CONFigureコマンド(時間軸レンジ、記録長等の設定と問合せ)


自動プリントの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:ATPRint A$
:CONFigure:ATPRint?

(応答)

A$
A$:OFF, WAVE, MEAS, W_M


解 説


自動プリント機能の出力を指定します。
現在の出力の設定を文字データで返します。

OFF  自動プリントしません。
WAVE  測定後、波形を印刷します。
MEAS  測定後、演算結果を印刷します。
W_M  測定後、波形と演算結果を印刷します。



:CONFigure:ATPRint WAVE
:CONFigure:ATPRint?
(応答)  :CONFIGURE:ATPRINT WAVE  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


ハイスピード
プリンタ装着時




自動保存の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:ATSAve A$(,"B$")
:CONFigure:ATSAve?

(応答)

A$(,B$)
A$:OFF, BIN, CSV, MEAS, BIN_MEAS, CSV_MEAS
B$:ファイル名(全角 4文字、半角 8文字)


解 説


保存機能の設定をします。
現在の保存機能の設定を文字データで返します。

OFF  自動保存しません。(B$は省略)
BIN  メディアにバイナリ形式で保存します。
CSV  メディアにCSV形式で保存します。
BIN_MEAS  メディアにバイナリ形式と数値演算結果を保存します。
CSV_MEAS  メディアに数値演算結果を保存します。



:CONFigure:ATSAve BIN,"ABCDEF"
:CONFigure:ATSAve?
(応答)  :CONFIGURE:ATSAVE BIN,"ABCDEF"  (ヘッダがONの場合)


注 記


A$=OFFのときは、B$を省略してください。

ファンクションにより保存動作が異なります。
ハイスピードファンクション   測定が終了した後、外部メディアに保存します。(自動保存)
リアルタイムファンクション   サンプリングと同時に外部メディアに保存します。(リアルタイム保存)


使用可能
条件


全ファンクション




エンベローブモードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:ENVElope A$
:CONFigure:ENVElope?

(応答)

A$
A$:ON, OFF


解 説


エンベロープのON/OFFの設定をします。
現在のエンベロープの設定を文字データで返します。



:CONFigure:ENVElope ON
:CONFigure:ENVElope?
(応答)  :CONFIGURE:ENVELOPE OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




フォーマットの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:FORMat A$
:CONFigure:FORMat?

(応答)

A$
A$:SINGle, DUAL, QUAD, XYDot, XYLine


解 説


画面分割形式の設定をします。
現在の画面分割形式を、文字データで返します。

ファンクションにより設定できる値が変わります。
ハイスピード: SINGle, DUAL, QUAD, XYDot, XYLine
リアルタイム: SINGle, DUAL, QUAD

SINGle  1画面
DUAL  2画面
QUAD  4画面
XYDot  X-Y ドット
XYLine  X-Y ライン



:CONFigure:FORMat DUAL
(画面を2分割します。)

:CONFigure:FORMat?
(応答)  :CONFIGURE:FORMAT DUAL  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




プリンタ出力の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:PRINt A$
:CONFigure:PRINt?

(応答)

A$
A$:OFF, WAVE, MEAS, W_M


解 説


リアルタイムプリントの設定をします。
現在のリアルタイムプリントの設定を文字データで返します。

OFF  リアルタイムプリントしません。
WAVE  サンプリングと同時に波形を印刷します。
MEAS  測定後に演算結果を印刷します。
W_M  サンプリングと同時に波形を印刷し、測定後に演算結果を印刷します。



:CONFigure:PRINt WAVE
:CONFigure:PRINt?
(応答)  :CONFIGURE:PRINT WAVE  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム
プリンタ装着時




記録時間の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:RECTime day,hour,min,sec
:CONFigure:RECTime?

