プラスチック材料の体積抵抗率測定
プラスチック材料の体積抵抗率を測定することができます
■ポイント
超絶縁計SM-8220と平板試料用電極SME-8310を組み合わせて、プラスチック材料の体積抵抗率を測定することができます。
平板試料用電極SME-8310は、JIS K 6911-1995「熱硬化性プラスチック一般試験方法」に準拠していますので、抵抗読み値から簡単に体積抵抗率を求めることができます。
誘電吸収現象を考慮して、「1分値」にて体積抵抗を測定します。 (体積抵抗率Ωcm)=(SME-8310の電極定数19.6)/(平板材料の厚さcm)×(測定値)
※体積抵抗率:各辺1cmの立方体の相対する表面を電極とする2つの電極間の体積抵抗に等しい。
■取扱方法
平板試料用電極SME-8310の切り替えスイッチを「体積抵抗」にします。
平板試料を電極にセットします。
誘電吸収現象を考慮して、「1分値」にて体積抵抗を測定します。
(体積抵抗率Ωcm)=(SME-8310の電極定数19.6)/(平板材料の厚さcm)×(測定値)
JIS K 6911-1995「熱硬化性プラスチック一般試験方法」につきましては、お客様にてご確認ください。