画面表示 (DISPlay)


表示画面の切り替えと問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:CHANge A$,(B$,C$)

:DISPlay:CHANge?

(応答)

A$(,B$,C$)

解説

表示画面を指定した画面に切り替えます。
現在表示している画面を返します。
各パラメータと画面の対応は以下のようになっています。
中項目、小項目は省略することができます。その場合、指定した項目の中で最後に表示されていた画面に移動します。

A$(大項目) B$(中項目) C$(小項目) 本体画面表示
WAVE - - 波形画面
SET UNIT - 設定画面>ユニット
MEAS RECORD 設定画面>測定>記録
A_SAVE 設定画面>測定>自動保存
M_SAVE 設定画面>測定>手動保存
DISPLAY 設定画面>測定>表示
SETTING 設定画面>測定>設定リスト
CAN 設定画面>測定>CAN
CHANNEL INDIVIDUAL 設定画面>チャネル>個別設定
UNIT1~UNIT4 設定画面>チャネル>各直結ユニット設定
REMOTE1~REMOTE7 設定画面>チャネル>各無線ユニット設定
PULSE 設定画面>チャネル>パルス設定
TRIG COMMON 設定画面>トリガ>共通設定
UNIT1~UNIT4 設定画面>トリガ>各直結ユニット
REMOTE1~REMOTE7 設定画面>トリガ>各無線ユニット
PULSE 設定画面>トリガ>パルス
W_CALC 設定画面>トリガ>波形演算
CAN 設定画面>トリガ>CAN
ALARM COMMON 設定画面>警報>共通設定
ALARM1_8 設定画面>警報>警報1-8
UNIT1~UNIT4 設定画面>警報>各直結ユニット
REMOTE1~REMOTE7 設定画面>警報>各無線ユニット
PULSE 設定画面>警報>パルス
W_CALC 設定画面>警報>波形演算
CAN 設定画面>警報>CAN
CALC NUMERICAL 設定画面>演算>数値演算
WAVEFORM 設定画面>演算>波形演算
XY 設定画面>演算>X-Y合成
SYSTEM ENVIRONMENT 設定画面>システム>環境
INTERFACE 設定画面>システム>通信
EXTERNAL 設定画面>システム>外部端子
FILE SD - ファイル>SD
USB - ファイル>USB
MONITOR - - モニタ画面
QSET - - クイックセット画面
*クエリのみ

:DISPlay:CHANge WAVE
:DISPlay:CHANge?
(応答)  :DISPLAY:CHANGE WAVE  (ヘッダがONの場合)

注記

測定中は、画面を切り替えることができません。
接続していないユニット画面には移動できません。

使用可能
条件

-




ゲージの数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:GAUGe A$

:DISPlay:GAUGe?

(応答)

A$

A$ = OFF, ONE, TWO

解説

ゲージの数の設定をします。
現在のゲージの数の設定を返します。

OFF  ゲージを使用しません。
ONE  ゲージAのみ使用します。
TWO  ゲージAB両方使用します。

:DISPlay:GAUGe TWO
:DISPlay:GAUGe?
(応答)  :DISPLAY:GAUGE TWO  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ゲージのチャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:GCHAn A$,ch$

:DISPlay:GCHAn? A$

(応答)

A$,ch$

A$ = GAUGEA, GAUGEB
ch$ = ,,

解説

ゲージのチャネルの設定をします。
現在のゲージのチャネルの設定を返します。

GAUGEA  ゲージA
GAUGEB  ゲージB

:DISPlay:GCHAn GAUGEA,CH1_1
:DISPlay:GCHAn? GAUGEA
(応答)  :DISPLAY:GCHAN GAUGEA,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

対象の測定チャネルがONの場合、設定することができます。




イベントマークの挿入

構文

(コマンド)


:DISPlay:MARK

解説

イベントマークを挿入します。

:DISPlay:MARK

注記

-

使用可能
条件

スタート動作中であること。




イベントマーク数の問い合わせ

構文

(クエリ)


:DISPlay:MARK?

(応答)

A<NR1>

A = 0~1000

解説

イベントマークの総数を返します。

:DISPlay:MARK?
(応答)  :DISPLAY:MARK 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




イベントマークへのジャンプ

構文

(コマンド)


:DISPlay:MARKJump A

A = 1~イベントマーク数

解説

指定したイベントマークから波形を表示します。

:DISPlay:MARKJump 10

注記

-

使用可能
条件

-




イベントマークのデータ番号問い合わせ

構文

(クエリ)


:DISPlay:MARKJump? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1~イベントマーク数
B = データ番号

解説

指定したイベントマークのデータ番号を返します。

:DISPlay:MARKJump? 10
(応答)  :DISPLAY:MARKJUMP 10,500  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




画面更新の設定

構文

(コマンド)


