演算機能 (CALCulate)


四則演算パラメータの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ACCOunt A,B,C$,D

:CALCulate:ACCOunt? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>,C$,D<NR1>

A = 2〜32 (設定する演算番号)
B = 1〜31 (四則演算の対象となる演算番号1)
C$ = PLUS, MINUs, MULT, DIV
D = 1〜31 (四則演算の対象となる演算番号2)

解説

数値演算の四則演算パラメータの設定と問合せを行います。

PLUS 和 (+)
MINUs 差 (-)
MULT 積 (*)
DIV 商 (/)

:CALCulate:ACCOunt 3,1,PLUS,2
:CALCulate:ACCOunt? 3
(応答)  :CALCULATE:ACCOUNT 3,1,PLUS,2  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

四則演算 (CALC)




積算処理の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ACCUmu A,B$

:CALCulate:ACCUmu? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32(演算番号)
B$ = SUM, ABS, POS, NEG

解説

積算処理の設定を行います。
現在の積算処理の設定を文字データで返します。

SUM 全て加算
ABS 絶対値のみ加算
POS 正の値のみ加算
NEG 負の値のみ加算

:CALCulate:ACCUmu 1,SUM
:CALCulate:ACCUmu? 1
(応答)  :CALCULATE:ACCUMU 1,SUM  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

面積値 (AREA)
積算値 (ACCUmulate)




演算結果の問い合わせ

構文

(クエリ)


:CALCulate:ANSWer? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C$,D

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16, XY, OPE, ANG
C$ = OFF, AVE, RMS, PP, MAX, MAXT, MIN, MINT, PERI, FREQ, RISE, FALL, STD, AREA, XYARea, LEVEl, TIME, PWIDth, DUTY, PCOUnt, CALC, DIFF, PHASe, HI, LOW, MIDdle, AMPlitude, OVSHoot, UNSHoot, WIDPos, WIDNeg, BURSt, ACCUmulate, ANGLe
D = 演算結果, NONE(演算結果が得られないとき)

解説

数値演算結果を返します。

CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16 (チャネル)
XY (XY面積値)
OPE (四則演算)
ANG (XY波形の角度)

OFF 演算なし
AVE 平均値
RMS 実効値
PP P-P値
MAX 最大値
MAXT 最大値までの時間
MIN 最小値
MINT 最小値までの時間
PERI 周期
FREQ 周波数
RISE 立ち上がり時間
FALL 立ち下がり時間
STD 標準偏差
AREA 面積値
XYARea XY面積値
LEVEl 指定レベル時間
TIME 指定時間レベル
PWIDth パルス幅
DUTY デューティー比
PCOUnt パルスカウント
CALC 四則演算
DIFF 時間差
PHASe 位相差
HI Highレベル
LOW Lowレベル
MIDdle 中間値
AMPlitude 振幅
OVSHoot オーバーシュート
UNSHoot アンダーシュート
WIDPos +Width
WIDNeg -Width
BURSt バースト幅
ACCUmulate 積算値
ANGLe XY波形の角度

:CALCulate:ANSWer? 1,CH1_1
(応答)  :CALCULATE:ANSWER 1,CH1_1,AVE,+1.234567E-03  (ヘッダがONの場合)

注記

演算結果が得られない場合は、Dの部分が文字列 (NONE) になります。
XY面積値やXY波形の角度、および四則演算の場合、B$にXYやOPE以外を指定することはできません。

使用可能
条件

-




基準チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:BCH A,B$

:CALCulate:BCH? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16

解説

数値演算の基準チャネルを設定します。
現在の数値演算の基準チャネルを返します。
指定時間レベル (TIME) のときは、演算番号(No.)の対象チャネルの設定/問い合わせとなります。

CH1_1〜CH8_4 アナログチャネル
L1A1〜L8D4 ロジックチャネル
W1〜W16 DSPチャネル (リアルタイム波形演算チャネル)
Z1〜Z16 波形演算チャネル

