DISPlayコマンド(画面の切換え、波形表示など)


表示画面の切替と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:CHANge A$
:DISPlay:CHANge?

(応答)

A$
A$ = NONE, DISPlay, STATus, CHANnel, TRIGger, SHEEt, MEMOry, CALCulate, WCALC, FILE, PRINTer, SYSTem, COMMunicate, TERMinal, SETTing, INITialize, INFO, FILER


解 説


表示画面を切り替えます。
現在表示されている画面を、文字データで返します。

NONE  (表示画面なし)
DISPlay  (波形)
STATus  (ステータス)
CHANnel  (チャネル)
TRIGger  (トリガ)
SHEEt  (シート)
MEMOry  (メモリ分割)
CALCulate  (数値演算)
WCALC  (波形演算)
FILE  (保存)
PRINTer  (印刷)
SYSTem  (環境)
COMMunicate  (通信)
TERMinal  (外部端子)
SETTing  (設定条件)
INITialize  (初期化)
INFO  (構成一覧)
FILER  (ファイラー)



:DISPlay:CHANge DISPlay
:DISPlay:CHANge?
(応答)  :DISPLAY:CHANGE? DISPLAY  (ヘッダがONの場合)


注 記


ファンクションによって、切替可能な画面が異なります。
測定中は、NONEを指定することはできません。
画面を切り替える際、表示ページは1となります。表示ページを指定して画面を切り替える場合は、:DISPlay:PAGEコマンドを使用してください。


使用可能
条件


全ファンクション




波形表示色の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:DRAWing CH$,A$
:DISPlay:DRAWing? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1_1〜
A$ = OFF, C1〜C36


解 説


CH$で指定されたチャネルの波形表示色を設定します。
CH$で指定された波形表示色を文字データで返します。
A$にOFFを指定すると波形表示しません。

C1

C2

C3

C4

C5

C6

C7

C8

C9

C10

C11

C12

C13

C14

C15

C16

C17

C18

C19

C20

C21

C22

C23

C24

C25

C26

C27

C28

C29

C30

C31

C32

C33

C34

C35

C36



:DISPlay:DRAWing CH1_1,C1
:DISPlay:DRAWing? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:DRAWING CH1_1,C1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




FFTのゲージの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:FGAUge A,B
:DISPlay:FGAUge? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>
A = 1〜4 (グラフ番号)
B = 1〜8 (演算番号)


解 説


FFTの表示ゲージを設定します。
現在のFFTの表示ゲージを数値データで返します。



:DISPlay:FGAUge 1,1
:DISPlay:FGAUge? 1
(応答)  :DISPLAY:FGAUGE 1,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


FFT




波形表示するグラフの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:GRAPh A,B
:DISPlay:GRAPh? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>
A = 1〜32  (波形番号)
B = 1〜16  (グラフ番号)


解 説


指定された波形番号の波形を、どのグラフに表示するか設定します。
指定された波形番号の波形が、どのグラフに表示されているかNR1数値で返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:GRAPh 1,2
(1番の波形をグラフ2に表示します。)

:DISPlay:GRAPh? 1
(応答)  :DISPLAY:GRAPH 1,2  (ヘッダがONの場合)


注 記


画面分割の状況により、設定可能なグラフの最大値は変動します。


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




波形表示エリアのゲージの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:GAUGe A,CH$
:DISPlay:GAUGe? A

(応答)

A<NR1>,CH$
A = 1〜8
CH$ = CH1_1〜, Z1〜Z16


解 説


波形表示エリアのゲージを、グラフ番号とチャネルで設定します。
波形表示エリアのゲージ設定を文字データで返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:GAUGe 1,CH1_1
(グラフ1のゲージをCH1-1に設定します。)

:DISPlay:GAUGe? 1
(応答)  :DISPLAY:GAUGE 1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)


注 記


画面分割や、シートに対する表示チャネルの設定条件により、設定可能なチャネルは変動します。


使用可能
条件


全ファンクション




ロジック波形の表示色の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:LOGDraw CH$,N,A$
:DISPlay:LOGDraw? CH$,N

(応答)

CH$,N<NR1>,A$
CH$ = CHA〜  (ロジックチャネル)
N = 1〜4  (ロジック番号)
A$ = OFF, C1〜C36


解 説


CH$とNで指定されたロジックチャネルの波形表示色を設定します。
CH$とNで指定されたロジックチャネルの波形表示色を文字データで返します。
A$にOFFを指定すると波形表示しません。

