(1) *OPC
内容 実行中の全動作が終了後、SESR(標準イベント・ステータス・レジスタ)のLSB
(ビット0)をセット
構文 (コマンド) *OPC
解説 送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンド処理が
終了した時点で、SESRのLSBをセットします。
例 A$;B$;*OPC;C$
(A$、B$、のコマンド処理終了後、SESRのLSBをセットします。)
注記 記録時間連続がONの時は、スタート処理の監視用には使用しないでください。
(2) *OPC?
内容 実行中の全動作が終了後、ASCIIの(1)を応答します
構文 (クエリ) *OPC?
(応答) 1
解説 送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンド処理が
終了した時点で、ASCIIの(1)を応答します。
注記 記録時間連続がONの時は、スタート処理の監視用には使用しないでください。
(3) *WAI
内容 コマンド処理が終了後、後に続くコマンドを実行します
構文 (コマンド) *WAI
例 A$;B$;*WAI;C$
(A$、B$、のコマンド終了後、*WAIに続くコマンドC$を実行します)
注記 記録時間連続がONの時は、スタート処理の監視用には使用しないでください。
(1) 記録間隔の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAMPle A
(クエリ) :CONFigure:SAMPle?
(応答) A<NR3>
解説 記録間隔を数値(単位s)で設定します。
現在の記録間隔値を、NR3数値で返します。
(設定にない値を指定した場合、その値のすぐ上の記録間隔が
ある時は、その記録間隔になります。)
(10ms=0.01, 20ms=0.02, 50ms=0.05
100ms=0.1, 200ms=0.2, 500ms=0.5
1s=1, 2s=2, 5s=5
10s=10, 20s=20,30s=30
1min=60, 2min=120, 5min=300
10min=600, 20min=1200, 30min=1800
1h=3600)
例 :CONFigure:SAMPle +100.0E-3
記録間隔を100msに設定します。
注記 CH2_1〜CH2_15のいずれかがONの時は、記録間隔を10msに変更できません。
CH3_1〜CH4_15のいずれかがONの時は、記録間隔を10ms,20msに変更できません。
断線検出がONで、CH2_1〜CH2_15のいずれかがONの時に、記録間隔を20msにすると断線検出がOFFに変更されます。
断線検出がONで、CH3_1〜CH4_15のいずれかがONの時に、記録間隔を50msにすると断線検出がOFFに変更されます。
注記 記録間隔の設定値により、横軸、記録時間、プリトリガ、自動保存、分割保存、区切り演算の
設定が制限される場合があります。
(2) 時間軸レンジの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:TDIV A
(クエリ) :CONFigure:TDIV?
(応答)
A<NR3>
解説 時間軸レンジを数値(単位s)で設定します。
現在の時間軸レンジの設定値を、NR3数値で返します。
(設定にない値を指定した場合、その値のすぐ上のレンジがある時は、
そのレンジになります。)
(時間軸は、記録間隔より大きい設定しかできません。)
(100ms=0.1, 200ms=0.2, 500ms=0.5
1s=1, 2s=2, 5s=5
10s=10, 20s=20,30s=30
1min=60,
2min=120, 5min=300
10min=600, 20min=1200,
30min=1800
1h=3600, 2h=7200, 5h=18000
10h=36000,
12h=43200, 1d=86400)
例 :CONFigure:TDIV
+1.0E+0
時間軸レンジを1sに設定します。
注記 記録間隔の設定値により、横軸の設定が制限される場合があります。
(4) 自動保存機能の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:ATSAve A$(,"B$")
(クエリ) :CONFigure:ATSAve?
(応答) A$(,"B$")
A$=OFF,BIN,CSV,MEAS,BIN_MEAS,BIN_CSV
OFF:自動保存しません。(B$は省略)
BIN :測定しながらメディアにバイナリ形式で保存します。
CSV :測定しながらにメディアにCSV形式で保存します。
MEAS :測定後にメディアに数値演算結果を保存します。
BIN_MEAS :測定しながらにメディアにバイナリ形式で保存し、
測定後にメディアに数値演算結果を保存します。
CSV_MEAS :測定しながらにメディアにCSV形式で保存し、
測定後にメディアに数値演算結果を保存します。
B$=ファイル名(半角8文字)(省略可能)
解説 自動保存機能を設定します。
A$=OFFの時、B$は省略してください。
現在の自動保存機能の設定を、文字データで返します。
例 :CONFigure:ATSAve BIN,"DATA"
測定しながらメディアへ、バイナリ形式で自動保存します。
(7) 自動保存機能の分割長の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAVELen A,B,C
(クエリ) :CONFigure:SAVELen?
(応答) A,B,C
A=day :0〜30(日)
B=hour:0〜23(時)
C=min :0〜59(分)
day,hour,minすべて<NR1>
解説 自動保存機能の分割長の設定をします。
現在の分割長の設定を、NR1数値で返します。
例 :CONFigure:SAVELen 0,1,0
分割長を1時間に設定します。
注記 記録間隔の設定値により、分割長の設定が制限される場合があります。
(10) 自動保存機能の優先保存先の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAVEPri A$
(クエリ) :CONFigure:SAVEPri?
(応答) A$
A$=CF,USB
解説 自動保存機能の優先保存先を設定をします。
現在の優先保存先の設定を、文字データで返します。
例 :CONFigure:SAVEPri CF
自動保存機能の優先保存先をCFに設定します。
(11) [テキスト時の区切り記号]の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAVESep A$
(クエリ) :CONFigure:SAVESep?
(応答) A$
A$=COMMA,SPACE,TAB,SEMI
解説 保存形式がテキストのとき、区切り記号の設定をします。
現在の区切り記号の設定を、文字データで返します。
例 :CONFigure:SAVESep COMMA
保存形式がテキストのとき、区切り記号をカンマに設定します。
注記 小数点記号がCOMMAの時は、区切り記号をCOMMAに設定できません。
(12) [テキスト時の小数点記号]の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAVEDeci A$
(クエリ) :CONFigure:SAVEDeci?
(応答) A$
A$=PERIOD,COMMA
解説 保存形式がテキストのとき、小数点記号の設定をします。
現在の小数点記号の設定を、文字データで返します。
例 :CONFigure:SAVEDeci PERIOD
保存形式がテキストのとき、小数点記号をピリオドに設定します。
注記 区切り記号がCOMMAの時は、小数点記号をCOMMAに設定できません。
(13) [テキスト時の日付フォーマット]の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CONFigure:SAVEFormat A$
(クエリ) :CONFigure:SAVEFormat?