:DISPlay:UPDAte A$

A$ = TRUE, FALSe, REFResh

解説

測定中の画面更新を行うかどうか設定します。

TRUE 画面更新を行います
FALSe 画面更新を行いません
REFResh コマンド送信時、画面の更新をします

:DISPlay:UPDAte FALSe

注記

測定中は、画面更新の設定をすることはできません。
A$ = REFReshは、測定中かつ、画面更新を行わない設定の場合のみ使用できます。
画面更新をOFFにすることで、通信コマンドによる高速なデータ取得が可能になる場合があります。

使用可能
条件

-




波形表示の実行

構文

(コマンド)


:DISPlay:WAVE A$

A$ = ACUR,TRIG,POINT

解説

波形表示画面上の指定した位置から波形を表示します。

ACUR Aカーソルの位置(カーソル表示:ON、カーソル種類:縦軸時のみ有効)
TRIG トリガポイント
POINT :MEMory:POINtで指定したストレージポイント

:DISPlay:WAVE ACUR

注記

-

使用可能
条件

-




小数点以下の桁数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)








(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:DIGIt ch$,A

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:DIGIt pls$,A

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:DIGIt w$,A

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:DIGIt? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:DIGIt? pls$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:DIGIt? w$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A

【パルス波形表示】
pls$,A

【波形演算波形表示】
w$,A

ch$ =
pls$ =
w$ =
A = 0~10

解説

指定したチャネルの小数点以下の桁数を設定します。
指定したチャネルの現在の小数点以下の桁数を返します。

:DISPlay:ANALog:DIGIt CH1_1,1
:DISPlay:ANALog:DIGIt? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:DIGIT CH1_1,1  (ヘッダがONの場合)

注記

パルスチャネルの入力種類がロジックの場合、コマンドエラーになります。

使用可能
条件

-




波形表示色の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)















(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:DRAWing ch$,A$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:DRAWing pls$,A$

【警報波形表示】
:DISPlay:ALARm:DRAWing alm$,A$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:DRAWing w$,A$

【X-Y合成波形表示】
:DISPlay:XY:DRAWing xy$,A$

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:DRAWing? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:DRAWing? pls$

【警報波形表示】
:DISPlay:ALARm:DRAWing? alm$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:DRAWing? w$

【X-Y合成波形表示】
:DISPlay:XY:DRAWing? xy$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A$

【パルス波形表示】
pls$,A$

【警報波形表示】
alm$,A$

【波形演算波形表示】
w$,A$

【X-Y合成波形表示】
xy$,A$

ch$ =
pls$ =
alm$ =
w$ =
xy$ =
A$ = OFF,C1~C24

解説

指定したチャネルの波形表示色を設定します。
指定したチャネルの現在の波形表示色を返します。

色番号と表示色の関係は次のようになります。

C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8
C9 C10 C11 C12 C13 C14 C15 C16
C17 C18 C19 C20 C21 C22 C23 C24

:DISPlay:ANALog:DRAWing CH1_1,C1
:DISPlay:ANALog:DRAWing? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:DRAWING CH1_1,C1  (ヘッダがONの場合)

注記

下記の従来コマンドによる設定、問い合わせも可能。
:DISPlay:DRAWing ch$,A$ / :DISPlay:DRAWing? ch$
:DISPlay:PDRAWing pls$,A$ / :DISPlay:PDRAWing? pls$
:DISPlay:ADRAWing alm$,A$ / :DISPlay:ADRAWing? alm$
:DISPlay:WDRAWing w$,A$ / :DISPlay:WDRAWing? w$

使用可能
条件

-




表示するチャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)















(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:USECh ch$,A$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:USECh pls$,A$

【警報波形表示】
:DISPlay:ALARm:USECh alm$,A$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:USECh w$,A$

【X-Y合成波形表示】
:DISPlay:XY:USECh xy$,A$

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:USECh? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:USECh? pls$

【警報波形表示】
:DISPlay:ALARm:USECh? alm$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:USECh? w$

【X-Y合成波形表示】
:DISPlay:XY:USECh? xy$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A$

【パルス波形表示】
pls$,A$

【警報波形表示】
alm$,A$

【波形演算波形表示】
w$,A$

【X-Y合成波形表示】
xy$,A$

ch$ =
pls$ =
alm$ =
w$ =
xy$ =
A$ = OFF, ON

解説

指定したチャネルの波形表示を設定します。
指定したチャネルの現在の波形表示の設定を返します。

OFF 波形を非表示にします
ON 波形を表示します

:DISPlay:ANALog:USECh CH1_1,ON
:DISPlay:ANALog:USECh? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:USECH CH1_1,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

下記の従来コマンドによる設定、問い合わせも可能。
:DISPlay:USECh ch$,A$ / :DISPlay:USECh? ch$
:DISPlay:AUSECh alm$,A$ / :DISPlay:AUSECh? alm$
:DISPlay:WUSECh w$,A$ / :DISPlay:WUSECh? w$

使用可能
条件

-




波形表示の上下限機能の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)





(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:VARIable ch$,A$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:VARIable pls$,A$

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:VARIable? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:VARIable? pls$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A$

