UNITコマンド(入力チャネルの設定と問合せ)


アンチエイリアシングフィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:AAFilter CH$,A$
:UNIT:AAFIlter? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = OFF, ON


解 説


CH$で指定したチャネルのアンチエイリアシングフィルタのON/OFFの設定をします。
CH$で指定したチャネルのアンチエイリアシングフィルタの設定を文字データで返します。



:UNIT:AAFilter CH1,ON
:UNIT:AAFilter? CH1
(応答)  :UNIT:AAFILTER CH1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


高分解能ユニット、チャージユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




ゼロ調整の実行


構 文


(コマンド)


:UNIT:ADJUST


解 説


ユニットのゼロ調整を行います。



:UNIT:ADJUST


注 記


コマンドの実行には時間がかかるので、実行を確認したあとに、次のコマンドを送りたいという場合は、 「:UNIT:ADJUST;*OPC?」で1が返ってくるのを待ってください。

DVMユニットではキャリブレーションを行ないます。
DVMユニットのキャリブレーションの設定(:UNIT:CALIbrate A$)には影響しません。


使用可能
条件


全ファンクション
スタート動作中でないこと




全ストレインユニットのオートバランスの実行と、実行結果の問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:BALAnce
:UNIT:BALAnce?

(応答)

A1<NR1>,A2<NR1>,A3<NR1>,...
Ai = -1, 0, 1


解 説


全てのストレインユニットのオートバランスを実行します。
オートバランスの実行結果をNR1数値で返します。
結果は、ユニット1のチャネル1から順番に出力されます。

A = -1  (対象外)
A = 0  (正常実行)
A = 1  (異常)



:UNIT:BALAnce
:UNIT:BALAnce?
(応答)  :UNIT:BALANCE -1,-1,0,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


ストレインユニット以外のユニットでは、-1(対象外)が返却されます。


使用可能
条件


全ファンクション




バーンアウトのON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:BOUT CH$,A$
:UNIT:BOUT? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = OFF, ON


解 説


CH$で指定したチャネルのバーンアウトの設定をします。
CH$で指定したチャネルのバーンアウトの設定を文字データで返します。



:UNIT:BOUT CH1,ON
:UNIT:BOUT? CH1
(応答)  :UNIT:BOUT CH1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


温度ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




キャリブレーションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:CALIbrate A$
:UNIT:CALIbrate?

(応答)

A$
A$: OFF, ON, SYNC


解 説


DVMユニットのキャリブレーションの設定をします。
DVMユニットのキャリブレーションの設定を文字データで返します。

OFF  キャリブレーションおよび同期を行いません。
ON   測定開始時にキャリブレーションと同期を行います。
SYNC  測定開始時にチャネル間の同期のみ行います。



:UNIT:CALIbrate OFF
:UNIT:CALIbrate?
(応答)  UNIT:CALIBRATE OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


キャリブレーション時間はおよそ150ms、同期時間はおよそ10ms+積分時間かかります。
その期間は測定を行わない待ち時間になります。

キャリブレーションの設定は全チャネル共通です。


使用可能
条件


全ファンクション




ストレインユニットのオートバランスの実行と、実行結果の問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:CHBAlance CH$
:UNIT:CHBAlance? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CH1〜CH32
A = -1, 0, 1


解 説


CH$で指定したストレインユニットのオートバランスを実行します。
CH$で指定したストレインユニットのオートバランスの実行結果をNR1数値で返します。

A = -1  (対象外)
A = 0  (正常実行)
A = 1  (異常)



:UNIT:CHBAlance CH1
:UNIT:CHBAlance? CH1
(応答)  :UNIT:CHBALANCE CH1,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


ストレインユニット以外のユニットでは、-1(対象外)が返却されます。


使用可能
条件


全ファンクション




電流ユニットのモードの問合せ


構 文


(クエリ)