(応答) A$
A$=COMMENT,SPLITMS
解説 保存形式がテキストのとき、日付フォーマットの設定します。
現在の日付フォーマットの設定を、文字データで返します。
例 :CONFigure:SAVEFormat COMMENT
日付フォーマットの設定をCOMMENTに設定します。
注記 このコマンドは、バージョンV1.23から追加されました。
(1) 入力データの測定CH収集の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:STORe ch$,A$
(クエリ) :UNIT:STORe? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,LOG,ALARM,W1〜W30
A$=OFF,ON
解説 ch$で指定されたチャネルの測定CH収集を、設定します。
ch$で指定されたチャネルの測定CH収集を、文字列で返します。
例 :UNIT:STORe CH1_1,ON
CH1_1の測定CH収集をONに設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
注記 記録間隔が10msの時に、CH2_1〜CH2_15のいずれかをONにすると記録間隔が20msに変更されます。
記録間隔が10ms,20msの時に、CH3_1〜CH4_15のいずれかをONにすると記録間隔が50msに変更されます。
断線検出がONで、記録間隔が20msの時に、CH2_1〜CH2_15のいずれかをONにすると断線検出がOFFに変更されます。
断線検出がONで、記録間隔が50msの時に、CH3_1〜CH4_15のいずれかをONにすると断線検出がOFFに変更されます。
注記 :UNIT:STORe PLS1,ON 等でパルス収集をONにするには、:UNIT:PLSLogic PLS1,PLS 等のコマンドを使って
設定したいパルスチャネルをPLS測定にしておく必要があります。
:UNIT:PLSLogic PLS1,LOGICに設定してある場合は、:UNIT:STORe PLS1,ONは無効になります。
注記 :UNIT:STORe LOG,ON でロジック収集をONにするには、:UNIT:PLSLogic PLS1,LOGIC 等のコマンドを使って
PLS1〜PLS8の1つ以上をLOGIC測定にしておく必要があります。
PLS1〜PLS8が全てPLSの場合は、:UNIT:STORe LOG,ONは無効になります。
(3) 入力チャネルの入力種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:INMOde ch$,A$
(クエリ) :UNIT:INMOde? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=VOLTAGE,TC,RTD,HUMIDITY,RESIST
(VOLTAGEは電圧、TCは熱電対、RTDは測温抵抗体、HUMIDITYは湿度、RESISTは抵抗)
解説 ch$で指定されたチャネルの入力種類を、設定します。
ch$で指定されたチャネルの入力種類を、文字列で返します。
例 :UNIT:INMOde CH1_1,VOLTAGE
CH1_1の入力種類をVOLTAGEに設定します。
注記 RTD,RESISTはLR8501 ユニバーサルユニットでのみ使えます。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(4) 入力チャネルの測定レンジの設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:RANGe ch$,A
(クエリ) :UNIT:RANGe? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
解説 ch$で指定されたチャネルの測定レンジを、数値で設定します。
(設定にない値を指定した場合、その値のすぐ上のレンジがある時は、そのレンジになります。)
ch$で指定されたチャネルの測定レンジを、NR3数値で返します。
例 :UNIT:RANGe CH1_1,+100.E-3
CH1_1の電圧軸レンジを100mVに設定します。
注記 電圧で1-5Vのレンジにする時は、A=15を設定して下さい。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニットでのみ使えます。
熱電対測定でセンサがBの時は、100℃、500℃レンジに設定できません。
(5) 入力チャネルの表示位置の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:POSItion ch$,A
(クエリ) :UNIT:POSItion? ch$
(応答)
ch$,A<NR1>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=表示位置(%)
解説 ch$で指定されたチャネルの表示位置を、数値で設定します。
ch$で指定されたチャネルの表示位置を、NR1数値で返します。
例 :UNIT:POSItion CH1_1,50
CH1_1の表示位置を50%に設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(6) 入力チャネルの温度測定の熱電対の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:SENSor ch$,A$
(クエリ) :UNIT:SENSor? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=K,J,E,T,N,R,S,B,W
解説 ch$で指定されたチャネルの温度測定の熱電対を、設定します。
ch$で指定されたチャネルの温度測定の熱電対を、文字列で返します。
例 :UNIT:SENSor CH1_1,K
CH1_1の温度測定の熱電対をKに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
100℃、500℃レンジの時は、熱電対測定のセンサをBに設定できません。
(7) 入力チャネルの温度測定の接点補償の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:RJC ch$,A$
(クエリ) :UNIT:RJC? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=INT,EXT
解説 ch$で指定されたチャネルの温度測定の接点補償を、設定します。
ch$で指定されたチャネルの温度測定の接点補償を、文字列で返します。
例 :UNIT:RJC CH1_1,INT
CH1_1の温度測定の接点補償をINTに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(8) 入力チャネルの温度測定の断線検出の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:WIRE A$
(クエリ) :UNIT:WIRE?
(応答) A$
A$=OFF,ON
解説 温度測定の断線検出を、設定します。
温度測定の断線検出を、文字列で返します。
例 :UNIT:WIRE ON
温度測定の断線検出をONに設定します。
注記 記録間隔が10msの時は、断線検出がONに変更できません。
記録間隔が20msで、CH2_1〜CH2_15のいずれかがONの時は、断線検出がONに変更できません。
記録間隔が50msで、CH3_1〜CH4_15のいずれかがONの時は、断線検出がONに変更できません。
(12) パルス入力チャネルの表示位置の設定と問合せ
構文 (コマンド) :UNIT:PPOSItion pls$,A
(クエリ) :UNIT:PPOSItion?
