検索 (SEARch)


コンシェルジュ検索の基本波を更新する

構文

(コマンド)


:SEARch:BWAVe (A$)

A$ = CLEAR (省略可能)

解説

コンシェルジュ検索の基本波を更新します。
A$にCLEARを指定すると基本波をクリアします。

:SEARch:BWAVe;*WAI

注記

-

使用可能
条件

-




コンシェルジュサンプル数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:CYCPoint A

:SEARch:CYCPoint?

(応答)

A<NR1>

A = 1〜100000 (ポイント)

解説

コンシェルジュサンプル数の設定をします。
現在のコンシェルジュサンプル数を返します。

:SEARch:CYCPoint 1000
:SEARch:CYCPoint?
(応答)  :SEARCH:CYCPOINT 1000  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




イベント番号の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:EVENt A

:SEARch:EVENt?

(応答)

A<NR1>

A = 1〜10000

解説

検索イベント番号を設定します。
現在の検索イベント番号を返します。

:SEARch:EVENt 10
:SEARch:EVENt?
(応答)  :SEARCH:EVENT 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




検索の実行

構文

(コマンド)


:SEARch:EXEC (A$)

A$ = NEXT (省略可能)

解説

検索を実行します。
A$にNEXTを指定すると、検索条件に合致した次のポイントを検索します。

:SEARch:EXEC;*WAI

注記

-

使用可能
条件

測定中でないこと




トリガ検索におけるフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:FILTer A

:SEARch:FILTer?

(応答)

A<NR1>

A = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (ポイント)

解説

トリガ検索におけるフィルタ幅 (ポイント) を設定します。
現在のトリガ検索におけるフィルタ幅 (ポイント) を返します。
Aに0を指定すると、フィルタは無効になります。

:SEARch:FILTer 10
:SEARch:FILTer?
(応答)  :SEARCH:FILTER 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




基本波取得方法の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:FUND A$

:SEARch:FUND?

(応答)

A$

A$ = AUTO, MANU

解説

基本波の取得方法を設定します。
現在の基本波の取得方法を返します。

AUTO 自動
MANU 手動 (任意)

:SEARch:FUND AUTO
:SEARch:FUND?
(応答)  :SEARCH:FUND AUTO  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプ先のカーソルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:JCSR A$

:SEARch:JCSR?

(応答)

A$

A$ = A, B, C, D, E, F, G, H

解説

ジャンプ先のカーソルを設定します。
現在のジャンプ先のカーソルを返します。

A トレースカーソルA
B トレースカーソルB
C トレースカーソルC
D トレースカーソルD
E トレースカーソルE
F トレースカーソルF
G トレースカーソルG
H トレースカーソルH

:SEARch:JCSR A
:SEARch:JCSR?
(応答)  :SEARCH:JCSR A  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプ先の検索番号の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:JNO A

:SEARch:JNO?

(応答)

A<NR1>

A = 1〜10000

解説

ジャンプ先の検索番号を設定します。
現在設定されているジャンプ先の検索番号を返します。

:SEARch:JNO 1
:SEARch:JNO?
(応答)  :SEARCH:JNO 1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプ先のトリガ位置の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:JTRIg A$

:SEARch:JTRIg?

(応答)

A$

A$ = STARt

解説

ジャンプ先のトリガ位置を設定します。
現在のジャンプ先のトリガ位置の設定を返します。

STARt 開始トリガ位置

:SEARch:JTRIg STARt
:SEARch:JTRIg?
(応答)  :SEARCH:JTRIG START  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプ方法の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:JTYPe A$

:SEARch:JTYPe?

(応答)

A$

A$ = EVENt, CURSor, TIME, TRIG, SEARch

解説

ジャンプ方法を設定します。
現在のジャンプ方法を返します。

EVENt イベント位置
CURSor カーソル位置
TIME 時間
TRIG トリガ位置
SEARch 検索位置

:SEARch:JTYPe EVENt
:SEARch:JTYPe?
(応答)  :SEARCH:JTYPE EVENT  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




検索方法の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:KIND A$

:SEARch:KIND?

(応答)

A$

A$ = LEVEl, IN, OUT

解説

検索方法を設定します。
現在の検索方法を返します。

LEVEl レベル
IN ウィンドウ・イン
OUT ウィンドウ・アウト

:SEARch:KIND LEVEl
:SEARch:KIND?
(応答)  :SEARCH:KIND LEVEL  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ロジックトリガパターンのAND/ORの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:LOGAnd A$

:SEARch:LOGAnd?