:UNIT:CLAMp? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: A_20, A_50, A_200, A_500,A_1000, A_2000,
   CT7631, CT7636, CT7642, CT7044,
   V_1_10000, V_1_1000, V_1_100, V_10,V_1,
   NONE, ERROR


解 説


CH$で指定したチャネルのモード(電流センサの変換レートや種類)の問合せをします。

A_20   20A/2V
A_50   50A/2V
A_200  200A/2V
A_500  500A/2V
NONE  なし
ERROR  エラー

以下は U8977の場合のみ
A_1000  1000A/2V
A_2000  2000A/2V
CT7631  CT7631, CT7731
CT7636  CT7636, CT7736
CT7642  CT7642, CT7742
CT7044  CT7044, CT7045, CT7046
V_1_10000  0.1mV/A
V_1_1000  1mV/A
V_1_100  10mV/A
V_1_10  100mV/A
V_1  1V/A



:UNIT:CLAMp? CH1
(応答)  :UNIT:CLAMP CH1, A_20  (ヘッダがONの場合)


注 記


電流ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




入力結合の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:COUPling CH$,A$
:UNIT:COUPling? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = DC, AC, GND


解 説


CH$で指定したチャネルの入力結合を設定します。
CH$で指定したチャネルの入力結合の設定を文字データで返します。

DC  DC結合
AC  AC結合
GND  GND



:UNIT:COUPling CH1,AC
:UNIT:COUPling? CH1
(応答)  :UNIT:COUPLING CH1,AC  (ヘッダがONの場合)


注 記


ユニットによって設定できない入力結合があります。


使用可能
条件


全ファンクション




チャージユニットのセンサ感度の設定と問い合わせ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:CSENs CH$,A
:UNIT:CSENs? CH$

(応答)

CH$,A<NR2>
CH$ = CH1〜CH32
A = 0.100〜10.000


解 説


チャージユニットのセンサ感度を設定します。
現在のチャージユニットのセンサ感度を返します。



:UNIT:CSENs CH1,3.5
:UNIT:CSENs? CH1
(応答):UNIT:CSENS CH1,3.500  (ヘッダがONの場合)


注 記


U8979 チャージユニット(電荷、プリアンプモード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




電流ユニットのDC/RMSの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:CURRent CH$,A$
:UNIT:CURRent? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: DC, RMS


解 説


CH$で指定したチャネルのDC/RMSの設定をします。
CH$で指定したチャネルのDC/RMSの問合せをします。



:UNIT:CURRent CH1,RMS
:UNIT:CURRent? CH1
(応答)  :UNIT: CURRENT CH1,RMS  (ヘッダがONの場合)


注 記


電流ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットの分周の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:DIVFreq CH$,A
:UNIT:DIVFreq? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$: CH1〜CH32
A: 1〜4096


解 説


CH$で指定したチャネルの分周を設定します。
CH$で指定したチャネルの分周を文字データで返します。



:UNIT:DIVFreq CH1,300
:UNIT:DIVFreq? CH1
(応答)  :UNIT:DIVFREQ CH1,300  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(周波数、回転数、積算モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




入力フィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:FILTer CH$,A
:UNIT:FILTer? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜CH32
A = 0(OFF), 5〜500000


解 説


CH$で指定したチャネルのローパスフィルタの設定をします。
CH$で指定したチャネルのローパスフィルタの設定をNR3数値で返します。

Aに0を指定すると、フィルタの設定はOFFになります。



:UNIT:FILTer CH1,500
:UNIT:FILTer? CH1
(応答)  UNIT:FILTER CH1,5.0000E+02  (ヘッダがONの場合)


注 記


ユニットの種類によって設定可能な値が異なります。
詳しくは本体取説を参照してください。


使用可能
条件


全ファンクション




周波数の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:FREQ A$
:UNIT:FREQ?