pls$
(応答)
pls$,A<NR1>
pls$=PLS1〜PLS8
A=表示位置(%)
解説 pls$で指定されたチャネルの表示位置を、数値で設定します。
pls$で指定されたチャネルの表示位置を、NR1数値で返します。
例 :UNIT:PPOSItion
PLS1,50
PLS1の表示位置を50%に設定します。
(1) スケーリング機能の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:KIND ch$,A$
(クエリ) :SCALing:KIND? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
A$=POINT,RATIO
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングの種類を、文字列データで
設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングの種類の設定を、
文字列データで返します。
例 :SCALing:KIND CH1_1,POINT
チャネル1-1のスケーリングを2点で指定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(2) スケーリング機能のON/OFFの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:SET ch$,A$
(クエリ) :SCALing:SET? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
A$=OFF,ENG,SCI
(ENG=小数、SCI=指数))
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングの設定をします。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングの設定を、
文字列データで返します。
例 :SCALing:SET CH1_1,ENG
チャネル1-1のスケーリング機能をENG(=小数)にします。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(3) スケーリングの換算値の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:VOLT ch$,A
(クエリ) :SCALing:VOLT? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
A=-9.9999E+9〜+9.9999E+9
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリング換算値の設定をします。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリング換算値の設定を、
NR3数値で返します。
例 :SCALing:VOLT CH1_1,+2.0E-3
チャネル1-1のスケーリング換算値(eu/V)を+2.0E-3に設定します。
使用可能条件 スケーリングを「変換比で指定」で設定しているとき
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(4) スケーリングのオフセットの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:OFFSet ch$,A
(クエリ) :SCALing:OFFSet? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
A=-9.9999E+9〜+9.9999E+9
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングのオフセットを設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングのオフセットを、
NR3数値で返します。
例 :SCALing:OFFSet CH1_1,+1.0E-3
チャネル1-1のスケーリングオフセット(eu offset)を+1.0E-3に設定します。
使用可能条件 スケーリングを「変換比で指定」で設定しているとき
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(5) スケーリングの単位の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:UNIT ch$,"A$"
(クエリ) :SCALing:UNIT? ch$
(応答) ch$,"A$"
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
A$=スケーリング単位(最大7文字)
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングの単位を7文字以内で設定します。
扱える文字は、本体で入力できる文字ですが、特殊文字の入力は下のよう
になります。
^2 (=(2乗)),^3 (=(3乗)),~c(=゚),~e(=ε),~u(=μ),~o(=Ω), ^^(=^), ~~(=~),
~,(='), ~;(=")
上記以外は、スペースに置き換えます。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングの単位を、
文字データで返します。
コマンド中のダブルクォーテーション(")の代わりに、
シングルクォーテーション(')を用いることができます。
例 :SCALing:UNIT CH1_1,"mA"
チャネル1-1のスケーリング単位をmAにします。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(6) スケーリングのVOLT UP、LOWの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:VOUPLOw ch$,B,C
(クエリ) :SCALing:VOUPLOw? ch$
(応答) ch$,B,C<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
B,C=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングのVOLT UP、LOWの値を設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングのVOLT UP、LOWの値を、
NR3数値で返します。
例 :SCALing:VOUPLOw CH1_1,+2.0E-1,0
チャネル1-1の変換前の2点の電圧値を200mV,0Vに設定します。
使用可能条件 スケーリングを「2点で指定」で設定しているとき
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(7) スケーリングのSCALE UP、LOWの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SCALing:SCUPLOw ch$,B,C
(クエリ) :SCALing:SCUPLOw? ch$
(応答) ch$,B,C<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8
B,C=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 ch$で指定されたチャネルのスケーリングのSC UP、LOWの値を設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在のスケーリングのSC UP、LOWの値を、
NR3数値で返します。
例 :SCALing:SCUPLOw CH1_1,1.0E+1,0
チャネル1-1の変換後の2点の値を設定します。
使用可能条件 スケーリングを「2点で指定」で設定しているとき
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(2) 各チャネルのコメント文字の設定と問合せ
構文 (コマンド) :COMMent:CH ch$,"A$"
(クエリ) :COMMent:CH? ch$
(応答) ch$,"A$"
ch$=CH1_1〜CH4_15、PLS1〜PLS8、W1〜W30
A$=コメント文字(最大全角20文字、半角40文字)
解説 ch$で指定されたチャネルのコメント文字を設定します。
扱える半角文字は本体で入力できる文字ですが、特殊文字の入力は
下のようになります。
^2 (=(2乗)),^3 (=(3乗)),~c(=゚),~e(=ε),~u(=μ),~o(=Ω), ^^(=^), ~~(=~),
~,(='), ~;(=")
上記以外は、スペースに置き換えます
全角は、JIS第1,第2水準漢字コードが使用できます。
ch$で指定されたチャネルのコメント文字を、文字データで返します。
コマンド中のダブルクォーテーション(")の代わりに、
シングルクォーテーション(')を用いることができます。
例 :COMMent:CH CH1_1,"CH1_1=TEST"
チャネル1のコメント表示を「CH1_1=TEST」にします。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(3) アラームチャネルのコメント文字の設定と問合せ
構文 (コマンド) :COMMent:ALMCH alm$,"A$"
(クエリ) :COMMent:ALMCH? alm$
(応答) alm$,"A$"
alm$=ALM1〜ALM4
A$=コメント文字(最大全角20文字、半角40文字)
解説 alm$で指定されたアラームチャネルのコメント文字を設定します。
扱える半角文字は本体で入力できる文字ですが、特殊文字の入力は
下のようになります。
^2 (=(2乗)),^3 (=(3乗)),~c(=゚),~e(=ε),~u(=μ),~o(=Ω), ^^(=^), ~~(=~),
~,(='), ~;(=")
上記以外は、スペースに置き換えます
全角は、JIS第1,第2水準漢字コードが使用できます。
alm$で指定されたアラームチャネルのコメント文字を、文字データで返します。
コマンド中のダブルクォーテーション(")の代わりに、
シングルクォーテーション(')を用いることができます。
例 :COMMent:ALMCH ALM1,"alm1=TEST"
アラーム1のコメント表示を「alm1=TEST」にします。
(6) トリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:KIND ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:KIND? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 ch$で指定したチャネルのトリガの種類を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のトリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:KIND CH1_1,LEVEl
CH1_1のトリガの種類をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(7) トリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SLOPe ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:SLOPe? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 ch$で指定したチャネルのレベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のトリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SLOPe CH1_1,UP
CH1_1のトリガスロープを立ち上がりに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(8) レベルトリガのトリガレベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:LEVEl ch$,A
(クエリ) :TRIGger:LEVEl? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのレベルトリガのトリガレベルを設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のトリガレベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:LEVEl CH1_1,50E-3
