トピックス 2025.12.15
スコープ1・スコープ2(マーケット基準)の カーボンニュートラルを実質達成
HIOKI(日置電機株式会社、本社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)は、「HIOKIサステナビリティ宣言」において、2025年(創業90周年)にスコープ1、スコープ2のカーボンニュートラル達成を宣言しています。このたび、2024年度のCO₂排出量算定において、実質的にカーボンニュートラルを達成したことをお知らせします。
また、2025年度のCO₂排出量算定においても、2024年度と同じ算定ロジックで算出したところ、カーボンニュートラル達成が見込まれました。詳細については、第三者検証意見書の提出が予定されている2026年6月に改めてお知らせいたします。
1.2024年度分第三者検証意見書
第三者検証意見書においては、スコープ1およびスコープ2の排出量以上に相当する非化石証書、カーボンニュートラル認定証書、無効化通知書の取得・投資が確認され、当社が排出量と同等以上のCO₂削減に投資していることが証明されています。
2.各スコープの削減施策
-1.スコープ1(ガソリン・軽油・灯油・ガス)
・2022年より、社用車のEV化を進め、ガソリン・軽油使用量の削減に取り組んでいます。
・2023年より、カーボンニュートラルガスを購入し、ボランタリークレジット※1へ投資しています。
・2023年より、長野県森林由来J-クレジットへ毎年100t-CO₂を投資し、無効化処理を行っています。
・2025年より、インドネシア産VCS認証クレジットへの投資を開始しています。
-2.スコープ2(電気)
⑴マーケット基準※2
・2021年より、段階的に再生可能エネルギー電力を購入しています。
・2022年より、本社・坂城工場の使用電力をすべて再生可能エネルギーに切り替えています。
・2025年より、グループ子会社の使用電力量に相当する非化石証書を購入しています。
上記スコープ1、スコープ2の施策により、実質カーボンニュートラルを達成しています。
※第三者検証機関の見解で、営業拠点等のテナントビルの場合、非化石証書に投資しても排出量を0t-CO₂と表示できません。
⑵ロケーション基準※3
・2023年より建設を進めてきた本社南側駐車場の2MWソーラーカーポートが2025年に完成し、本社使用電力の約40%を賄う送電を開始しています。
※スコープ2には、マーケット基準とロケーション基準があります。当社はマーケット基準でのカーボンニュートラルを達成しましたが、電気使用量の全量を表すロケーション基準においても、省エネおよび創エネに投資を行っていきます。
注釈
※1:ボランタリークレジット
企業や個人が自発的に購入するカーボンクレジットを指します。
当社では、VCS認証及びCCB認証のカーボンニュートラルガスを導入しています。
持続可能な社会へ向けて、VCS認証及びCCB認証のカーボンニュートラルガスを導入
※2:マーケット基準
企業が契約している電力メニューおよび購入した再生可能エネルギー証書の排出係数を使用する算定方法。再生可能エネルギーメニューを契約している場合、算定上0t-CO₂と表示できます。
※3:ロケーション基準
企業所在地の平均電力排出係数を使用して算出する方法。
使用電力全量を対象に算定し、自社発電の分は排出削減として差し引かれます。
電力会社からの電気購入の総量を示します。
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