(応答)

A$
A$: HZ_50, HZ_60


解 説


DVMユニットの周波数の設定をします。
DVMユニットの設定を文字データで返します。

HZ_50  50Hz
HZ_60  60Hz

電源周波数に合わせて設定してください。(東日本 50Hz, 西日本60Hz)



:UNIT:FREQ HZ_60
:UNIT:FREQ?
(応答)  UNIT:FREQ HZ_60  (ヘッダがONの場合)


注 記


DVMユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




高速応答の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:HIGHans CH$,A$
:UNIT:HIGHans? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜
A$: OFF, ON


解 説


CH$で指定したチャネルの高速応答の設定をします。
CH$で指定したチャネルの高速応答の設定を文字データで返します。



:UNIT:HIGHans CH1,ON
(データ更新を高速に行います。)

:UNIT:HIGHans? CH1
(応答)  UNIT:HIGHANS CH1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


DVMユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットのホールド機能の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:HOLD CH$,A$
:UNIT:HOLD? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: ON, OFF_1, OFF_500, OFF_200, OFF_100


解 説


CH$で指定したチャネルのホールド機能を設定します。
CH$で指定したチャネルのホールド機能の設定を文字データで返します。

OFF_1  OFF (1Hz)
OFF_500 OFF (0.5Hz)
OFF_200 OFF (0.2Hz)
OFF_100 OFF (0.1Hz)



:UNIT:HOLD CH1,ON
:UNIT:HOLD? CH1
(応答)  :UNIT:HOLD CH1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(周波数、回転数モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットのしきい値の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:LEVEl CH$,A
:UNIT:LEVEl? CH$

(応答)

CH$,A<NR2>
CH$: CH1〜CH32
A: -入力電圧範囲〜+入力電圧範囲
 (間隔=入力電圧範囲が400Vのときは5V, それ以外では入力電圧範囲/100)


解 説


CH$で指定したチャネルのしきい値を設定します。
CH$で指定したチャネルのしきい値の設定をNR2数値で返します。



:UNIT:LEVEl CH1,2.4
:UNIT:LEVEl? CH1
(応答)  :UNIT:LEVEL CH1,2.4  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




ユニットのモードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:MODE CH$,A$
:UNIT:MODE? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$:
FREQ, RPM, POWER, COUNT, DUTY, PULSE [8970]
DC, RMS [8972, U8974]
VOLT, CHARge, PREamp [U8979]


解 説


CH$で指定したチャネルの測定モードを設定します。
CH$で指定したチャネルの測定モードを文字データで返します。

[8970 周波数ユニット]
 FREQ 周波数
 RPM   回転数
 POWER 電源周波数
 COUNT 積算
 DUTY  デューティー比
 PULSE パルス幅

[8972 DC/RMSユニット、U8974 高圧ユニット]
 DC   DC
 RMS  RMS

[U8979 チャージユニット]
 VOLT    電圧
 CHARge  電荷
 PREamp  プリアンプ



:UNIT:MODE CH1,FREQ
:UNIT:MODE? CH1
(応答)  :UNIT:MODE CH1,FREQ   (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット、DC/RMSユニット、高圧ユニット、チャージユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




DVMユニットのNPLCの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:NPLC CH$,A
:UNIT:NPLC? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$: CH1〜
A: 0.1,0.2〜0.9, 1,2,〜9, 10,20〜90,100


解 説


CH$で指定したチャネルの積分時間(NPLC)を設定します。
CH$で指定したチャネルの積分時間(NPLC)をNR3数値で返します。
積分時間は電源周期(Power Line Cycle)の何倍かで設定します。



:UNIT:NPLC CH1,50
:UNIT:NPLC? CH1
(応答)  :UNIT:NPLC CH1,5.0E+01   (ヘッダがONの場合)


注 記


DVMユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニット積算オーバー保持/戻すの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:OVER CH$,A$
:UNIT:OVER? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: HOLD, BACK


解 説


CH$で指定したチャネルの積算オーバーの設定をします。
CH$で指定したチャネルの積算オーバーの問合せをします。

HOLD 保持
BACK 戻す



:UNIT:OVER CH1,HOLD
:UNIT:OVER? CH1
(応答)  :UNIT:OVER CH1,HOLD  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(積算モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