CH1_1のトリガレベルを50mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(9) ウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SIDE ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:SIDE? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 ch$で指定したチャネルのウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のトリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SIDE CH1_1,IN
CH1_1のトリガサイドをウインドウインに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(10) ウインドウ・イン/アウト・トリガの上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:UPPEr ch$,A
(クエリ) :TRIGger:UPPEr? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのウインドウトリガの上限レベルを電圧値(V)
で設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のウインドウトリガの上限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:UPPEr CH1_1,+1.0E-3
CH1_1のウインドウトリガの上限レベルを+1.0mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(11) ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:LOWEr ch$,A
(クエリ) :TRIGger:LOWEr? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのウインドウトリガの下限レベルを電圧値(V)
で設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のウインドウトリガの下限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:LOWEr CH1_1,-1.0E-3
CH1_1のウインドウトリガの下限レベルを−1.0mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(12) パルストリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:PKIND pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:PKIND? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 pls$で指定したチャネルのトリガの種類を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のトリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:PKIND PLS1,LEVEl
PLS1をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
(13) パルストリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:PSLOPe pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:PSLOPe? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 pls$で指定したチャネルのレベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のトリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:PSLOPe PLS1,UP
CH1_1のトリガスロープを立ち上がりに設定します。
(15) パルスウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:PSIDE pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:PSIDE? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 pls$で指定したチャネルのウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のトリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:PSIDE PLS1,IN
PLS1のトリガサイドをウインドウインに設定します。
(20) 波形演算トリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WKIND w$,A$
(クエリ) :TRIGger:WKIND? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 w$で指定したチャネルのトリガの種類を設定します。
wで指定したチャネルの現在のトリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:WKIND W1,LEVEl
W1のトリガの種類をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
(21) 波形演算トリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WSLOPe w$,A$
(クエリ) :TRIGger:WSLOPe? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 w$で指定したチャネルのレベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
w$で指定したチャネルの現在のトリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:WSLOPe W1,UP
W1のトリガスロープを立ち上がりに設定します。
(22) 波形演算レベルトリガのトリガレベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WLEVEl w$,A
(クエリ) :TRIGger:WLEVEl? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定した波形演算チャネルのレベルトリガのトリガレベルを設定
します。
w$で指定した波形演算チャネルの現在のトリガレベルを、NR3数値で
返します。
例 :TRIGger:WLEVEl W1,50E+0
W1のトリガレベルを50に設定します。
(23) 波形演算ウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WSIDE w$,A$
(クエリ) :TRIGger:WSIDE? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 w$で指定したチャネルのウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
w$で指定したチャネルの現在のトリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:WSIDE W1,IN
W1のトリガサイドをウインドウインに設定します。
(24) 波形演算ウインドウ・イン/アウト・トリガの上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WUPPEr w$,A
(クエリ) :TRIGger:WUPPEr? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定したチャネルのウインドウトリガの上限レベルを設定します。
w$で指定したチャネルのウインドウトリガの上限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:WUPPEr W1,2.0E+3
W1のウインドウトリガの上限レベルを2000に設定します。
(25) 波形演算ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:WLOWEr w$,A
(クエリ) :TRIGger:WLOWEr? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定したチャネルのウインドウトリガの下限レベルを設定します。
w$で指定したチャネルのウインドウトリガの下限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:WLOWEr W1,1.0E+3
W1のウインドウトリガの下限レベルを1000に設定します。
(34) ストップ時トリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SKIND ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:SKIND? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時のトリガの種類を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時のトリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:SKIND CH1_1,LEVEl
CH1_1のストップ時トリガの種類をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(35) ストップ時トリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SSLOPe ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:SSLOPe? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時レベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SSLOPe CH1_1,UP
CH1_1のストップ時トリガスロープを立ち上がりに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(36) ストップ時レベルトリガのトリガレベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SLEVEl ch$,A
(クエリ) :TRIGger:SLEVEl? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時レベルトリガのトリガレベルを設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガレベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:SLEVEl CH1_1,50E-3
CH1_1のストップ時トリガレベルを50mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(37) ストップ時ウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SSIDE ch$,A$
(クエリ) :TRIGger:SSIDE? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SSIDE CH1_1,IN
CH1_1のストップ時トリガサイドをウインドウインに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(38) ストップ時ウインドウ・イン/アウト・トリガの上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SUPPEr ch$,A
(クエリ) :TRIGger:SUPPEr? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの上限レベルを電圧値(V)
で設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時ウインドウトリガの上限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:SUPPEr CH1_1,+1.0E-3
CH1_1のストップ時ウインドウトリガの上限レベルを+1.0mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(39) ストップ時ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SLOWEr ch$,A
(クエリ) :TRIGger:SLOWEr? ch$