:CALCulate:BCH 1,CH1_1
:CALCulate:BCH? 1
(応答)  :CALCULATE:BCH 1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

指定時間レベル (TIME)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)




バースト判定条件の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:BLEVel A,B,C

:CALCulate:BLEVel? A

(応答)

A<NR1>,B,C

A = 1〜32 (演算番号)
B = -9.9999E+29〜+9.9999E+29
C = -9.9999E+29〜+9.9999E+29

解説

バースト幅の判定上限値と下限値を設定します。
現在のバースト幅の判定上限値と下限値を返します。

B 判定上限値
C 判定下限値

:CALCulate:BLEVel 1,10,-10
:CALCulate:BLEVel? 1
(応答)  :CALCULATE:BLEVEL 1,+1.00000E+01,-1.00000E+01  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

バースト幅 (BURSt)




バーストエンドフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:BURStend A,B

:CALCulate:BURStend? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (演算番号)
B = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (フィルタ幅:ポイント数)

解説

バーストのフィルタ幅を設定します。
現在のバーストのフィルタ幅を返します。
Bが0の場合はフィルタの設定は無効 (OFF) となります。

:CALCulate:BURStend 1, 250
:CALCulate:BURStend? 1
(応答)  :CALCULATE:BURSTEND 1,250  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

バースト幅 (BURSt)




数値演算のCAN統計チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:CANCh A,B$

:CALCulate:CANCh? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32(演算番号)
B$ = C1, C2, C3, C4

解説

数値演算のCAN統計チャネルを設定します。
現在の数値演算のCAN統計チャネルの設定を返します。

:CALCulate:CANCh 1,C1
:CALCulate:CANCh? 1
(応答)  :CALCULATE:CANCH 1,C1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

CAN統計 (CAN)




数値演算のCAN IDの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:CANId A,B$

:CALCulate:CANId? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = 0x00000000〜0x1fffffff(16進数文字列)

解説

数値演算のCAN IDを設定します。
現在の数値演算のCAN IDの設定を返します。

:CALCulate:CANId 1,12ab
:CALCulate:CANId? 1
(応答)  :CALCULATE:CANID 1,12ab  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

CAN統計 (CAN)




数値判定の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:COMP A,B$

:CALCulate:COMP? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = OFF, ON

解説

数値判定の設定を行います。
現在の数値判定の設定を返します。

OFF 数値判定を無効にします。
ON 数値判定を有効にします。

:CALCulate:COMP 1,ON
:CALCulate:COMP? 1
(応答)  :CALCULATE:COMP 1,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値判定の上下限値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:COMPArea A,B,C

:CALCulate:COMPArea? A

(応答)

A<NR1>,B,C

A = 1〜32 (演算番号)
B = -9.9999E+29〜+9.9999E+29
C = -9.9999E+29〜+9.9999E+29

解説

数値判定の判定上限値と下限値を設定します。
現在の数値判定の判定上限値と下限値を返します。

B 判定上限値
C 判定下限値

:CALCulate:COMPArea 1,10,-10
:CALCulate:COMPArea? 1
(応答)  :CALCULATE:COMPAREA 1,+1.00000E+01,-1.00000E+01  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値判定結果の問い合わせ

構文

(クエリ)


:CALCulate:COMPJudge? A (A = 0)
:CALCulate:COMPJudge? A,B$ (A ≠ 0)

(応答)

A<NR1>,D$ (A = 0)
A<NR1>,B$,C$,D$ (A ≠ 0)

A = 1〜32(演算番号, 0はALLを示す)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16, XY, OPE, ANG
C$ = OFF, AVE, RMS, PP, MAX, MAXT, MIN, MINT, PERI, FREQ, RISE, FALL, STD, AREA, XYARea, LEVEl, TIME, PWIDth, DUTY, PCOUnt, CALC, DIFF, PHASe, HI, LOW, MIDdle, AMPlitude, OVSHoot, UNSHoot, WIDPos, WIDNeg, BURSt, ACCUmulate, ANGLe
D$ = PASS, FAIL, * (判定結果なし)