C1

C2

C3

C4

C5

C6

C7

C8

C9

C10

C11

C12

C13

C14

C15

C16

C17

C18

C19

C20

C21

C22

C23

C24

C25

C26

C27

C28

C29

C30

C31

C32

C33

C34

C35

C36



:DISPlay:LOGDraw CHA,3,C1
:DISPlay:LOGDraw? CHA,3
(応答)  :DISPLAY:LOGDRAW CHA,3,C1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




ロジック波形の表示位置の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:LOGPosi CH$,A
:DISPlay:LOGPosi? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CHA〜
A = 0〜16


解 説


ロジック波形の波形表示位置を設定します。
現在のロジック波形の表示位置をNR1数値で返します。
Aに0をセットすると、ロジック波形の表示がOFFになります。



:DISPlay:LOGPosi CHA,3
:DISPlay:LOGPosi? CH$
(応答)  :DISPLAY:LOGPOSI CHA,3  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




FFT(ナイキスト)のゲージの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:NGAUge A,B
:DISPlay:NGAUge? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>
A = 1〜4 (グラフ番号)
B = 1〜8 (演算番号)


解 説


Aで指定したグラフ番号に対する、ゲージを設定します。
現在表示されているゲージを数値データで返します。



:DISPlay:NGAUge 1,1
:DISPlay:NGAUge? 1
(応答)  :DISPLAY:NGAUGE 1,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


FFT
ディスプレイがナイキスト表示のとき




表示ページの切替と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:PAGE A$,B
:DISPlay:PAGE?

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = NONE, DISPlay, STATus, CHANnel, TRIGger, SHEEt, MEMOry, CALCulate, WCALC, FILE, PRINTer, SYSTem, COMMunicate, TERMinal, SETTing, INITialize, INFO, FILER
B = 1〜


解 説


画面の表示ページを切り替えます。
現在の表示ページを文字列とNR1数値で返します。

画面

A$ (画面)の設定

B (ページ番号)の値

表示画面なし

NONE

1

波形

DISPlay

1

ステータス

STATus

1〜2

チャネル

CHANnel

1〜6

トリガ

TRIGger

1〜2(8860)
1〜3(8861)

シート

SHEEt

1〜4

メモリ分割

MEMOry

1

数値演算

CALCulate

1〜16

波形演算

WCALC

1〜3

保存

FILE

1〜2

印刷

PRINTer

1〜2

環境

SYSTem

1

通信

COMMunicate

1〜4

外部端子

TERMinal

1

設定条件

SETTing

1

初期化

INITialize

1

構成一覧

INFO

1

ファイラー

FILER

1




:DISPlay:PAGE STATus,2
:DISPlay:PAGE?
(応答)  :DISPLAY:PAGE STATUS,2  (ヘッダがONの場合)


注 記


ファンクションの設定により、切替可能な画面が異なります。
スタート中は、NONEを指定することはできません。


使用可能
条件


全ファンクション




表示波形の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:RMDIsplay A$
:CONFigure:RMDIsplay?

(応答)

A$
A$ = MEM, REC, R_M


解 説


リアルタイム、REC&MEMファンクションにおける表示波形の設定をします。
リアルタイム、REC&MEMファンクションにおける表示波形の設定を文字データで返します。

MEM  測定波形(リアルタイム)、MEM波形(REC&MEM)
REC  全体波形(リアルタイム)、REC波形(REC&MEM)
R_M  測定波形と全体波形(リアルタイム)、MEM波形とREC波形(REC&MEM)



:CONFigure:RMDIsplay MEM
:CONFigure:RMDIsplay?
(応答)  :CONFIGURE:RMDISPLAY MEM  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


REAL,REC&MEM




表示シートの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:SHEET A
:DISPlay:SHEET?

(応答)

A<NR1>
A = 1〜16


解 説


表示、または設定するシートを選択します。
現在表示されているシートをNR1数値で返します。



:DISPlay:SHEET 1
:DISPlay:SHEET?
(応答)  :DISPLAY:SHEET 1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




画面表示サイズの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:SIZE A$
:DISPlay:SIZE?

