実行処理


アボート(強制終了)処理


構 文


(コマンド)


:ABORT


解 説


本体のSTOPキーと同じ動作をし、機器の動作を強制的に終了させます。
波形取り込み動作が完了しなくても、停止します。
プリンタ動作を中止します。



:ABORT


注 記


:ABORTコマンド送信後は、0.2秒以上待ってから、次のコマンドを送るようにして下さい。


使用可能
条件


全ファンクション




時間軸、および電圧軸の自動設定


構 文


(コマンド)


:AUTO


解 説


本体のAUTOキーと同じ動作をします。
時間軸レンジ、電圧軸レンジを自動設定して測定します。



:AUTO


注 記


-


使用可能
条件


MEM




デリミタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:DELImiter A$
:DELImiter?

(応答)

A$
A$ = LF, CR_LF


解 説


本器からの応答データのデリミタの設定をします。
現在の応答データのデリミタの設定を文字データで返します。

LF  (ANSIコード0x0a)
CR_LF  (ANSIコード0x0dと0x0a)



:DELImiter CR_LF
:DELImiter?
(応答)  :DELIMITER CR_LF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




本体エラー番号の問合せ


構 文


(クエリ)


:ERRor?

(応答)

A<NR1>
A = エラー番号


解 説


本体で発生したエラーまたはワーニングの番号を<NR1>数値で返します。
エラーまたはワーニングについては、本体の取扱説明書を参照してください。



:ERRor?
(応答)  :ERROR 100  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




内蔵プリンタのフィード処理


構 文


(コマンド)


:FEED A

A = 1〜255
(単位mm)


解 説


数値で指定した長さ(単位mm)の分だけ紙送りをします。



:FEED 100
10cm紙送りします。


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




ファンクションの切換えと問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:FUNCtion A$
:FUNCtion?

(応答)

A$
A$ = MEM, REC, XYC, FFT


解 説


A$で指定されたファンクションに切換えます。
現在のファンクションを、文字データで返します。

MEM  メモリーファンクション
REC  レコーダーファンクション
XYC  XYファンクション
FFT  FFTファンクション



:FUNCtion MEM
:FUNCtion?
(応答)  :FUNCTION MEM  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




画面のハードコピー


構 文


(コマンド)


:HCOPy


解 説


本体のCOPYキーと同じ動作をします。
画面のハードコピーを実行します。



:HCOPY


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




ヘッダのON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:HEADer A$
:HEADer?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


ONにすると、クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけます。
OFFにすると、クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけません。
クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけるかどうか、ON, OFFで返します。



:HEADer ON;:HEADer?
       (応答)  :HEADER ON
:HEADer OFF;:HEADer?       (応答)  OFF
:HEADer ON;:FUNCtion?    (応答)  :FUNCTION MEM
:HEADer OFF;:FUNCtion?   (応答)  MEM


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




印刷処理


構 文


(コマンド)


:PRINt


解 説


本体のPRINTキーと同じ動作をします。
本体の画面に連動して印刷を行います。



:PRINt


注 記


リアルタイムプリントはレコーダファンクションのみ可能です。


使用可能
条件


全ファンクション




レポートプリント処理


構 文


(コマンド)


:REPOrt



解 説


レポートプリントを実行します。



:REPOrt


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




セーブ処理


構 文


(コマンド)


:SAVE


解 説


本体のSAVEキーと同じ動作をします。
SAVEキーに割り当てられた保存動作を行います。



:SAVE


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




スタート処理


構 文


(コマンド)


:STARt


解 説


本体のSTARTキーと同じ動作をします。
波形取り込み動作を開始します。



:STARt


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




ストレージ状態の問合せ


構 文


(クエリ)


:STATus?

(応答)

A<NR1>
A = 0〜127


解 説


ストレージの状態を、<NR1>数値で返します。
例えば、応答が17の場合、波形作成中、およびスタート中であることを意味します。

A<NR1>

bit6

bit5

bit4

bit3

bit2

bit1

bit0


bit0 (スタート中)
bit1 (ストレージ中)
bit2 (トリガ待ち)
bit3 (プリトリガ待ち)
bit4 (波形作成中)
bit5 (セーブ中)
bit6 (プリント中)



:STATus?
(応答)  :STATUS 17  (ヘッダがONの場合)


注 記


:STATus?を連続で送り続けると、本体の操作ができなくなります。
連続で送る場合には、必ず待ち時間を入れて送るようにしてください。


使用可能
条件


全ファンクション




ストップ処理


構 文


(コマンド)


:STOP


解 説


本体のSTOPキーと同じ動作をします。
波形取り込み動作が完了した時点で停止します。



:STOP


注 記


:STOPを2回送信すると:ABORTと同様の動作となります。


使用可能
条件


全ファンクション