GENNECT Space 導入ガイド

GENNECT Space 導入ガイド

測定データを1つのワークスペースに集める手順を紹介します。

計測データ統合を始めましょう

HIOKIの計測器から高精度なデータを取得し、分析から保存までを一貫して管理できます。測定信号を先進的な研究開発に必要な知見に変換できます。
このチュートリアルではGENNECT Spaceによる基本的なデータ収集の手順を説明します。
この導入ガイドは初めてのユーザーさま向けに作成されています。このチュートリアルを通して、基本的な測定設定を完了し、データを正しく保存できるようになります。

目次

データの保存後に、レビュー、分析、レポート作成、またはエクスポートが可能です。

1. 機器の準備

まず、計測機器が準備できていることを確認しましょう。

1. お持ちの計測器が対応しているか確認する
GENNECT Spaceの対応計測器を確認しましょう。
> 最新の対応機種

2. ファームウェアを更新する
計測器のファームウェアを最新版に更新してください。
> ファームウェアはコチラ

3. LAN接続の準備をする
PCとHIOKIの計測器をLANで接続します。LANケーブルやハブを準備しましょう。

2. GENNECT Spaceを準備する

my HIOKIアカウントを登録してGENNECT Spaceをダウンロードし、Windows® PCにインストールします。初めて使う場合は、サンプルデータもあわせて入手しておくと、データ操作をすぐに確認できます。
所要時間: 5 min

インストール方法
ダウンロードしたZipファイルを展開し、セットアップファイルを実行してください。

GENNECT Spaceのインストールが完了したら、ソフトウェアが起動します。

3. 計測器を接続する

対応するHIOKI計測器をPCと同じLANネットワークで接続し、GENNECT SpaceのInstrument画面で認識されていることを確認します。

注記: 複数の計測器での試験で時間を節約
GENNECT Spaceは最大30台の計測器を接続でき、一つのワークスペースで複数の計測器からデータを収集できます。これにより、特に異なる種類の計測器を使った大規模なテストや評価で、Excel®で個別のデータファイルを手動で結合する時間を削減できます。

設定例: 192.168.1.0/24 での機器のIP設定の例です。

 
項目機器設定
IPアドレスコンピューター192.168.1.1
計測器(1台目)192.168.1.2
計測器(2台目)192.168.1.3
計測器(3台目)192.168.1.4
サブネットマスク-----------255.255.255.0
デフォルトゲートウェイコンピューター--------
計測器0.0.0.0

次のスクリーンショットはWindows® 11のネットワーク設定方法を説明しています。
1. Windows®の[スタート]ボタンをクリックまたは右クリックし、[設定]を選択します。
2. 設定画面のサイドバーメニューから[ネットワークとインターネット]を選択します。
3. [Ethernet]を選択します。.

4. 接続されているイーサネットのプロパティを確認してください。IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの情報が表示されます。これらの設定を編集するには、[編集]をクリックしてください。

5. IPアドレスの設定を編集し、次に[保存]をクリックします。

4. ロギング条件を設定する

記録するチャネル、記録間隔、保存先、必要な表示パネルを設定します。

1. 新規ロギングプロジェクトのアイコンをクリックしてください。

2. 「新しいプロジェクト」が作成されたら、記録設定の歯車アイコンをクリックします。

3. 設定ガイドにはステップ1から4までが表示されます。
「計測器機登録」画面で、「検索」をクリックすると、LAN経由で接続された計測器の一覧が表示されます。最大30台まで接続可能です。

注記: デスクを離れずに設定を調整
評価中はテスト条件が頻繁に変わることがあります。入力レベルが変わると、測定範囲やその他の機器設定を調整する必要が生じます。GENNECT Spaceを使えば、試験室に戻ることなくPCからこれらの変更を行えます。これにより、セットアップの中断を減らし、評価作業をスムーズに進めることができます。

4. 「計測器設定」画面で、計測器本体の測定設定を構成します。これには、測定パラメータ、レンジ、トリガーなどの設定が含まれます。

5. 「チャネル選択」画面で、GENNECT Spaceで記録するチャネルを選択します。最大 3,000チャネルまで選択できます。

6. 「記録設定」画面で、記録間隔と記録時間を設定します。記録間隔は1ミリ秒から1分まで設定できます。計測器本体の記録間隔よりも速い間隔には設定できません。

5. 測定を開始する

信号の確認: 長期テストを開始する前に、データが正しく取得できていることを確認します。
[モニター開始]を押すと、リアルタイムに波形と数値を表示でき、設定や間隔が期待通りのデータを捉えているか確認できます。

記録の開始: 確認が完了したら、記録開始してロギングを始めます。

6. 記録データを保存する

測定を停止して記録したデータを保存します。保存後、[解析]に移動して波形の再生、CSVのエクスポート、画面のスクリーンショットの保存が可能です。 [保存] をクリックすると、記録結果と解析結果がプロジェクトに保存されます。

保存されたデータはGENNECTアイコンをクリックして確認できます。

以上で、基本的な測定フローは完了です。

GENNECT Spaceを今すぐ始める

計測器本体をお持ちでない場合は、サンプルデータで操作を確認し、実際の測定データを見ることができます。