SEARchコマンド(検索)


検索の実行


構 文


(コマンド)


:SEARch:EXEC (A$)

A$ = NEXT (省略可能)


解 説


検索を実行します。
A$にNEXTを指定すると、検索条件に合致した次のポイントを検索します。



:SEARch:EXEC;*WAI


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




トリガサーチにおけるフィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:FILTer CH$,A
:SEARch:FILTer? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, LA〜LB, L1〜L4, W1_1〜W4_2
A = 0, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000


解 説


トリガサーチにおけるフィルタ幅 (sample) を設定します。
トリガサーチにおけるフィルタ幅の設定を数値データで返します。

Aに0を指定すると、フィルタはOFFになります。



:SEARch:FILTer CH1_1,10
:SEARch:FILTer? CH1_1
(応答)  :SEARCH:FILTER CH1_1,10  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




検索位置の波形を表示する


構 文


(コマンド)


:SEARch:JUMP


解 説


検索位置の波形を表示します。



:SEARch:JUMP


注 記


-


使用可能
条件


予め波形検索が実行されていること
V2.00以降




検索種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:KIND CH$,A$
:SEARch:KIND? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
A$ = OFF, LEVEl, IN, OUT


解 説


CH$で指定したチャネルの検索の種類を設定します。
CH$で指定したチャネルの検索の種類の設定を文字データで返します。

OFF (OFF)
LEVEl (レベル)
IN (ウィンドウ・イン)
OUT (ウィンドウ・アウト)



:SEARch:KIND CH1_1,LEVEl
:SEARch:KIND? CH1_1
(応答)  :SEARCH:KIND CH1_1,LEVEL  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




トリガレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:LEVEl CH$,A
:SEARch:LEVEl? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
A = トリガレベル


解 説


トリガレベルの設定をします。
トリガレベルを数値データで返します。



:SEARch:LEVEl CH1_1,+1.0000E-03
:SEARch:LEVEl? CH1_1
(応答)  :SEARCH:LEVEL CH1_1,+1.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




ロジックトリガのトリガ条件AND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:LOGAnd CH$,A$
:SEARch:LOGAnd? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = LA〜LB, L1〜L4
A$ = OFF, OR, AND


解 説


ロジックトリガのトリガ条件を設定します。
ロジックトリガのトリガ条件を文字データで返します。

OFF  (トリガOFF)
OR  (論理和)
AND  (論理積)



:SEARch:LOGAnd LA,AND
:SEARch:LOGAnd? LA
(応答)  :SEARCH:LOGAND LA,AND  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




ロジックトリガのパターンの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:LOGPat CH$,"A$"
:SEARch:LOGPat? CH$

(応答)

CH$,"A$"
CH$ = LA〜LB, L1〜L4
A$ = (トリガ・パターン: X, 0, 1)


解 説


ロジックトリガのトリガ・パターンを設定します
ロジックトリガのトリガ・パターンを文字データで返します。

X  (信号を無視します。)
0  (LOWレベルの信号でトリガがかかります。)
1  (HIGHレベルの信号でトリガがかかります。)



:SEARch:LOGPat LA,"X010"
:SEARch:LOGPat? LA
(応答)  :SEARCH:LOGPAT LA,"X010"  (ヘッダがONの場合)

:SEARch:LOGPat L1,"XXXX00001111XXXX"
:SEARch:LOGPat? L1
(応答)  :SEARCH:LOGPAT L1,"XXXX00001111XXXX"  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




ウインドウ・イン/アウトトリガの下限レベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:LOWEr CH$,A
:SEARch:LOWEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
A = 下限レベル


解 説


ウインドウ・イン/アウトトリガの下限レベルの設定をします。
ウインドウ・イン/アウトトリガの下限レベルを返します。



:SEARch:LOWEr CH1_1,-1.0000E-03
:SEARch:LOWEr? CH1_1
(応答)  :SEARCH:LOWER CH1_1,-1.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




検索方法の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:METHod A$
:SEARch:METHod?