(応答) ch$,A<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 ch$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの下限レベルを電圧値(V)
で設定します。
ch$で指定したチャネルの現在のストップ時ウインドウトリガの下限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:SLOWEr CH1_1,-1.0E-3
CH1_1のストップ時ウインドウトリガの下限レベルを−1.0mVに設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(40) ストップ時のパルストリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SPKIND pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:SPKIND? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 pls$で指定したチャネルのストップ時トリガの種類を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:SPKIND PLS1,LEVEl
PLS1のストップ時トリガ種類をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
(41) ストップ時パルストリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SPSLOPe pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:SPSLOPe? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 plsh$で指定したチャネルのストップ時レベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SPSLOPe PLS1,UP
PLS1のストップ時トリガスロープを立ち上がりに設定します。
(42) ストップ時パルスレベルトリガのトリガレベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SPLEVEl pls$,A
(クエリ) :TRIGger:SPLEVEl? pls$
(応答) pls$,A<NR3>
pls$=PLS1〜PLS8
A=積算(c),回転数(r/s)
(設定範囲は、積算時は、0c〜1000000000c、回転数時は0r/s〜15000r/s)
解説 pls$で指定したパルスチャネルのストップ時レベルトリガのトリガレベルを設定
します。
pls$で指定したパルスチャネルの現在のストップ時トリガレベルを、NR3数値で
返します。
例 :TRIGger:SPLEVEl PLS1,50E+0
PLS1のストップ時トリガレベルを50カウントに設定します。
(43) ストップ時パルスウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SPSIDE pls$,A$
(クエリ) :TRIGger:SPSIDE? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 pls$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
pls$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SPSIDE PLS1,IN
PLS1のストップ時トリガサイドをウインドウインに設定します。
(48) ストップ時の波形演算トリガの種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWKIND w$,A$
(クエリ) :TRIGger:SWKIND? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=OFF
LEVEl :レベルトリガ
WINDow :ウインドウトリガ
解説 w$で指定したチャネルのストップ時トリガの種類を設定します。
wで指定したチャネルの現在のストップ時トリガの種類を、文字データで返します。
例 :TRIGger:SWKIND W1,LEVEl
W1のストップ時トリガの種類をレベルトリガに設定します。
注記 トリガを使う場合は、:TRIGger:SET ONコマンドにて、トリガの設定もONにしてください。
(49) ストップ時の波形演算トリガスロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWSLOPe w$,A$
(クエリ) :TRIGger:SWSLOPe? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=UP :立ち上がり
DOWN:立ち下がり
解説 w$で指定したチャネルのストップ時レベルトリガのトリガスロープ
を設定します。
w$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガスロープを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SWSLOPe W1,UP
W1のストップ時トリガスロープを立ち上がりに設定します。
(50) ストップ時の波形演算レベルトリガのトリガレベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWLEVEl w$,A
(クエリ) :TRIGger:SWLEVEl? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定した波形演算チャネルのストップ時レベルトリガのトリガレベルを設定
します。
w$で指定した波形演算チャネルの現在のストップ時トリガレベルを、NR3数値で
返します。
例 :TRIGger:SWLEVEl W1,50E+0
W1のストップ時トリガレベルを50に設定します。
(51) ストップ時の波形演算ウインドウトリガサイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWSIDE w$,A$
(クエリ) :TRIGger:SWSIDE? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 w$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガのトリガサイド
を設定します。
w$で指定したチャネルの現在のストップ時トリガサイドを、文字データで返します。
例 :TRIGger:SWSIDE W1,IN
W1のストップ時トリガサイドをウインドウインに設定します。
(52) ストップ時の波形演算ウインドウ・イン/アウト・トリガの上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWUPPEr w$,A
(クエリ) :TRIGger:SWUPPEr? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの上限レベルを設定します。
w$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの上限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:SWUPPEr W1,2.0E+3
W1のストップ時ウインドウトリガの上限レベルを2000に設定します。
(53) ストップ時の波形演算ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :TRIGger:SWLOWEr w$,A
(クエリ) :TRIGger:SWLOWEr? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 w$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの下限レベルを設定します。
w$で指定したチャネルのストップ時ウインドウトリガの下限レベルを、NR3数値で返します。
例 :TRIGger:SWLOWEr W1,1.0E+3
W1のストップ時ウインドウトリガの下限レベルを1000に設定します。
(2) 警報の種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:KIND alm$,ch$,A$
(クエリ) :ALARm:KIND? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH1_15
A$=OFF
LEVEl :レベル警報
WINDow :ウインドウ警報
解説 alm$,ch$で指定したチャネルの警報の種類を設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在の警報の種類を、文字データで返します。
例 :ALARm:KIND ALM1,CH1_1,LEVEl
ALM1のCH1_1をレベル警報に設定します。
注記 警報を使う場合は、:UNIT:STOReコマンドにて、警報ユニットのチャネルをONにしてください。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(3) 警報スロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:SLOPe alm$,ch$,A$
(クエリ) :ALARm:SLOPe? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=HIGH :レベルより上で警報
LOW :レベルより下で警報
解説 alm$,ch$で指定したチャネルのレベル警報の警報スロープを設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在の警報スロープを、文字データで返します。
例 :ALARm:SLOPe ALM1,CH1_1,HIGH
ALM1のCH1_1の警報スロープをレベルより上で警報に設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(4) レベル警報の警報レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:LEVEl alm$,ch$,A
(クエリ) :ALARm:LEVEl? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 alm$,ch$で指定したチャネルのレベル警報の警報レベルを設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在の警報レベルを、NR3数値で返します。
例 :ALARm:LEVEl ALM1,CH1_1,50E-3
ALM1のCH1_1の警報レベルを50mVに設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(5) ウインドウ警報サイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:SIDE alm$,ch$,A$
(クエリ) :ALARm:SIDE? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 alm$,ch$で指定したチャネルのウインドウ警報の警報サイドを設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在の警報サイドを、文字データで返します。
例 :ALARm:SIDE ALM1,CH1_1,IN
ALM1のCH1_1の警報サイドをウインドウインに設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(6) ウインドウ・イン/アウト・警報の上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:UPPEr alm$,ch$,A
(クエリ) :ALARm:UPPEr? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 alm$,ch$で指定したチャネルのウインドウ警報の上限レベルを設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在のウインドウ警報の上限レベルを、NR3数値で返します。
例 :ALARm:UPPEr ALM1,CH1_1,+1.0E-3
ALM1のCH1_1のウインドウ警報の上限レベルを+1.0mVに設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(7) ウインドウ・イン/アウト・警報の下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:LOWEr alm$,ch$,A
(クエリ) :ALARm:LOWEr? alm$,ch$