解説

数値判定結果を返します。
Aに0を指定すると、1〜16の全ての演算に対する総合判定を返します。
D$が*のときは、数値判定をしていません。

CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16 (チャネル)
XY (XY面積値)
OPE (四則演算)
ANG (XY波形の角度)

OFF 演算なし
AVE 平均値
RMS 実効値
PP P-P値
MAX 最大値
MAXT 最大値までの時間
MIN 最小値
MINT 最小値までの時間
PERI 周期
FREQ 周波数
RISE 立ち上がり時間
FALL 立ち下がり時間
STD 標準偏差
AREA 面積値
XYARea XY面積値
LEVEl 指定レベル時間
TIME 指定時間レベル
PWIDth パルス幅
DUTY デューティー比
PCOUnt パルスカウント
CALC 四則演算
DIFF 時間差
PHASe 位相差
HI Highレベル
LOW Lowレベル
MIDdle 中間値
AMPlitude 振幅
OVSHoot オーバーシュート
UNSHoot アンダーシュート
WIDPos +Width
WIDNeg -Width
BURSt バースト幅
ACCUmulate 積算値
ANGLe XY波形の角度

:CALCulate:COMPJudge? 1,CH1_1
(応答)  :CALCULATE:COMPJUDGE 1,CH1_1,AVE,PASS  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値演算による判定時停止条件の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:COMPStop A$

:CALCulate:COMPStop?

(応答)

A$

A$ = PASS, FAIL, BOTH

解説

判定時停止条件を設定します。
現在の判定時停止条件を返します。

PASS 判定結果がPASSになると停止します。
FAIL 判定結果がFAILになると停止します。
BOTH 判定結果がPASSまたはFAILになると停止します。

:CALCulate:COMPStop PASS
:CALCulate:COMPStop?
(応答)  :CALCULATE:COMPSTOP PASS  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値演算チャネルのON/OFFの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ENABle A,B$,C$

:CALCulate:ENABle? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C$

A = 1〜32(演算番号)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, Z1〜Z16, W1〜W16
C$ = OFF, ON

解説

数値演算チャネルのON/OFF設定をします。
現在の数値演算チャネルのON/OFF設定を返します。

OFF 演算無効
ON 演算有効

:CALCulate:ENABle 1,CH1_1,ON
:CALCulate:ENABle? 1,CH1_1
(応答)  :CALCULATE:ENABLE 1,CH1_1,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形演算の定数A〜Pの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:FACTor A$,B

:CALCulate:FACTor? A$

(応答)

A$,B

A$ = A〜P
B = -9.9999E+29〜+9.9999E+29

解説

波形演算の定数A〜Pの設定をします。
現在の波形演算の定数A〜Pの設定を返します。

:CALCulate:FACTor A,1000
:CALCulate:FACTor? A
(応答)  :CALCULATE:FACTOR A,+1.00000E+03  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値演算範囲の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MEASArea A,B$

:CALCulate:MEASArea? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = WHOLe, A, B, TRIG

解説

数値演算の演算範囲を設定します。
現在の数値演算の演算範囲を返します。

WHOLe 全体
A 区間1
B 区間2
TRIG トリガ以降

:CALCulate:MEASArea 1,WHOLe
:CALCulate:MEASArea? 1
(応答)  :CALCULATE:MEASAREA 1,WHOLE  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




演算種類の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MEASSet A,B$

:CALCulate:MEASSet? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = OFF, AVE, RMS, PP, MAX, MAXT, MIN, MINT, PERI, FREQ, RISE, FALL, STD, AREA, XYARea, LEVEl, TIME, PWIDth, DUTY, PCOUnt, CALC, DIFF, PHASe, HI, LOW, MIDdle, AMPlitude, OVSHoot, UNSHoot, WIDPos, WIDNeg, BURSt, ACCUmulate, ANGLe, CAN