(応答)

day,hour,min,secすべて<NR1>
day<NR1>: 0〜694(日)
hour<NR1>: 0〜23(時)
min<NR1>: 0〜59(分)
sec<NR1>:0〜59(秒)
0, 0, 0, 0で連続


解 説


記録時間を設定します。
現在の記録時間の設定をNR1数値で返します。



:CONFigure:RECTime 0,0,0,10
(記録時間を10秒に設定します。)

:CONFigure:RECTime?
(応答)  :CONFIGURE:RECTIME 0,0,0,10  (ヘッダがONの場合)


注 記


サンプリング速度の設定値により、記録時間の設定が制限される場合があります。
ハイスピードファンクションの記録長の設定は:CONFigure:SHOTとなります。


使用可能
条件


リアルタイム




サンプリング速度の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAMPle A
:CONFigure:SAMPle

(応答)

A<NR3>
A:<NR3> 1E-06 〜 6E+01


解 説


ストレージのサンプリング速度を設定します。
現在のストレージのサンプリング速度をNR3数値で返します。

ファンクションにより、設定できるサンプリング速度が変わります。
ハイスピードファンクション  1E-06 〜 1E-03
リアルタイムファンクション  1E-04 〜 6E+01




:CONFigure:SAMPle 1E-04
:CONFigure:SAMPle?
(応答)  :CONFIGURE:SAMPLE +1.0000E-04  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定にない値を指定した場合、設定しようとした値よりも高いレンジが存在するときは、最も近いレンジに設定されます。


使用可能
条件


全ファンクション




小数点記号の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVEDeci A$
:CONFigure:SAVEDeci?

(応答)

A$
A$:PERIOD, COMMA


解 説


小数点記号の設定をします。
現在の小数点記号の設定を、文字データで返します。

PERIOD  ピリオド
COMMA  カンマ



:CONFigure:SAVEDeci PERIOD
:CONFigure:SAVEDeci?
(応答)  :CONFIGURE:SAVEDECI PERIOD  (ヘッダがONの場合)


注 記


区切り記号がCOMMAの時は、小数点記号をCOMMAに設定できません。


使用可能
条件


全ファンクション




分割保存種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVEKind A$
:CONFigure:SAVEKind?

(応答)

A$
A$:NORMal, DIVide, REGUlarly


解 説


自動保存機能の分割の設定をします。
現在の分割の設定を、文字データで返します。

NORMal
1回の測定ごとに保存します。
DIVide
指定した時間分ごとに保存します。
REGularly
指定した区切り時刻から、指定した分割時間分ごとに保存します。



:CONFigure:SAVEKind NORMal
:CONFigure:SAVEKind?
(応答)  :CONFIGURE:SAVEKIND NORMAL  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




分割保存、区切りの時間の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVELen day,hour,min
:CONFigure:SAVELen?

(応答)

day,hour,minすべて<NR1>
day<NR1>:0〜30(日)
hour<NR1>:0〜23(時)
min<NR1>:0〜59(分)


解 説


自動保存機能の分割長を設定します。
現在の分割長の設定をNR1数値で返します。



:CONFigure:SAVELen 0,1,0
(分割長を1時間に設定します。)

:CONFigure:SAVELen?
(応答)  :CONFIGURE:SAVELEN 0,1,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


:CONFigure:SAVELen 0,0,0の場合、分割長を1分に設定します。


使用可能
条件


リアルタイム




リアルタイム保存モードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVEMode A$
:CONFigure:SAVEMode?

(応答)

A$
A$:FILEfull, REMove


解 説


自動保存機能の削除モードの設定をします。
現在の削除モードの設定を文字データで返します。

FILEfull  削除保存、OFF
REMove  削除保存、ON



:CONFigure:SAVEMode FILEfull
:CONFigure:SAVEMode?
(応答)  :CONFIGURE:SAVEMODE FILEFULL  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




優先保存先の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVEPri A$
:CONFigure:SAVEPri?

(応答)

A$
A$:CF, USB


解 説


自動保存機能の優先保存先を設定をします。
現在の優先保存先の設定を文字データで返します。



:CONFigure:SAVEPri CF
:CONFigure:SAVEPri?
(応答)  :CONFIGURE:SAVEPRI CF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




分割保存の定時区切り基準時刻の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVEReg hour,min
:CONFigure:SAVEReg?