(応答) alm$,ch$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
ch$=CH1_1〜CH4_15
A=電圧(V)、温度(℃)、湿度(%)、抵抗(Ω)
(設定範囲は、レンジの±1.50倍です。100mVレンジの時、-150mV〜150mV)
解説 alm$,ch$で指定したチャネルのウインドウ警報の下限レベルを設定します。
alm$,ch$で指定したチャネルの現在のウインドウ警報の下限レベルを、NR3数値で返します。
例 :ALARm:LOWEr ALM1,CH1_1,-1.0E-3
ALM1のCH1_1のウインドウ警報の下限レベルを−1.0mVに設定します。
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(8) パルス警報の種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:PKIND alm$,pls$,A$
(クエリ) :ALARm:PKIND? alm$,pls$
(応答) alm$,pls$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
pls$=PLS1〜PLS8
A$=OFF
LEVEl :レベル警報
WINDow :ウインドウ警報
解説 alm$,pls$で指定したチャネルの警報の種類を設定します。
alm$,pls$で指定したチャネルの現在の警報の種類を、文字データで返します。
例 :ALARm:PKIND ALM1,PLS1,LEVEl
ALM1のPLS1をレベル警報に設定します。
注記 警報を使う場合は、:UNIT:STOReコマンドにて、警報ユニットのチャネルをONにしてください。
(9) パルス警報スロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:PSLOPe alm$,pls$,A$
(クエリ) :ALARm:PSLOPe? alm$,pls$
(応答) alm$,pls$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
pls$=PLS1〜PLS8
A$=HIGH :レベルより上で警報
LOW :レベルより下で警報
解説 alm$,pls$で指定したチャネルのレベル警報の警報スロープを設定します。
alm$,pls$で指定したチャネルの現在の警報スロープを、文字データで返します。
例 :ALARm:PSLOPe ALM1,PLS1,HIGH
ALM1のPLS1の警報スロープをレベルより上で警報に設定します。
(11) パルスウインドウ警報サイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:PSIDE alm$,pls$,A$
(クエリ) :ALARm:PSIDE? alm$,pls$
(応答) alm$,pls$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
pls$=PLS1〜PLS8
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 alm$,pls$で指定したチャネルのウインドウ警報の警報サイドを設定します。
alm$,pls$で指定したチャネルの現在の警報サイドを、文字データで返します。
例 :ALARm:PSIDE ALM1,PLS1,IN
ALM1のPLS1の警報サイドをウインドウインに設定します。
(14) 波形演算警報の種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WKIND alm$,w$,A$
(クエリ) :ALARm:WKIND? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A$=OFF
LEVEl :レベル警報
WINDow :ウインドウ警報
解説 alm$,w$で指定したチャネルの警報の種類を設定します。
alm$,w$で指定したチャネルの現在の警報の種類を、文字データで返します。
例 :ALARm:WKIND ALM1,W1,LEVEl
ALM1のW1をレベル警報に設定します。
注記 警報を使う場合は、:UNIT:STOReコマンドにて、警報ユニットのチャネルをONにしてください。
(15) 波形演算警報スロープの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WSLOPe alm$,w$,A$
(クエリ) :ALARm:WSLOPe? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A$=HIGH :レベルより上で警報
LOW :レベルより下で警報
解説 alm$,w$で指定したチャネルのレベル警報の警報スロープを設定します。
alm$,w$で指定したチャネルの現在の警報スロープを、文字データで返します。
例 :ALARm:WSLOPe ALM1,W1,HIGH
ALM1のW1の警報スロープをレベルより上で警報に設定します。
(16) 波形演算レベル警報の警報レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WLEVEl alm$,w$,A
(クエリ) :ALARm:WLEVEl? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 alm$,w$で指定したチャネルのパルスレベル警報の警報レベルを設定します。
します。
alm$,w$で指定したチャネルの現在のパルス警報レベルを、NR3数値で返します。
例 :ALARm:WLEVEl ALM1,W1,50E+0
ALM1のW1の警報レベルを50に設定します。
(17) 波形演算ウインドウ警報サイドの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WSIDE alm$,w$,A$
(クエリ) :ALARm:WSIDE? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A$=IN :ウインドウイン
OUT :ウインドウアウト
解説 alm$,w$で指定したチャネルのウインドウ警報の警報サイドを設定します。
alm$,w$で指定したチャネルの現在の警報サイドを、文字データで返します。
例 :ALARm:WSIDE ALM1,W1,IN
ALM1のW1の警報サイドをウインドウインに設定します。
(18) 波形演算ウインドウ・イン/アウト・警報の上限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WUPPEr alm$,w$,A
(クエリ) :ALARm:WUPPEr? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 alm$,w$で指定したチャネルのパルスウインドウ警報の上限レベルを
設定します。
alm$,w$で指定したチャネルのパルスウインドウ警報の上限レベルを、
NR3数値で返します。
例 :ALARm:WUPPEr ALM1,W1,2.0E+3
ALM1のW1のウインドウ警報の上限レベルを2000に設定します。
(19) 波形演算ウインドウ・イン/アウト・警報の下限レベルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:WLOWEr alm$,w$,A
(クエリ) :ALARm:WLOWEr? alm$,w$
(応答) alm$,w$,A<NR3>
alm$=ALM1〜ALM4
w$=W1〜W30
A=レベル
解説 alm$,w$で指定したチャネルのパルスウインドウ警報の下限レベル
設定します。
alm$,w$で指定したチャネルのパルスウインドウ警報の下限レベルを、
NR3数値で返します。
例 :ALARm:WLOWEr ALM1,W1,1.0E+3
ALM1のW1のウインドウ警報の下限レベルを1000に設定します。
(22) 警報音の設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:BEEP A$
(クエリ) :ALARm:BEEP?
(応答) A$
A$=OFF,ON
解説 警報音を設定します。
現在の警報音を、文字データで返します。
例 :ALARm:BEEP ON
警報音をONに設定します。
(23) 断線検出時の警報設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:BURN alm$,A$
(クエリ) :ALARm:BURN? alm$
(応答) alm$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
A$=OFF,ON
解説 断線検出時の警報を設定します。
現在の断線検出時の警報を、文字データで返します。
例 :ALARm:BURN ALM1,ON
断線検出時の警報をONに設定します。
(24) 警報ソースのAND/ORの設定と問合せ
構文 (コマンド) :ALARm:SOURce alm$,A$
(クエリ) :ALARm:SOURce? alm$
(応答) alm$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
A$=OR,AND
解説 警報ソースのAND/ORを設定します。
現在の警報ソースのAND/ORを、文字データで返します。
例 :ALARm:SOURce ALM1,OR
警報ソースのAND/ORをORに設定します。
(2) バックライトセーバの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:CRTOff A$
(クエリ) :SYSTem:CRTOff?
(応答) A$
A$=OFF,1MIN,2MIN,3MIN,4MIN,5MIN
解説 バックライトセーバ機能を設定します。
現在のバックライトセーバ機能の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:CRTOff 5MIN
バックライトセーバ機能を5MINに設定します。
(3) バックライトの明るさの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:BRIGhtness A$
(クエリ) :SYSTem:BRIGhtness?
(応答) A$
A$=100%,70%,40%,25%
解説 バックライトの明るさの設定します。
現在のバックライトの明るさの設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:BRIGhtness 100%
バックライトの明るさを100%に設定します。
(4) 画面色の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:LCDDisp A$
(クエリ) :SYSTem:LCDDisp?
(応答) A$
A$=BLACK,WHITE
解説 画面色の設定します。
現在の画面色の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:LCDDisp BLACK
画面色を黒に設定します。
(5) ビープ音の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:BEEP A$
(クエリ) :SYSTem:BEEP?
(応答) A$
A$=OFF,ON
解説 ビープ音の設定します。
現在のビープ音の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:BEEP ON
ビープ音をONに設定します。
(8) 外部入力端子の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:EXTIN A$
(クエリ) :SYSTem:EXTIN?
(応答) A$
A$=TRIG,EVENT
解説 外部入力端子の設定をします。
現在の外部入力端子設定を返します。
例 :SYSTem:EXTIN TRIG
外部入力端子をトリガ入力に設定します。
(9) 開始、停止確認メッセージの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SMESS A$
(クエリ) :SYSTem:SMESS?
(応答) A$
A$=OFF,ON
解説 開始、停止確認メッセージの設定します。
現在の開始、停止確認メッセージの設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SMESS ON
開始、停止確認メッセージをONに設定します。
(10) 警報時のイベントマーク入力の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:MARK A$
(クエリ) :SYSTem:MARK?
(応答) A$
A$=OFF,ON
解説 警報時のイベントマーク入力を設定します。
現在の警報時のイベントマーク入力を、文字データで返します。
例 :SYSTem:MARK ON
警報時のイベントマーク入力をONに設定します。
(11) ファイル保護の強度の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:FILEProt A$
(クエリ) :SYSTem:FILEProt?