解説

数値演算の演算項目を設定します。
現在の数値演算の演算項目を返します。

OFF 演算なし
AVE 平均値
RMS 実効値
PP P-P値
MAX 最大値
MAXT 最大値までの時間
MIN 最小値
MINT 最小値までの時間
PERI 周期
FREQ 周波数
RISE 立ち上がり時間
FALL 立ち下がり時間
STD 標準偏差
AREA 面積値
XYARea XY面積値
LEVEl 指定レベル時間
TIME 指定時間レベル
PWIDth パルス幅
DUTY デューティー比
PCOUnt パルスカウント
CALC 四則演算
DIFF 時間差
PHASe 位相差
HI Highレベル
LOW Lowレベル
MIDdle 中間値
AMPlitude 振幅
OVSHoot オーバーシュート
UNSHoot アンダーシュート
WIDPos +Width
WIDNeg -Width
BURSt バースト幅
ACCUmulate 積算値
ANGLe XY波形の角度
CAN CAN統計

:CALCulate:MEASSet 1,MAX
:CALCulate:MEASSet? 1
(応答)  :CALCULATE:MEASSET 1,MAX  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値演算の設定 (または実行) と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MEASure A$

:CALCulate:MEASure?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON, EXEC

解説

数値演算の設定を行います。
現在の数値演算の設定を返します。
A$にEXECを指定すると、演算を実行します。

OFF 無効
ON 有効
EXEC 演算実行

:CALCulate:MEASure ON
:CALCulate:MEASure?
(応答)  :CALCULATE:MEASURE ON  (ヘッダがONの場合)

注記

演算中にコマンドを送ると実行エラーになります。
A$=EXECの場合は、:CALCulate:MEASure EXECの後に*OPC?コマンドを送り、演算が終了するのを確認してから次のコマンドを送ってください。
例) :CALCulate:MEASure EXEC;*OPC?

使用可能
条件

-




数値演算のフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MFILter A,B$,C

:CALCulate:MFILter? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C<NR1>

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = OBJect, BASE
C = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (フィルタ幅:ポイント数)

解説

数値演算に対するフィルタの設定をします。
現在のフィルタの設定を返します。
Cに0を指定すると、フィルタの設定がOFFになります。

OBJect 演算対象チャネル
BASE 演算の種類が位相差と時間差の時の基準チャネル

:CALCulate:MFILter 1,OBJect,500
:CALCulate:MFILter? 1,OBJect
(応答)  :CALCULATE:MFILTER 1,OBJECT,500  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

周期 (PERI)
周波数 (FREQ)
指定レベル時間 (LEVEl)
パルス幅 (PWIDth)
デューティ比 (DUTY)
パルスカウント (PCOUnt)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)
+Width (WIDPos)
-Width (WIDNeg)
バースト幅 (BURSt)




数値演算のレベルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MLEVel A,B$,C

:CALCulate:MLEVel? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = OBJect, BASE
C = レベル

解説

数値演算のレベルを設定します。
現在の数値演算のレベルを返します。

OBJect 演算対象チャネル
BASE 演算の種類が位相差と時間差の時の基準チャネル

:CALCulate:MLEVel 1,OBJect,1.23456E-06
:CALCulate:MLEVel? 1,OBJect
(応答)  :CALCULATE:MLEVEL 1,OBJECT,+1.23456E-06  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

ロジックチャネルに対しては設定できません。
設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

周期 (PERI)
周波数 (FREQ)
指定レベル時間 (LEVEl)
パルス幅 (PWIDth)
デューティ比 (DUTY)
パルスカウント (PCOUnt)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)