(応答)

hour,minすべて<NR1>
hour<NR1>:0〜23(時)
min<NR1>:0〜59(分)


解 説


自動保存機能の基準時刻の設定をします。
現在の基準時刻の設定をNR1数値で返します。



:CONFigure:SAVEReg 0,0
(基準時刻を0時0分に設定します。)

:CONFigure:SAVEReg?
(応答)  :CONFIGURE:SAVEREG 0,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




区切り記号の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVESep A$
:CONFigure:SAVESep?

(応答)

A$
A$:COMMA, SPACE, TAB, SEMI


解 説


自動保存機能の保存形式がテキストのとき、区切り記号の設定をします。
現在の区切り記号の設定を、文字データで返します。

COMMA  カンマ
SPACE  スペース
TAB  タブ
SEMI  セミコロン



:CONFigure:SAVESep COMMA
:CONFigure:SAVESep?
(応答)  :CONFIGURE:SAVESEP COMMA  (ヘッダがONの場合)


注 記


小数点記号がCOMMAの時は、区切り記号をCOMMAに設定できません。


使用可能
条件


全ファンクション




分割保存の定時区切りの時間と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SAVETime A
:CONFigure:SAVETime?

(応答)

A<NR3>
A<NR3>:分割時間(単位min)


解 説


自動保存の分割時間を数値(単位min)で設定します。
現在の分割時間値を、NR3数値で返します。



:CONFigure:SAVETime 1.0
(自動保存の分割時間をを1minに設定します。)

:CONFigure:SAVETime?
(応答)  :CONFIGURE:SAVETIME +1.0000E+01  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定にない値を指定した場合、その値のすぐ上の分割時間がある時は、その分割時間になります。

1min=1,  2min=2,  5min=5,  10min=10,  15min=15,  20min=20,  30min=30
1hour=60,  2hour=120,  3hour=180,  4hour=240,  6hour=360,  8hour=480
12hour=720,  1day=1440


使用可能
条件


リアルタイム




記録長の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:SHOT A
:CONFigure:SHOT?

(応答)

A<NR3>
A<NR3>:記録長(単位div)


解 説


記録長(単位div)を設定します。
現在の記録長の設定をNR3数値で返します。



:CONFigure:SHOT 15.0
(記録長を15DIVに設定します。)

:CONFigure:SHOT?
(応答)  :CONFIGURE:SHOT +1.5000E+01  (ヘッダがONの場合)


注 記


サンプリング速度( = 時間軸レンジ)の設定値により、記録長の設定が制限される場合があります。

リアルタイムファンクションの記録長の設定は:CONFigure:RECTimeとなります。


使用可能
条件


ハイスピード




時間軸レンジの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:TDIV A
:CONFigure:TDIV?

(応答)

A<NR3>
A<NR3>:(単位sec/div)


解 説


時間軸レンジを数値(単位sec)で指定します。
現在の時間軸レンジの設定をNR3数値で返します。



:CONFigure:TDIV 50E-03
(時間軸レンジを50ms/divに設定します。)

:CONFigure:TDIV?
(応答)  :CONFIGURE:TDIV +5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




間引き保存の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:THINout A$
:CONFigure:THINout?

(応答)

A$
A$:OFF, 1_2, 1_5, 1_10, 1_20, 1_50, 1_100, 1_200, 1_500, 1_1000


解 説


テキスト形式で自動保存する際の間引き率の設定をします。
現在の間引き率の設定を文字データで返します。
A$にOFFを設定すると、間引きを行いません。



:CONFigure:THINout 1_5
:CONFigure:THINout?
(応答)  :CONFIGURE:THINOUT 1_5  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




時間軸の設定方式の切替えと問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CONFigure:TTYPe A$
:CONFigure:TTYPe?

(応答)

A$
A$:RANGe, SAMPle


解 説


時間軸の設定方式を切替えます。
現在の時間軸の設定方式を文字データで返します。

RANGe  時間軸レンジ(1divあたりの時間を設定する。)
SAMPle  記録間隔(データを取り込む間隔を設定する。)



:CONFigure:TTYPe RANGe
:CONFigure:TTYPe?
(応答)  :CONFIGURE:TTYPE RANGE  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


ハイスピード