入力チャネルのポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:POSItion CH$,A
:UNIT:POSItion? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CH1〜CH32
A = -100〜+150 (注)


解 説


CH$で指定したチャネルのポジションを設定します。
CH$で指定したチャネルのポジションをNR1数値で返します。



:UNIT:POSItion CH1,50
:UNIT:POSItion? CH1
(応答)  :UNIT:POSITION CH1,50  (ヘッダがONの場合)


注 記


Aの値は、表示倍率の設定によって異なります。


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットの入力電圧範囲の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:PRANge CH$,A
:UNIT:PRANge? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$: CH1〜CH32
A: 10,20,50,100,200,400


解 説


CH$で指定したチャネルの入力電圧範囲を設定します。
CH$で指定したチャネルの入力電圧範囲を文字データで返します。



:UNIT:PRANge CH1,100
:UNIT:PRANge? CH1
(応答)  :UNIT:PRANGE CH1,100  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




プローブ分圧比の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:PROBe CH$,A$
:UNIT:PROBe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = X1, X10, X100, X1000


解 説


CH$で指定したチャネルのプローブ分圧比を設定します。
CH$で指定したチャネルのプローブ分圧比の設定を文字データで返します。

X1  1:1
X10  10:1
X100  100:1
X1000  1000:1



:UNIT:PROBe CH1,X100
:UNIT:PROBe? CH1
(応答)  :UNIT:PROBE CH1,X100  (ヘッダがONの場合)


注 記


電圧を測定するユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




縦軸レンジの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:RANGe CH$,A
:UNIT:RANGe? CH$

(応答)

CH$,A$<NR3>
CH$ = CH1〜CH32
A = 縦軸レンジ(/div)


解 説


CH$で指定したチャネルの縦軸レンジを設定します。
CH$で指定したチャネルの縦軸レンジをNR3数値で返します。



:UNIT:RANGe CH1,5
(CH1のレンジを5V/divに設定します。)

:UNIT:RANGe? CH1
(応答)  :UNIT:RANGE CH1,5.0000E+00  (ヘッダがONの場合)


注 記


ユニットの種類や測定モードによって、設定可能なレンジが異なります。
詳しくは本体取説を参照してください。
プローブ分圧比の設定によって、Aの値は1倍〜1000倍に変化します。


使用可能
条件


全ファンクション




データ更新の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:RENEw CH$,A$
:UNIT:RENEw? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = FAST, NORMal, SLOW


解 説


CH$で指定したチャネルのデータ更新を設定します。
CH$で指定したチャネルのデータ更新の設定を文字データで返します。

FAST    高速
NORMal  通常
SLOW    低速



:UNIT:RENEw CH1,FAST
:UNIT:RENEw? CH1
(応答)  :UNIT:RENEW CH1,FAST  (ヘッダがONの場合)


注 記


温度ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




応答時間の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:RESPonse CH$,A$
:UNIT:RESPonse? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = FAST, NORMal, SLOW


解 説


CH$で指定したチャネルの応答時間を設定します。
CH$で指定したチャネルの応答時間の設定を文字データで返します。

FAST    高速
NORMal  通常
SLOW    低速



:UNIT:RESPonse CH1,FAST
:UNIT:RESPonse? CH1
(応答)  :UNIT:RESPONSE CH1,FAST  (ヘッダがONの場合)


注 記


DC/RMSユニット, 高圧ユニット のRMSモード専用


使用可能
条件


全ファンクション




基準接点補償(RJC)の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:RJC CH$,A$
:UNIT:RJC? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = INT, EXT


解 説


CH$で指定したチャネルの基準接点補償(RJC)を設定します。
CH$で指定したチャネルの基準接点補償(RJC)の設定を文字データで返します。

INT  内部
EXT  外部



:UNIT:RJC CH1,INT
:UNIT:RJC? CH1
(応答)  :UNIT:RJC CH1,INT  (ヘッダがONの場合)