数値演算のスロープの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MSLOpe A,B$,C$

:CALCulate:MSLOpe? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C$

A = 1〜32(演算番号)
B$ = OBJect, BASE
C$ = UP, DOWN

解説

数値演算のスロープの設定をします。
現在の数値演算のスロープの設定を返します。

OBJect 演算対象チャネル
BASE 演算の種類が位相差と時間差の時の基準チャネル

:CALCulate:MSLOpe 1,OBJect,UP
:CALCulate:MSLOpe? 1,OBJect
(応答)  :CALCULATE:MSLOPE 1,OBJECT,UP  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

周期 (PERI)
周波数 (FREQ)
指定レベル時間 (LEVEl)
パルス幅 (PWIDth)
パルスカウント (PCOUnt)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)
バースト幅 (BURSt)




数値演算の統計の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:MSTAtis A,B$

:CALCulate:MSTAtis? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = FIRSt, AVE, MAX, MIN, TIMEs

解説

数値演算の統計の設定と問合せを行います。
現在の数値演算の統計の設定を返します。

FIRSt 先頭
AVE 平均
MAX 最大
MIN 最小
TIMEs 回数

:CALCulate:MSTAtis 1,AVE
:CALCulate:MSTAtis? 1
(応答)  :CALCULATE:MSTATIS 1,AVE  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

周期 (PERI)
周波数 (FREQ)
立ち上がり時間 (RISE)
立ち下がり時間 (FALL)
パルス幅 (PWIDth)
デューティー比 (DUTY)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)
+Width (WIDPos)
-Width (WIDNeg)
バースト幅 (BURSt)




数値演算の指定項目と時間/演算番号の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)


(クエリ)


:CALCulate:MTIMe A,B$,C (B$ = TIME)
:CALCulate:MTIMe A,B$,D (B$ = CALC)

:CALCulate:MTIMe? A

(応答)

A<NR1>,B$,C (B$ = TIME)
A<NR1>,B$,D<NR1> (B$ = CALC)

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = TIME, CALC
C = 秒
D = 1〜31 (対象演算番号)

解説

数値演算の指定項目と時間/演算番号の設定を行います。
現在の数値演算の指定項目と時間/演算番号を返します。

TIME 時間
CALC 演算番号

:CALCulate:MTIMe 1,TIME,1
:CALCulate:MTIMe? 1
(応答)  :CALCULATE:MTIME 1,TIME,+1.000000000E+00  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

数値演算の種類で指定時間レベルを選択しているとき




数値演算の立ち上がり、または立ち下がり時間の%の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:PERCent A,B

:CALCulate:PERCent? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (演算番号)
B = 5〜30 (%)

解説

数値演算の立ち上がり、または立ち下がり時間の%を設定します。
現在の数値演算の立ち上がり、または立ち下がり時間の%を返します。

:CALCulate:PERCent 1,10
:CALCulate:PERCent? 1
(応答)  :CALCULATE:PERCENT 1,10  (ヘッダがONの場合)

注記

パラメータBは、立ち上がり時間では始点レベル、立ち下がり時間では終点レベルのパーセント値となります。

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

立ち上がり時間 (RISE)
立ち下がり時間 (FALL)




数値演算の位相差表示形式の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:PHASe A,B$

:CALCulate:PHASe? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = 180, 360

解説

数値演算の位相差表示形式を設定します。
現在の数値演算の位相差表示形式の設定を返します。

180 演算結果を-180°〜180°の範囲で表示します
360 演算結果を 0°〜360°の範囲で表示します

:CALCulate:PHASe 1,180
:CALCulate:PHASe? 1
(応答)  :CALCULATE:PHASE 1,180  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

位相差 (PHASe)




数値演算の回数値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:TIMEs A,B

:CALCulate:TIMEs? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (演算番号)
B = 1〜1000 (回数)

解説

数値演算の回数値を設定します。
現在の数値演算の回数値を返します。

:CALCulate:TIMEs 1,3
:CALCulate:TIMEs? 1
(応答)  :CALCULATE:TIMES 1,3  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