(応答)

A$
A$ = TYPE1, TYPE2, TYPE3, TYPE4


解 説


画面表示サイズを設定します。
現在の画面表示サイズを文字データで返します。

TYPE1  (波形表示)
TYPE2  (数値(注)、波形の分割表示)
TYPE3  (数値(注)、ゲージ、波形表示)
TYPE4  (数値(注)、ゲージ、波形の分割表示)



:DISPlay:SIZE TYPE1
:DISPlay:SIZE?
(応答)  :DISPLAY:SIZE TYPE1  (ヘッダがONの場合)


注 記


(注) 数値表示はA/B カーソルや数値演算が設定されているときのみ表示されます。
表示シートのスクロール方向や、波形表示種類の設定によっては、指定可能な画面サイズに制約があります。


使用可能
条件


全ファンクション




数値表示時の間引き設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:THINout A$
:DISPlay:THINout?

(応答)

A$
A$ = OFF, X1_2〜X1_1000


解 説


画面が数値で表示されているとき、数値の間引き率の設定をします。
現在の間引き率の設定を文字データで返します。
A$にOFFを設定すると、間引きを行いません。



:DISPlay:THINout X1_5
:DISPlay:THINout?
(応答)  :DISPLAY:THINOUT X1_5  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




画面更新の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:UPDAte A$
:DISPlay:UPDAte?

(応答)

A$
A$ = TRUE, FALSE


解 説


コマンドによって設定を変更したときに、設定項目を画面に反映させるかどうか設定します。
現在の画面更新の設定を、文字データで返します。

TRUE  (画面更新を行います。)
FALSE  (画面更新を行いません。)



:DISPlay:UPDAte FALSE
(これ以降のコマンドで、画面更新を行いません。)

:DISPlay:UPDAte?
(応答)  :DISPLAY:UPDATE FALSE  (ヘッダがONの場合)

:CONFigure:TDIV 10.0E-06
:CONFigure:SHOT 50
………………………
(各種設定を行います。但し画面には設定内容が反映されません。)

:DISPlay:UPDAte TRUE
(コマンド受信時に画面更新を行います。このコマンド以前に行った設定も画面に反映されます。)

:DISPlay:UPDAte?
(応答)  :DISPLAY:UPDATE TRUE  (ヘッダがONの場合)


注 記


コマンドを大量に送信し、画面更新が頻繁に行われて動作が遅くなる場合、A$にFALSEを指定すると、動作を改善することができます。
但し、設定内容が画面に反映されていなくても、内部の設定が変わっているので注意が必要です。


使用可能
条件


全ファンクション




バリアブル機能ON/OFFの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:VARIable CH$,A$
:DISPlay:VARIable? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1_1〜
A$ = OFF, ON


解 説


CH$で指定されたチャネルのバリアブル機能を設定します。
CH$で指定されたチャネルのバリアブル機能の設定を、文字データで返します。



:DISPlay:VARIable CH1_1,ON
:DISPlay:VARIable? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:VARIABLE CH1_1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




バリアブルレンジとポジションの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:VARIRng CH$,A,B
:DISPlay:VARIRng? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>,B<NR3>
CH$ = CH1_1〜
A = -9.9999E+29〜+9.9999E+29  (表示/DIV)
B = -9.9999E+29〜+9.9999E+29  (ゼロ位置%)


解 説


CH$で指定したチャネルのバリアブルレンジと、ポジションを指定します。
CH$で指定したチャネルの、現在のバリアブルレンジとポジションの値をNR3数値で返します。



:DISPlay:VARIRng CH1_1,2,30
:DISPlay:VARIRng? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:VARIRNG CH1_1,+2.0000E+00,+30.000E+00  (ヘッダがONの場合)


注 記


AとBの組合わせによっては、設定できない場合があります。


使用可能
条件


全ファンクション




バリアブル機能の上限値と下限値の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:VARIUPLOw CH$,A,B
:DISPlay:VARIUPLOw? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>,B<NR3>
CH$ = CH1_1〜
A = -9.9999E+29〜+9.9999E+29  (下限値)
B = -9.9999E+29〜+9.9999E+29  (上限値)


解 説


CH$で指定したチャネルのバリアブルの上限値と下限値を設定します。
CH$で指定したチャネルのバリアブルの上限値と下限値の設定をNR3数値で返します。



:DISPlay:VARIUPLOw CH1_1,-1.0E+00,1.0E+00
:DISPlay:VARIUPLOw? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:VARIUPLOW CH1_1,-1.0000E+00,+1.0000E+00  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




バーニア値の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:VERNier CH$,A
:DISPlay:VERNier? CH$

(応答)