(応答)

A$

A$ = OR, AND

解説

ロジックトリガパターンのAND/ORの設定をします。
現在のロジックトリガパターンのAND/ORの設定を返します。

OR 論理和
AND 論理積

:SEARch:LOGAnd OR
:SEARch:LOGAnd?
(応答)  :SEARCH:LOGAND OR  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ロジックトリガパターンの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:LOGPat A$,"B$"

:SEARch:LOGPat? A$

(応答)

A$,"B$"

A$ = A〜D (ロジックプローブ)
B$ = "パターン" (X,0,1)

解説

ロジックトリガのトリガパターン (4bit) を設定します。
現在のロジックトリガのトリガパターン (4bit) を返します。

X 信号を無視します
0 LOWレベルの信号でトリガがかかります
1 HIGHレベルの信号でトリガがかかります

:SEARch:LOGPat A,"X010"
:SEARch:LOGPat? A
(応答)  :SEARCH:LOGPAT A,"X010"  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




最大検索数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:MAXNum A

:SEARch:MAXNum?

(応答)

A<NR1>

A = 1〜10000

解説

検索結果の最大数を設定します。
現在の検索結果の最大数を返します。

:SEARch:MAXNum 10000
:SEARch:MAXNum?
(応答)  :SEARCH:MAXNUM 10000  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




検索方法の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:METHod A$

:SEARch:METHod?

(応答)

A$

A$ = TRIGger, PEAK, JUMP, CONCier

解説

検索方法の設定をします。
現在の検索方法を返します。

TRIGger トリガ
PEAK ピーク
JUMP ジャンプ
CONCier コンシェルジュ

:SEARch:METHod TRIGger
:SEARch:METHod?
(応答)  :SEARCH:METHOD TRIGGER  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




表示順の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:ORDEr A$

:SEARch:ORDEr?

(応答)

A$

A$ = TIME, DATA

解説

検索結果の表示順を設定します。
現在の検索結果の表示順を返します。

TIME 時間順
DATA データ順

:SEARch:ORDEr TIME
:SEARch:ORDEr?
(応答)  :SEARCH:ORDER TIME  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ピーク値検索の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:PEAK A$

:SEARch:PEAK?

(応答)

A$

A$ = MAX, MIN, LMAX, LMIN

解説

ピーク値の検索方法を設定します。
現在のピーク値の検索方法を返します。

MAX 最大値
MIN 最小値
LMAX 極大値
LMIN 極小値

:SEARch:PEAK MAX
:SEARch:PEAK?
(応答)  :SEARCH:PEAK MAX  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ピーク値検索フィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:PKFLt A

:SEARch:PKFLt?

(応答)

A<NR1>

A = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (ポイント)

解説

ピーク値検索フィルタ量 (ポイント) を設定します。
現在のピーク値検索フィルタ量 (ポイント) を返します。

:SEARch:PKFLt 10
:SEARch:PKFLt?
(応答)  :SEARCH:PKFLT 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプポイントの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:POINt A

:SEARch:POINt?

(応答)

A<NR1>

A = ストレージデータ位置

解説

波形を表示する位置を設定します。
現在の波形を表示する位置を返します。

:SEARch:POINt 1000
:SEARch:POINt?
(応答)  :SEARCH:POINT 1000  (ヘッダがONの場合)

注記

波形位置を変更するためには、:SEARch:POINt Aで設定した後、:SEARch:EXECを発行する必要があります。
指定可能な値は測定状況によって変わります。
指定するデータは、トリガ位置が基準として取り扱います。

使用可能
条件

測定データがあること
時間値の表示が「データ数」であること




検索位置の問い合わせ

構文

(クエリ)


:SEARch:POSition?

(応答)

A1,A2,A3,...<NR1>

解説

検索を実行したときの検索ポイントを返します。
Aの値は下記のようになります。

A >= 0 : 検索ポジション
A = -1 : 検索ポイントが見つからなかった

:SEARch:POSition?
(応答)  :SEARCH:POSITION 600  (ヘッダがONの場合)

注記

得られる値は、波形の先頭位置を基準とした値です。
時間値表示の設定が「データ数」のとき、トリガ設定がされていると、波形画面上ではトリガ位置を基準として時間値が描かれますが、コマンドの値はトリガ量に依存しません。

使用可能
条件

-




検索範囲の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:RANGe A$

:SEARch:RANGe?

