10 s), DC 1200 V (10 s) | |||||
直流電圧レンジ | 4.2 V (0.001 V分解能)〜1000 V (1 V分解能), 4レンジ, 確度: ±1.3% rdg. ±4 dgt., (1000 V超の範囲は確度保証なし) |
|||||
交流電圧レンジ | 420 V (0.1 V分解能)/600 V (1 V分解能), 2レンジ, 50/60 Hz, 確度: ±2.3% rdg. ±8 dgt., (600 V超の範囲は確度保証なし) |
|||||
表示 | 半透過型FSTN液晶, バックライト | |||||
応答時間 | 絶縁抵抗レンジ1秒, PVΩファンクション4秒 ※当社規定の条件にて | |||||
機能 | 活線警告, 自動放電, 交流/直流自動判別, コンパレータ, ドロッププルーフ, オートパワーセーブ | |||||
適合規格 | JIS C1302: 2018 | |||||
電源 | 単3形アルカリ乾電池(LR6) ×4, 連続使用時間: 20 h (当社規定の条件にて) | |||||
寸法・質量 | 159 W × 177 H × 53 Dmm, 600 g (電池含む, テストリード含まず) | |||||
付属品 IR4053-10 |
テストリードL9787 ×1 , 首掛けストラップ ×1, 取扱説明書 ×1, 単3形アルカリ乾電池 (LR6) ×4 |
|||||
付属品 IR4053-11 |
スイッチ付きリードセットL9788-11 ×1 , 首掛けストラップ ×1, 取扱説明書 ×1, 単3形アルカリ乾電池 (LR6) ×4 |
L9788オプション (4)
※L9788-11はスイッチ付き、IR40xx-11に標準付属
※L9788-11専用オプション

¥6,000(税込 ¥6,600)
LEDライト付, (本体に判定機能がある場合のみ動作)コンパレータ表示器, 1.2 m

¥8,000(税込 ¥8,800)
ライン側スイッチ付きL9788-10/ アース側リード/ ワニ口クリップとのセット, 1.2 m

¥1,400(税込 ¥1,540)
L9788/L9788-10先端交換用, ピン長35mm/φ 3.2mm

¥1,400(税込 ¥1,540)
ブレーカ端子チェック用, L9788-10先端に装着, 65mm/ φ 2.6mm
L9787オプション (2)
※L9787はスイッチなし、IR40xx-10に標準付属
※L9787専用オプション

¥2,600(税込 ¥2,860)
ワニ口クリップセット, 1.2 m

¥1,200(税込 ¥1,320)
ブレーカ端子チェック用, L9787先端に装着, 48 mm/ φ 2.6 mm
共通オプション (1)

¥3,700(税込 ¥4,070)
測定コード先端に装着, 黒1個, φ11 mm