周期 (PERI)
周波数 (FREQ)
立ち上がり時間 (RISE)
立ち下がり時間 (FALL)
パルス幅 (PWIDth)
デューティー比 (DUTY)
時間差 (DIFF)
位相差 (PHASe)
+Width (WIDPos)
-Width (WIDNeg)
バースト幅 (BURSt)
指定レベル時間 (LEVEl)




電力演算の強制平均の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPAVErage A$,B$

:CALCulate:WPAVErage? A$

(応答)

A$,B$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = OFF, ON

解説

電力演算の強制平均を設定します。
現在の電力演算の強制平均の設定を返します。

:CALCulate:WPAVErage A,ON
:CALCulate:WPAVErage? A
(応答)  :CALCULATE:WPAVERAGE A,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の強制平均時間の設定と問い合わせ

構文

(クエリ)


:CALCulate:WPAVTime? A$,B

(応答)

A$ = A,B,C,D (結線)

B = 0 〜 10,000

解説

電力演算の強制平均時間を設定します。
現在の強制平均時間の設定を返します。

:CALCulate:WPAVTime A,1000
:CALCulate:WPAVTime? A
(応答)  :CALCULATE:WPAVTIME A,1.00000E+03  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の入力チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPCH A$,B$,C$

:CALCulate:WPCH? A$,B$

(応答)

A$,B$,C$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = U1,U2,U3,I1,I2,I3
C$ = CH1_1〜CH8_4

解説

電力演算の入力チャネルを設定します。
現在の電力演算の入力チャネルの設定を返します。

:CALCulate:WPCH A,U1,CH1_1
:CALCulate:WPCH? A,U1
(応答)  :CALCULATE:WPCH A,U1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算のΔ-Y変換の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPDElta A$,B$

:CALCulate:WPDElta? A$

(応答)

A$,B$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = OFF, ON

解説

電力演算のΔ-Y変換を設定します。
現在の電力演算のΔ-Y変換の設定を返します。

:CALCulate:WPDElta A,ON
:CALCulate:WPDElta? A
(応答)  :CALCULATE:WPDELTA A,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算のローパスフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPFIlter A$,B$

:CALCulate:WPFIlter? A$

(応答)

A$,B$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = OFF, ON

解説

電力演算のローパスフィルタを設定します。
現在の電力演算のローパスフィルタの設定を返します。

:CALCulate:WPFIlter A,ON
:CALCulate:WPFIlter? A
(応答)  :CALCULATE:WPFILTER A,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算のカットオフ周波数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPFReq A$,B

:CALCulate:WPFReq? A$

(応答)

A$,B

A$ = A,B,C,D (結線)
B = 0 〜 1E+08

解説

電力演算のカットオフ周波数を設定します。
現在の電力演算のカットオフ周波数の設定を返します。

:CALCulate:WPFReq A,1000
:CALCulate:WPFReq? A
(応答)  :CALCULATE:WPFREQ A,1.00000E+03  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算のヒステリシスの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPHYst A$,B

:CALCulate:WPHYst? A$

(応答)

A$,B

A$ = A,B,C,D (結線)
B = -9.9999E+29 〜 +9.9999E+29

解説

電力演算のヒステリシスを設定します。
現在のヒステリシスの設定を返します。

:CALCulate:WPHYst A,1.000
:CALCulate:WPHYst? A
(応答)  :CALCULATE:WPHYST A,1.00000E+00  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の結線方式の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPMOde A$,B$

:CALCulate:WPMOde? A$

(応答)

A$,B$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = 1P2W, 1P3W, 3P3W, 3V3A, 3P4W, DC

解説

電力演算の結線方式を設定します。
現在の結線方式の設定を返します。

1P2W 1P2W
1P3W 1P3W
3P3W 3P3W
3V3A 3V3A
3P4W 3P4W
DC DC

:CALCulate:WPMOde A,1P2W
:CALCulate:WPMOde? A
(応答)  :CALCULATE:WPMODE A,1P2W  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の同期ソースの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WPSYnc A$,B$

:CALCulate:WPSYnc? A$

(応答)

A$,B$

A$ = A,B,C,D (結線)
B$ = CH1_1〜CH8_4

解説

電力演算の同期ソースを設定します。
現在の同期ソースの設定を返します。

:CALCulate:WPSYnc A,CH1_1
:CALCulate:WPSYnc? A
(応答)  :CALCULATE:WPSYNC A,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形演算の演算区間の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WVARea A$

:CALCulate:WVARea?