(応答)

A$

A$ = WHOLe, A_B, C_D (MR8740互換モードの場合)
A$ = WHOLe, A, B (MR6000互換モードの場合)

解説

検索範囲を設定します。
現在の検索範囲を返します。

WHOLe 全体、または表示ブロック全体
A_B / A 区間1、または表示ブロックの区間1
C_D / B 区間2、または表示ブロックの区間2

:SEARch:RANGe WHOLe
:SEARch:RANGe?
(応答)  :SEARCH:RANGE WHOLE  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガ位置からの時間符号の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:SIGN A$

:SEARch:SIGN?

(応答)

A$

A$ = PLUS, MINUs

解説

トリガ位置からの時間符号を設定します。
現在のトリガ位置からの時間符号を返します。

PLUS 正
MINUs 負

:SEARch:SIGN PLUS
:SEARch:SIGN?
(応答)  :SEARCH:SIGN PLUS  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

ジャンプ (時間)




トリガスロープの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:SLOPe A$

:SEARch:SLOPe?

(応答)

A$

A$ = UP, DOWN

解説

トリガスロープを設定します。
現在のトリガスロープを返します。

UP 立ち上がり
DOWN 立ち下がり

:SEARch:SLOPe UP
:SEARch:SLOPe?
(応答)  :SEARCH:SLOPE UP  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

トリガ検索のトリガ種類がレベルのとき




検索チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:TGCH A$

:SEARch:TGCH?

(応答)

A$

A$ = CH1_1〜CH27_4, L25A〜L27D

解説

トリガ検索チャネルの設定をします。
現在のトリガ検索チャネルのを返します。

:SEARch:TGCH CH1_1
:SEARch:TGCH?
(応答)  :SEARCH:TGCH CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ジャンプ時間の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)


(クエリ)


:SEARch:TIME A$,year,month,day,hour,min,sec,milli,micro,nano (A$:ABS)
:SEARch:TIME A$,day,hour,min,sec,milli,micro,nano (A$:RELAtive)

:SEARch:TIME? A$

(応答)

A$,year,month,day,hour,min,sec,milli,micro,nano (A$ = ABS)
A$,day,hour,min,sec,milli,micro,nano (A$ = RELAtive)

A$ = ABS, RELAtive
year = 2000〜2080 (年)
month = 1〜12 (月)
day = 1〜31 (日)
hour = 0〜23 (時)
min = 0〜59 (分)
sec = 0〜59 (秒)
milli = 0〜999 (ミリ秒)
micro = 0〜999 (マイクロ秒)
nano = 0〜999 (ナノ秒)

解説

ジャンプ時間を設定します。
現在のジャンプ時間を返します。

ABS 絶対時間
RELAtive トリガ位置を基準とした相対時間

:SEARch:TIME ABS,2017,1,2,3,4,5,123,456,789
:SEARch:TIME? ABS
(応答)  :SEARCH:TIME ABS,2017,1,2,3,4,5,123,456,789  (ヘッダがONの場合)

注記

波形位置を変更するためには、:SEARch:TIMEで設定した後、:SEARch:EXECを発行する必要があります。

使用可能
条件

ABS: 時間値の表示が「日付」であること
RELAtive: 時間値の表示が「時間」または「60進時間」であること




コンシェルジュ検索種類の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:TYPE A$

:SEARch:TYPE?

(応答)

A$

A$ = HIST, HDIFf, DEV, DDIFf

解説

コンシェルジュ検索種類を設定します。
現在のコンシェルジュ検索種類を返します。

HIST ヒストグラム (基本波と比較)
HDIFf ヒストグラム (直前の波形と比較)
DEV 標準偏差 (基本波と比較)
DDIFf 標準偏差 (直前の波形と比較)

:SEARch:TYPE HIST
:SEARch:TYPE?
(応答)  :SEARCH:TYPE HIST  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ウインドウ上下限値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:UPLOw A,B

:SEARch:UPLOw?

(応答)

A,B

A = 上限値
B = 下限値

解説

ウインドウ・イン/アウトトリガの上下限値の設定をします。
現在のウインドウ・イン/アウトトリガの上下限値を返します。

:SEARch:UPLOw 10,-10
:SEARch:UPLOw?
(応答)  :SEARCH:UPLOW +1.000000E+01,-1.000000E+01  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




コンシェルジュ 表示数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:SEARch:VIEW A

:SEARch:VIEW?

(応答)

A<NR1>

A = 1〜100

解説

コンシェルジュ表示数の設定をします。
現在のコンシェルジュ表示数を返します。

:SEARch:VIEW 4
:SEARch:VIEW?
(応答)  :SEARCH:VIEW 4  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-