トピックス 2025.04.28
インターナルカーボンプライシングを設定 ― 投資判断に環境コストを反映し、カーボンニュートラルの実現を加速 ―
HIOKI (日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、インターナルカーボンプライシング※(Internal Carbon Pricing:以下ICP)を導入することを決定しました。
当社は、持続可能な社会の実現に向けて、2022年2月に「サステナビリティ基本方針」と、CO2排出の目標である「HIOKI サステナビリティ宣言」を策定しました。「HIOKI サステナビリティ宣言」では、2025年(創業 90周年)までにスコープ1、スコープ2のカーボンニュートラル達成と、2035年(創業100周年)までにスコープ3のカーボンニュートラル達成を掲げています。
ICP導入は、こうした目標達成に向けた投資の意思決定をより迅速かつ確実なものにするため、社内での温室効果ガス排出量に対して明確なコストを設定し、環境負荷低減のための施策を加速させることを目的としています。
背景とICPの設定価格について
当社は2023年より、長野県の森林由来によるJ-クレジット(カーボンクレジット)を1トンあたり15,000円で毎年購入しており、これを社内ICPの基準として設定しました。
このICPを投資判断の指標の一つとして明確に位置づけることで、社内の各種プロジェクトや設備投資の判断において、CO₂排出量という観点からの意思決定を促進し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをさらに強化してまいります。
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