(応答)

A$
A$ = TRIGger, PEAK


解 説


検索方法の設定をします。
設定されている検索方法を文字データで返します。

TRIGger  トリガ
PEAK  ピーク



:SEARch:METHod PEAK
:SEARch:METHod?
(応答)  :SEARCH:METHOD PEAK  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




ピークサーチ方法の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:PEAK A$
:SEARch:PEAK?

(応答)

A$
A$ = MAX, MIN, LMAX, LMIN


解 説


ピークサーチにおける検索方法を設定します。
ピークサーチにおける検索方法を文字データで返します。

MAX  (最大値)
MIN  (最小値)
LMAX  (極大値)
LMIN  (極小値)



:SEARch:PEAK MAX
:SEARch:PEAK?
(応答)  :SEARCH:PEAK MAX  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




ピーク検索チャネルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:PKCH CH$
:SEARch:PKCH?

(応答)

CH$
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST


解 説


ピーク検索チャネルの設定をします。
ピーク検索チャネルの設定を文字データで返します。



:SEARch:PKCH CH1_1
:SEARch:PKCH?
(応答)  :SEARCH:PKCH CH1_1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




ピーク検索フィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:PKFLt A
:SEARch:PKFLt?

(応答)

A<NR1>
A = 0, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000


解 説


ピーク検索時のフィルタ (sample) を設定します。
ピーク検索時のフィルタ設定をNR1数値で返します。



:SEARch:PKFLt 10
:SEARch:PKFLt?
(応答)  :SEARCH:PKFLT 10  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




検索ポジションの問合せ


構 文


(クエリ)


:SEARch:POSition?

(応答)

A<NR1>
A = データポジション


解 説


検索を実行したときの検索ポイントをNR1数値で返します。



:SEARch:POSition?
(応答)  :SEARCH:POSITION 600  (ヘッダがONの場合)


注 記


Aの値は下記のようになります。

A >= 0 : 検索ポジション
A = -1 : 検索ポイントが見つからなかった
A = -2 : 検索が中止された
A = -3 : 検索条件エラー


使用可能
条件


V2.00以降




検索範囲の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:RANGe A$
:SEARch:RANGe?

(応答)

A$
A$ = WHOLe, A_B, C_D


解 説


検索範囲を設定します。
検索範囲を文字データで返します。

WHOLe  (全体)
A_B  (ABカーソル間)
C_D  (CDカーソル間)



:SEARch:RANGe WHOLe
:SEARch:RANGe?
(応答)  :SEARCH:RANGE WHOLE  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降




トリガスロープの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:SLOPe CH$,A$
:SEARch:SLOPe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
A$ = UP, DOWN


解 説


トリガスロープを設定します。
トリガスロープの設定を文字データで返します。

UP  (立ち上がり)
DOWN  (立ち下がり)



:SEARch:SLOPe CH1_1,UP
:SEARch:SLOPe? CH1_1
(応答)  :SEARCH:SLOPE CH1_1,UP  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




トリガ検索チャネルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:TGCH CH$
:SEARch:TGCH?

(応答)

CH$
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, LA〜LB, L1〜L4, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST


解 説


トリガ検索チャネルの設定をします。
トリガ検索チャネルを文字データで返します。



:SEARch:TGCH CH1_1
:SEARch:TGCH?
(応答)  :SEARCH:TGCH CH1_1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




ウインドウ・イン/アウトトリガの上限値の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:SEARch:UPPEr CH$,A
:SEARch:UPPEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
A = 上限レベル


解 説


ウインドウ・イン/アウトトリガの上限レベルの設定をします。
ウインドウ・イン/アウトトリガの上限レベルをNR3数値で返します。



:SEARch:UPPEr CH1_1,+1.0000E-03
:SEARch:UPPEr? CH1_1
(応答)  :SEARCH:UPPER CH1_1,+1.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


V2.00以降
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。