注 記


温度ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




DC/RMSユニットのモード設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:RMS CH$,A$
:UNIT:RMS? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = DC, RMS


解 説


CH$で指定したチャネルのDC/RMSユニットのモードを設定します。
CH$で指定したチャネルのDC/RMSユニットのモードの設定を文字データで返します。

DC  DC
RMS  RMS



:UNIT:RMS CH1,DC
:UNIT:RMS? CH1
(応答)  :UNIT:RMS CH1,DC  (ヘッダがONの場合)


注 記


DC/RMSユニット, 高圧ユニット 専用


使用可能
条件


全ファンクション




センサの種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:SENSor CH$,A$
:UNIT:SENSor? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜CH32
A$ = K, J, E, T, N, R, S, B, W


解 説


CH$で指定したチャネルのセンサの種類を設定します。
CH$で指定したチャネルのセンサの種類を文字データで返します。



:UNIT:SENSor CH1,K
:UNIT:SENSor? CH1
(応答)  :UNIT:SENSOR CH1,K  (ヘッダがONの場合)


注 記


温度ユニット専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットのレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:SIDE CH$,A$
:UNIT:SIDE? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: HIGH, LOW


解 説


CH$で指定したチャネルのレベルを設定します
CH$で指定したチャネルのレベルを文字データで返します。

HIGH  しきい値より上の部分を使って値を算出する
LOW   しきい値より下の部分を使って値を算出する



:UNIT:SIDE CH1,LOW
:UNIT:SIDE? CH1
(応答)  :UNIT:SIDE CH1,LOW  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(パルス幅、デューティモード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットのスロープの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:SLOPe CH$,A$
:UNIT:SLOPe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: UP, DOWN


解 説


CH$で指定したチャネルのスロープを設定します。
CH$で指定したチャネルのスロープを文字データで返します。

UP   下から上に横切る時の間隔を使って値を算出する
DOWN 上から下に横切る時の間隔を使って値を算出する



:UNIT:SLOPe CH1,UP
:UNIT:SLOPe? CH1
(応答)  :UNIT:SLOPE CH1,UP  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(周波数、回転数、電源周波数、積算モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニットのスムージングの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:SMOOth CH$,A$
:UNIT:SMOOth? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: OFF, ON


解 説


CH$で指定したチャネルのスムージングを設定します。
CH$で指定したチャネルのスムージングを文字データで返します。

OFF  測定したデータをそのまま記録
ON   測定したデータを波形が滑らかになるように補間して出力



:UNIT:SMOOth CH1,ON
:UNIT:SMOOth? CH1
(応答)  :UNIT:SMOOTH CH1,ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(周波数、回転数モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




チャージユニットのTEDS読み込み実行


構 文


(クエリ)


:UNIT:TEDS? CH$

(応答)

CH$,A<NR2>
CH$ = CH1〜CH32
A = 0.100〜10.000


解 説


指定したチャージユニットに対してTEDSの読み込みを行い、取得したセンサ感度の値を返します。
TEDSの読み込みに失敗したときには0.000を返します。



:UNIT:TEDS? CH1
(応答):UNIT:TEDS CH1,3.500  (ヘッダがONの場合)


注 記


U8979 チャージユニット(プリアンプモード)専用


使用可能
条件


全ファンクション




周波数ユニット積算開始タイミングの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:UNIT:TIMIng CH$,A$
:UNIT:TIMIng? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$: CH1〜CH32
A$: START, TRIG


解 説


CH$で指定したチャネルの積算開始タイミングを設定します。
CH$で指定したチャネルの積算開始タイミングを文字データで返します

START 測定開始時点からカウント
TRIG  トリガ時点からカウント



:UNIT:TIMIng CH1,START
:UNIT:TIMIng? CH1
(応答)  :UNIT:TIMING CH1,START  (ヘッダがONの場合)


注 記


周波数ユニット(積算モード)専用


使用可能
条件


全ファンクション