(応答)

A$

A$ = WHOLe, A, B

解説

波形演算の演算範囲を設定します。
現在の波形演算の演算範囲を返します。

WHOLe 全体
A 区間1
B 区間2

:CALCulate:WVARea WHOLe
:CALCulate:WVARea?
(応答)  :CALCULATE:WVAREA WHOLE  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形演算の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WVCALc A$

:CALCulate:WVCALc?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON, EXEC

解説

波形演算の設定を行います。
現在の波形演算の設定を返します。
A$にEXECを指定すると、演算を実行します。

OFF 無効
ON 有効
EXEC 演算実行

:CALCulate:WVCALc ON
:CALCulate:WVCALc?
(応答)  :CALCULATE:WVCALC ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形演算のスケーリングの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:WVSCale A,B$

:CALCulate:WVSCale? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = AUTO, MANUal

解説

波形演算のスケーリングの設定をします。
現在の波形演算のスケーリング設定を返します。

AUTO 自動
MANUal 手動

:CALCulate:WVSCale 1,MANUal
:CALCulate:WVSCale? 1
(応答)  :CALCULATE:WVSCALE 1,MANUAL  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




数値演算の演算対象チャネルXの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:XCH A,B$

:CALCulate:XCH? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16

解説

数値演算の演算対象チャネルXを設定します。
現在の数値演算の演算対象チャネルXを返します。

:CALCulate:XCH 1,CH1_1
:CALCulate:XCH? 1
(応答)  :CALCULATE:XCH 1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

XY面積値 (XYARea)
XY波形の角度 (ANGLe)
四則演算 (CALC)




数値演算のXY面積計算方法の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:XYMEthod A,B$

:CALCulate:XYMEthod? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = COORd, TRAP

解説

数値演算のXY面積計算方法を設定します。
現在の数値演算のXY面積方法を返します。

COORd 座標法
TRAP 台形近似法

:CALCulate:XYMEthod 1,COORd
:CALCulate:XYMEthod? 1
(応答)  :CALCULATE:XYMETHOD 1,COORD  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

XY面積値 (XYARea)




数値演算の演算対象チャネルYの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:YCH A,B$

:CALCulate:YCH? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (演算番号)
B$ = CH1_1〜CH8_4, L1A1〜L8D4, W1〜W16, Z1〜Z16

解説

数値演算の演算対象チャネルYを設定します。
現在の数値演算の演算対象チャネルYを返します。

:CALCulate:YCH 1,CH1_1
:CALCulate:YCH? 1
(応答)  :CALCULATE:YCH 1,CH1_1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

設定が可能な演算は、下記のものに限られます。

XY面積値 (XYARea)
XY波形の角度 (ANGLe)
四則演算 (CALC)




波形演算式の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:Z A,"B$"

:CALCulate:Z? A

(応答)

A<NR1>,"B$"

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = 演算式 (最大80文字)

解説

波形演算式を設定します。
現在の波形演算式を返します。

:CALCulate:Z 1,"CH(1,1)*2"
:CALCulate:Z? 1
(応答)  :CALCULATE:Z 1,"CH(1,1)*2"  (ヘッダがONの場合)

注記

変数は小文字、演算子は大文字で指定します。(最大80文字)

使用可能
条件

-




波形演算の電力演算モードの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPENable A,B$

:CALCulate:ZPENable? A

(応答)