【パルス波形表示】
pls$,A$

ch$ =
pls$ =
A$ = OFF, ON

解説

指定したチャネルの上下限機能を設定します。
指定したチャネルの現在の上下限機能の設定を返します。

OFF 位置で設定
ON 上下限値で設定

:DISPlay:ANALog:VARIable CH1_1,ON
:DISPlay:ANALog:VARIable? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:VARIABLE CH1_1,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

【パルス波形表示】
指定したパルスの入力種類が回転数以外の場合、設定を変更することはできません。
下記の従来コマンドによる設定、問い合わせも可能。
:DISPlay:VARIable ch$,A$ / :DISPlay:VARIable? ch$
:DISPlay:PVARIable pls$,A$ / :DISPlay:PVARIable? pls$

使用可能
条件

-




波形表示の上下限値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)








(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:VARIUPLOw ch$,A,B

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:VARIUPLOw pls$,A,B

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:VARIUPLOw w$,A,B

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:VARIUPLOw? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:VARIUPLOw? pls$

【波形演算波形表示】
:DISPlay:CALCulate:VARIUPLOw? w$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A<NR3>,B<NR3> (小数点以下4桁)

【パルス波形表示】
pls$,A<NR3>,B<NR3> (小数点以下4桁)

【波形演算波形表示】
w$,A<NR3>,B<NR3> (小数点以下4桁)

ch$ =
pls$ =
w$ =
A = -9.9999E+29~9.9999E+29 (上限値)
B = -9.9999E+29~9.9999E+29 (下限値)

解説

指定したチャネルの上下限値を設定します。
指定したチャネルの現在の上下限値を返します。

:DISPlay:ANALog:VARIUPLOw CH1_1,100,-100
:DISPlay:ANALog:VARIUPLOw? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:VARIUPLOW CH1_1,1,+1.0000E+02,-1.0000E+02  (ヘッダがONの場合)

注記

下記の従来コマンドによる設定、問い合わせも可能。
:DISPlay:VARIUPLOw ch$,A,B / :DISPlay:VARIUPLOw? ch$
:DISPlay:PVARIUPLOw pls$,A,B / :DISPlay:PVARIUPLOw? pls$
:DISPlay:WVARIUPLOw w$,A,B / :DISPlay:WVARIUPLOw? w$

使用可能
条件

-




XYゲージの表示の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:XY:GAUGe A$

:DISPlay:XY:GAUGe?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON


解説

XYゲージの表示の設定をします。
現在のXYゲージの表示の設定を返します。

:DISPlay:XY:GAUGe ON
:DISPlay:XY:GAUGe?
(応答)  :DISPLAY:XY:GAUGE ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




XYゲージのチャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:XY:GCHAn xy$

:DISPlay:XY:GCHAn?

(応答)

xy$

xy$ =


解説

XYゲージのチャネルの設定をします。
現在のXYゲージのチャネルの設定を返します。

:DISPlay:XY:GCHAn XY1
:DISPlay:XY:GCHAn?
(応答)  :DISPLAY:XY:GCHAn XY1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

対象のチャネルがONの場合、設定することができます。




X軸チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:XY:XAXIs xy$,ch$

:DISPlay:XY:XAXIs? xy$

(応答)

xy$,ch$

xy$ =
ch$ = ,,


解説

X軸のチャネルの設定をします。
現在のX軸のチャネル設定を返します。

:DISPlay:XY:XAXIs XY1,CH1_1
:DISPlay:XY:XAXIs? XY1
(応答)  :DISPLAY:XY:XAXIS XY1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




Y軸チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:DISPlay:XY:YAXIs xy$,ch$

:DISPlay:XY:YAXIs? xy$

(応答)

xy$,ch$

xy$ =
ch$ = ,,


解説

Y軸のチャネルの設定をします。
現在のY軸のチャネル設定を返します。

:DISPlay:XY:YAXIs XY1,CH1_1
:DISPlay:XY:YAXIs? XY1
(応答)  :DISPLAY:XY:YAXIS XY1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形の電圧軸方向に対する拡大・圧縮率の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)





(クエリ)


【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:YMAG ch$,A$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:YMAG pls$,A$

【アナログ波形表示】
:DISPlay:ANALog:YMAG? ch$

【パルス波形表示】
:DISPlay:PULSe:YMAG? pls$

(応答)

【アナログ波形表示】
ch$,A$

【パルス波形表示】
pls$,A$

ch$ =
pls$ =
A$ = X1_2, X1, X2, X5, X10, X20, X50, X100

解説

指定したチャネルの電圧軸方向に対する拡大・圧縮率を設定します。
指定したチャネルの現在の電圧軸方向に対する拡大・圧縮率を返します。

:DISPlay:ANALog:YMAG CH1_1,X2
:DISPlay:ANALog:YMAG? CH1_1
(応答)  :DISPLAY:ANALOG:YMAG CH1_1,X2  (ヘッダがONの場合)

注記

下記の従来コマンドによる設定、問い合わせも可能。
:DISPlay:YMAG ch$,A,B / :DISPlay:YMAG? ch$
:DISPlay:PYMAG pls$,A,B / :DISPlay:PYMAG? pls$

使用可能
条件

-