(応答) A$
A$=NORMAL,STRONG
解説 ファイル保護の強度を設定します。
現在のファイル保護の強度を、文字データで返します。
例 :SYSTem:FILEProt NORMAL
ファイル保護の強度をNORMALに設定します。
(12) 保存キーの設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SAVEKey A$
(クエリ) :SYSTem:SAVEKey?
(応答) A$
A$=SELECT,QUICK
解説 保存キーの設定します。
現在の保存キーの設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SAVEKey SELECT
保存キーの設定を選択保存に設定します。
(13) 保存種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SAVEType A$
(クエリ) :SYSTem:SAVEType?
(応答) A$
A$=WAVE,IMAGE,SET,CALC
解説 保存種類の設定します。
現在の保存種類の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SAVEType WAVE
保存種類の設定を波形に設定します。
(14) 波形ファイルの形式の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SAVEFormat A$
(クエリ) :SYSTem:SAVEFormat?
(応答) A$
A$=BINARY,CSV
解説 波形ファイルの形式の設定します。
現在の波形ファイルの形式の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SAVEFormat BINARY
波形ファイルの形式の設定をバイナリに設定します。
(15) 波形ファイルの保存範囲の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SAVESpan A$
(クエリ) :SYSTem:SAVESpan?
(応答) A$
A$=ALL,A-B,START-A,START-B,A-END,B-END
解説 波形ファイルの保存範囲の設定します。
現在の波形ファイルの保存範囲の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SAVESpan ALL
波形ファイルの保存範囲の設定をALLに設定します。
(16) 即保存機能の優先保存先の設定と問合せ
構文 (コマンド) :SYSTem:SAVEPri A$
(クエリ) :SYSTem:SAVEPri?
(応答) A$
A$=CF,USB
解説 即保存機能の優先保存先を設定をします。
現在の即優先保存先の設定を、文字データで返します。
例 :SYSTem:SAVEPri CF
即保存機能の優先保存先をCFに設定します。
※
ストレージデータとロジック値の関係
データ(NR1数値)とロジックデータとの関係は、下表のように各ビット
に対応しています。
ビット 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
データ -- -- -- -- -- -- -- -- L8 L7 L6 L5 L4 L3 L2 L1
LOW : 0
HIGH : 1
※ ストレージデータとアラームアウト値の関係
データ(NR1数値)とアラームアウトデータとの関係は、下表のように各ビット
に対応しています。
ビット 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
データ -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- ALM4 ALM3 ALM2 ALM1
LOW : 0
HIGH : 1
(15) リアルタイム測定チャネル出力 (測定ONのチャネルをすべて)
構文 (クエリ) :MEMory:TARCH? unit$
(応答) ch$
unit$:UNIT1,UNIT2,UNIT3,UNIT4,PLS&ALM,CALC1,CALC2
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,LOG,ALARM,W1〜W30
解説 測定ONのチャネルを返します。
例 :MEMory:TARCH? UNIT1
:MEMory:TARCH CH1_1,CH1_2,CH1_3,CH1_4,CH1_5,CH1_6,CH1_7,CH1_8(HEADER ON の場合)
(16) リアルタイムデータ出力(ASCII)(測定ONのチャネルをすべて)
構文 (クエリ) :MEMory:TAREAl? unit$
(応答) A<NR1>
unit$:UNIT1,UNIT2,UNIT3,UNIT4,PLS&ALM,CALC1,CALC2
A=-32768〜32767(CH1_1〜CH4_15)
0〜1000000000(PLS1〜PLS8)
0〜255(LOG)
0〜15(ALARM)
波形演算はNR3(W1〜W30)
解説 測定ONのチャネルに入力されている値を返します。
例 :MEMory:TAREAl? UNIT1
:MEMory:TAREAl 1000,2000,3000,4000,5000,6000,7000,8000(HEADER ON の場合)
注記 このコマンドの前に、「リアルタイムデータの取込み」を実行して
いないときの返り値は不定となります。
(17) リアルタイム測定チャネル出力 (測定ONのチャネルをすべて)
構文 (クエリ) :MEMory:TVRCH? unit$
(応答) ch$
unit$:UNIT1,UNIT2,UNIT3,UNIT4,PLS&ALM,CALC1,CALC2
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,LOG,ALARM,W1〜W30
解説 測定ONのチャネルを返します。
例 :MEMory:TVRCH? UNIT1
:MEMory:TVRCH CH1_1,CH1_2,CH1_3,CH1_4,CH1_5,CH1_6,CH1_7,CH1_8(HEADER ON の場合)
(18) リアルタイムデータ出力 (測定ONのチャネルをすべて)
構文 (クエリ) :MEMory:TVREAl? unit$
(応答) A<NR3>
unit$:UNIT1,UNIT2,UNIT3,UNIT4,PLS&ALM,CALC1,CALC2
A=電圧、温度、湿度、抵抗(CH1_1〜CH4_15のアナログデータ)
積算、回転数(PLS1〜PLS8のパルスデータ)
0〜255(LOGのディジタルインデータ)
0〜15(ALARMのアラームアウトデータ)
波形演算(W1〜W30の波形演算データ)
解説 測定ONのチャネルに入力されている値を電圧値で返します。
例 :MEMory:TVREAl? UNIT1
:MEMory:TVREAl 1.0E-2,2.0E-2,3.0E-2,4.0E-2,5.0E-2,6.0E-2,7.0E-2,8.0E-2(HEADER ON の場合)
注記 このコマンドの前に、「リアルタイムデータの取込み」を実行して
いないときの返り値は不定となります。
(1) 表示画面の切換えの設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:CHANge A$
(クエリ) :DISPlay:CHANge?
(応答) A$
A$=DISPlay,SETting,CHANnel,
RANGe,CONV,TRIGger,COMment,
SYSTem,FILE,MONItor
解説 表示画面を切り換えます。
現在表示されている画面を、文字データで返します。
例 :DISPlay:CHANge DISPlay
波形表示画面にします。
(2) 画面表示モードの設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:MODE A$
(クエリ) :DISPlay:MODE?
(応答) A$
A$=G_W(ゲージと波形),WAVE(波形),W_D(波形とデータ),D_COM,(データとコメント)
DATA(データ),W_M(波形と数値演算結果),W_CSR(波形とカーソル)
解説 波形表示画面の表示モードを設定します。
現在の波形表示画面の表示モードの設定を、文字データで返します。
例 :DISPlay:MODE WAVE
波形表示画面を波形表示モードにします。
(3) 波形表示とデータ表示の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:GROUp A$,B$
(クエリ) :DISPlay:GROUp?