A,B$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = OFF, ON

解説

波形演算の電力演算モードを設定します。
現在の波形演算の電力演算モードの設定を返します。

OFF 通常の波形演算(演算式)を使用します
ON 電力演算を使用します

:CALCulate:ZPENable 1,ON
:CALCulate:ZPENable? 1
(応答)  :CALCULATE:ZPENABLE 1,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算(効率)の対象電力の相の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPEFPhase A,B$,C$

:CALCulate:ZPEFPhase? A,B$

(応答)

A,B$,C$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = IN, OUT
C$ = 1, 2, 3, 12, 123

解説

電力演算(効率)の対象電力の相を設定します。
現在の電力演算(効率)の対象電力の相の設定を返します。

:CALCulate:ZPEFPhase 1,IN,1
:CALCulate:ZPEFPhase? 1,IN
(応答)  :CALCULATE:ZPEFPHASE 1,IN,1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

電力演算の演算種類が効率のとき




電力演算(効率)の演算対象の結線の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPEFWire A,B$,C$

:CALCulate:ZPEFWire? A,B$

(応答)

A,B$,C$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = IN, OUT
C$ = A, B, C, D

解説

電力演算(効率)の演算対象の結線を設定します。
現在の電力演算(効率)の演算対象の結線の設定を返します。

:CALCulate:ZPEFWire 1,IN,A
:CALCulate:ZPEFWire? 1,IN
(応答)  :CALCULATE:ZPEFWIRE 1,IN,A  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

電力演算の演算種類が効率のとき




電力演算の演算対象の相の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPPHase A,B$

:CALCulate:ZPPHase? A

(応答)

A,B$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = 1, 2, 3, 12, 123

解説

電力演算の演算対象の相を設定します。
現在の電力演算の演算対象の相の設定を返します。

:CALCulate:ZPPHase 1,1
:CALCulate:ZPPHase? 1
(応答)  :CALCULATE:ZPPHase 1,1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の演算種類の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPTYpe A,B$

:CALCulate:ZPTYpe? A

(応答)

A,B$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = URMS, IRMS, UMN, IMN, UDC, IDC, P, S, Q, FACT, PHASe, EFFI, LOSS

解説

電力演算の演算種類を設定します。
現在の電力演算の演算種類の設定を返します。

URMS 電圧実効値
IRMS 電流実効値
UMN 電圧平均値
IMN 電流平均値
UDC 電圧単純平均値
IDC 電流単純平均値
P 有効電力
S 皮相電力
Q 無効電力
FACT 力率
PHASe 位相
EFFI 効率
LOSS 損失

:CALCulate:ZPTYpe 1,URMS
:CALCulate:ZPTYpe? 1
(応答)  :CALCULATE:ZPTYpe 1,URMS  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




電力演算の演算対象の結線の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZPWIre A,B$

:CALCulate:ZPWIre? A

(応答)

A,B$

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = A, B, C, D

解説

電力演算の演算対象の結線を設定します。
現在の電力演算の演算対象の結線の設定を返します。

:CALCulate:ZPWIre 1,A
:CALCulate:ZPWIre? 1
(応答)  :CALCULATE:ZPWIRE 1,A  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




波形演算の単位の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:CALCulate:ZUNIt A,"B$"

:CALCulate:ZUNIt? A

(応答)

A<NR1>,"B$"

A = 1〜16 (演算番号)
B$ = 単位文字列 (最大7文字)

解説

波形演算の単位を設定します。
現在の波形演算の単位を返します。

コマンド中のシングル・クォーテーション (') の代わりに、ダブル・クオーテーション (") を使うことができます。
扱うことのできる文字は、本体で入力できる文字と同じですが、特殊文字の入力は下記のようになります。

PC

ˆ2

ˆ3

˜u

˜o

˜e

˜c

˜+

˜,

˜;

ˆˆ

˜˜

MR6000
MR6000-01

2

3

μ

Ω

ε

°

±

'

"

ˆ

˜


:CALCulate:ZUNIt 1,"VA"
:CALCulate:ZUNIt? 1
(応答)  :CALCULATE:ZUNIT 1,"VA"  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-