CH$,A<NR2>
CH$ = CH1_1〜
A = 50.0〜200.0


解 説


CH$で指定したチャネルのバーニア値[%]を設定します。
CH$で指定したチャネルのバーニア値[%]をNR2数値で返します。



:DISPlay:VERNier CH1_1,100.0
:DISPlay:VERNier? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:VERNIER CH1_1,100.0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




特定の場所からの波形表示の実行

8860, 8861


構 文


(コマンド)


:DISPlay:VIEW A$

A$ = TRIG, SEARch, ACSR, BCSR, TOP, P1_4, P2_4, P3_4, END


解 説


特定の場所から波形の描画を実行します。

TRIG  トリガ位置
SEARch  検索位置
ACSR  Aカーソル位置
BCSR  Bカーソル位置
TOP  先頭位置
P1_4  記録長の25%位置
P2_4  記録長の50%位置
P3_4  記録長の75%位置
END  最後尾位置



:DISPlay:VIEW P1_4


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




画面分割パターンの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:VIEWPart A
:DISPlay:VIEWPart?

(応答)

A<NR1>
A = 1, 2


解 説


画面分割パターンを設定します。
現在の画面分割パターンの設定をNR1数値で返します。

1  (パターン1)
2  (パターン2)



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:CONFigure:FORMat TRI
(画面を3つに分割します。)

:DISPlay:VIEWPart 2
(画面分割パターンをパターン2にします。)

:DISPlay:VIEWPart?
(応答)  :DISPLAY:VIEWPART 2  (ヘッダがONの場合)


注 記


画面が3つ以上に分割されて表示されているときのみ有効です。


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




特定の場所からの波形表示の実行

8860, 8861


構 文


(コマンド)


:DISPlay:WAVE A$

A$ = ACUR, BCUR, TRIG, POINT


解 説


A$で指定された場所から波形を表示します。

ACUR  (Aカーソル[縦カーソル、またはトレースカーソル])
BCUR  (Bカーソル[縦カーソル、またはトレースカーソル])
TRIG  (トリガ・ポイント)
POINT  (:MEMory:POINtで指定した位置)



:DISPlay:WAVE ACUR


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




XY表示時のX軸チャネルの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XAXIs A,CH$
:DISPlay:XAXIs? A

(応答)

A<NR1>,CH$
A = 1〜8  (波形番号)
CH$ = CH1_1〜, Z1〜Z16


解 説


XY表示時のX軸チャネルを設定します。
XY表示時のX軸チャネルを文字データで返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:XAXIs 1,CH1_2
(1番の波形のX軸をチャネル1-2に設定します。)

:DISPlay:XAXIs? 1
(応答)  :DISPLAY:XAXIS 1,CH1_2  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM




時間軸方向の拡大・圧縮率の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XMAG A$(,B$)
:DISPlay:XMAG?

(応答)

A$(,B$)
A$, B$ = X10, X4, X2, X1, X1_2, X1_5, X1_10, X1_20, X1_50, X1_100, X1_200, X1_500, X1_1000, X1_2000, X1_5000, X1_10000, X1_20000, X1_50000, X1_100000, X1_200000, X1_500000
(B$: リアルタイムファンクション、REC&MEMファンクション時)


解 説


時間軸方向の波形の拡大・圧縮率を設定します。
現在の時間軸方向の拡大・圧縮率を文字データで返します。

リアルタイムファンクション、REC&MEMファンクション時は、A$とB$は下記のようになります。
A$: 全体波形、REC波形
B$: 測定波形、MEM波形



:DISPlay:XMAG X1_10
(時間軸の拡大・圧縮率を1/10倍にします。)

:DISPlay:XMAG?
(応答)  :DISPLAY:XMAG X1_10  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




XY波形の合成範囲の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XYARea A$
:DISPlay:XYARea?

(応答)

A$
A$ = ALL, A_B


解 説


XY波形の合成範囲を指定します。
現在のXY波形の合成範囲を文字データで返します。

ALL  (全波形)
A_B  (ABカーソル間)



:DISPlay:XYARea A_B
:DISPlay:XYARea?
(応答)  :DISPLAY:XYAREA A_B  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM




XY波形の表示色の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XYDRawing A,B$
:DISPlay:XYDRawing? A

(応答)

A<NR1>,B$
A = 1〜8  (波形番号)
B$ = OFF, C1〜C36


解 説


Aで指定したXY波形の表示色を設定します。
Aで指定したXY波形の表示色を文字データで返します。
B$にOFFを指定すると波形を表示しません。

C1

C2

C3

C4

C5

C6

C7

C8

C9

C10

C11

C12

C13

C14

C15

C16

C17

C18

C19

C20

C21

C22

C23

C24

C25

C26

C27

C28

C29

C30

C31

C32

C33

C34

C35

C36



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:XYDRawing 1,C1
(1番の波形の色をC1に設定します。)

:DISPlay:XYDRawing? 1
(応答)  :DISPLAY:XYDRAWING 1,C1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM




XY波形のゲージの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XYGAuge A,B
:DISPlay:XYGAuge? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>
A = 1〜4  (グラフ番号)
B = 1〜8  (XY波形番号)


解 説


Aで指定したグラフにどのXY波形のゲージを表示するか設定します。
Aで指定したグラフにどのXY波形のゲージが表示されているかNR1数値で返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:XYGAuge 1,3
(1番のグラフにXY波形3のゲージを表示します。)

:DISPlay:XYGAuge? 1
(応答)  :DISPLAY:XYGAUGE 1,3  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM
XY波形表示時




XY波形の表示グラフの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:XYGRaph A,B
:DISPlay:XYGRaph? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>
A = 1〜8  (波形番号)
B = 1〜4  (グラフ番号)


解 説


Aで指定したXY波形をどのグラフに表示するか設定します。
Aで指定したXY波形がどのグラフに表示されているかNR1数値で返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:XYGRaph 1,3
(1番の波形をグラフ3に表示します。)

:DISPlay:XYGRaph? 1
(応答)  :DISPLAY:XYGRAPH 1,3  (ヘッダがONの場合)


注 記


画面分割の設定により、設定可能なグラフ番号の最大値は変動します。


使用可能
条件


MEM
XY波形表示時




XY表示時のY軸チャネルの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:YAXIs A,CH$
:DISPlay:YAXIs? A

(応答)

A<NR1>,CH$
A = 1〜8  (波形番号)
CH$= CH1_1〜, Z1〜Z16


解 説


XY表示時のY軸のチャネルを設定します。
XY表示時のY軸のチャネルを文字データで返します。



:DISPlay:SHEET 1
(表示シートをシート1に切り替えます。)

:DISPlay:YAXIs 1,CH1_2
(1番の波形のY軸をチャネル1-2に設定します。)

:DISPlay:YAXIs? 1
(応答)  :DISPLAY:YAXIS 1,CH1_2  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM




電圧軸方向への拡大・圧縮率の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:YMAG CH$,A$
:DISPlay:YMAG? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1_1〜
A$ = X1_10, X1_5, X1_2, X1, X2, X5, X10, X20, X50, X100


解 説


CH$で指定されたチャネルの電圧軸方向への拡大・圧縮率を設定します。
CH$で指定されたチャネルの電圧軸方向への拡大・圧縮率を文字データで返します。



:DISPlay:YMAG CH1_1,X2
(チャネル1-1の電圧軸倍率を2倍にします。)

:DISPlay:YMAG? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:YMAG CH1_1,X2  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, REAL, REC&MEM




ズーム機能のON/OFFの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:ZOOM A$
:DISPlay:ZOOM?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


ズーム機能ON/OFFの設定をします。
現在のズーム機能の設定を文字データで返します。



:DISPlay:ZOOM ON
:DISPlay:ZOOM?
(応答)  :DISPLAY:ZOOM ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM,REC&MEM




ズーム機能使用時における時間軸方向の拡大・圧縮率の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DISPlay:ZOOMMag A$
:DISPlay:ZOOMMag?

(応答)

A$
A$ = X10, X4, X2, X1, X1_2, X1_5, X1_10, X1_20, X1_50, X1_100, X1_200, X1_500, X1_1000, X1_2000, X1_5000, X1_10000, X1_20000, X1_50000, X1_100000, X1_200000


解 説


ズーム機能使用時における、下画面のズーム波形の拡大・圧縮率を設定します。
ズーム機能使用時における、下画面のズーム波形の拡大・圧縮率を文字データで返します。



:DISPlay:ZOOM ON
(ズーム機能を有効にします。)

:DISPlay:ZOOMMag X1_100
(時間軸方向の倍率を1/100倍にします。)

:DISPlay:ZOOMMag?
(応答)  :DISPLAY:ZOOMMAG X1_100  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM,REC&MEM