(応答) A$,B$
A$=ALL,UNIT
B$=UNIT1,UNIT2,UNIT3,UNIT4,PLS&ALM,CALC1,CALC2
解説 波形表示画面の波形表示とデータ表示を設定します。
現在の波形表示画面の波形表示とデータ表示の設定を、文字データで返します。
例 :DISPlay:GROUp ALL,UNIT1
波形表示画面の波形表示を全波形、データ表示をUNIT1に設定します。
(4) 画面のページの切換えの設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:PAGE A
(クエリ) :DISPlay:PAGE?
(応答) A<NR1>
A:ページ
1〜102 (波形表示画面の CH1_1〜CH4_15,pls1〜pls8,alm1〜alm4,w1〜w30に対応)
1〜102 (CH設定画面の CH1_1〜CH4_15,pls1〜pls8,alm1〜alm4,w1〜w30に対応)
1〜7 (レンジ画面の unit1,unit2,unit3,unit4,pls-log-alm,calc1,calc2に対応)
1〜7 (変換画面の unit1,unit2,unit3,unit4,pls-log-alm,calc1,calc2に対応)
1〜7 (トリガ画面の unit1,unit2,unit3,unit4,pls-log-alm,calc1,calc2に対応)
1〜7 (コメント画面の unit1,unit2,unit3,unit4,pls-log-alm,calc1,calc2に対応)
1〜4 (システム画面の 環境、通信、FTP、メールに対応)
解説 画面のページを、NR1数値で設定します。
現在の画面のページを、NR1数値で返します。
例 :DISPlay:PAGE 1
現在の画面のページを、ページ1にします。
(5) 波形表示色の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:DRAWing ch$,A$
(クエリ) :DISPlay:DRAWing? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=OFF,C1〜C24
解説 ch$で指定されたチャネルの波形表示色を設定します。
ch$で指定されたチャネルの波形表示色を、文字データで返します。
例 :DISPlay:DRAWing CH1_1,C1
CH1_1の波形を表示色1で表示します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(6) パルス波形の表示色の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:PDRAWing pls$,A$
(クエリ) :DISPlay:PDRAWing? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=OFF,C1〜C24
解説 pls$で指定されたパルスチャネルの波形表示色を設定します。
pls$で指定されたパルスチャネルの波形表示色を、文字データで
返します。
例 :DISPlay:PDRAWing PLS1,C1
PLS1の波形を表示色1で表示します。
(7) アラーム波形の表示色の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:ADRAWing alm$,A$
(クエリ) :DISPlay:ADRAWing? alm$
(応答) alm$,A$
alm$=ALM1〜ALM4
A$=OFF,C1〜C24
解説 alm$で指定されたアラームチャネルの波形表示色を設定します。
alm$で指定されたアラームチャネルの波形表示色を、文字データで
返します。
例 :DISPlay:ADRAWing ALM1,C1
ALM1の波形を表示色1で表示します。
(8) 波形演算波形の表示色の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:WDRAWing w$,A$
(クエリ) :DISPlay:WDRAWing? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=OFF,C1〜C24
解説 w$で指定された波形演算チャネルの波形表示色を設定します。
w$で指定された波形演算チャネルの波形表示色を、文字データで
返します。
例 :DISPlay:WDRAWing W1,C1
W1の波形を表示色1で表示します。
(9) 電圧軸方向への拡大・圧縮率の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:YMAG ch$,A$
(クエリ) :DISPlay:YMAG? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=X1_2,X1,X2,X5,X10,X20,X50,X100
解説 ch$で指定されたチャネルの電圧軸方向への拡大・圧縮率を、
文字データで設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在の電圧軸方向への拡大・圧縮率を、
文字データで返します。
例 :DISPlay:YMAG CH1_1,X2
CH1_1の電圧軸を2倍にします。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(10) パルス電圧軸方向への拡大・圧縮率の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:PYMAG pls$,A$
(クエリ) :DISPlay:PYMAG? pls$
(応答) pls$,A$
ch$=PLS1〜PLS8
A$=X1_2,X1,X2,X5,X10,X20,X50,X100
解説 pls$で指定されたパルスチャネルの電圧軸方向への拡大・圧縮率を、
文字データで設定します。
pls$で指定されたパルスチャネルの現在の電圧軸方向への拡大・圧縮率を、
文字データで返します。
例 :DISPlay:PYMAG PLS1,X2
PLS1の電圧軸を2倍にします。
(11) 波形表示の実行
構文 (コマンド) :DISPlay:WAVE A$
A$=ACUR(Aカーソル:トレースカーソル)
TRIG(トリガポイント)
POINT(:MEMory:POINtで設定したポイント)
解説 ディスプレイ上にA$で指定されたところから波形を表示します。
例 :DISPlay:WAVE ACUR
Aカーソルのある位置から波形を表示します。
(12) 波形入力チャネルの上下限機能の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:VARIable ch$,A$
(クエリ) :DISPlay:VARIable? ch$
(応答) ch$,A$
ch$=CH1_1〜CH4_15
A$=OFF,ON
(OFF=位置で設定、ON=上下限値で設定)
解説 ch$で指定されたチャネルの上下限値機能を、設定します。
ch$で指定されたチャネルの上下限値機能を、文字列で返します。
例 :DISPlay:VARIable CH1_1,ON
CH1_1の上下限値機能をON(上下限値で設定)に設定します。
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(13) パルス入力チャネルの上下限機能の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:PVARIable pls$,A$
(クエリ) :DISPlay:PVARIable? pls$
(応答) pls$,A$
pls$=PLS1〜PLS8
A$=OFF,ON
(OFF=位置で設定、ON=上下限値で設定)
解説 pls$で指定されたパルスチャネルの上下限値機能を、設定します。
pls$で指定されたパルスチャネルの上下限値機能を、文字列で返します。
例 :DISPlay:PVARIable PLS1,ON
PLS1の上下限値機能をON(上下限値で設定)に設定します。
(14) 波形入力チャネルの上限値、下限値の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:VARIUPLOw ch$,B,C
(クエリ) :DISPlay:VARIUPLOw? ch$
(応答) ch$,B,C<NR3>
ch$=CH1_1〜CH4_15
B,C=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 ch$で指定されたチャネルの上限値、下限値を設定します。
ch$で指定されたチャネルの現在の上限値、下限値を、
NR3数値で返します。
例 :DISPlay:VARIUPLOw CH1_1,1.0E+1,-1.0E+1
CH1_1の上下限値を10から-10に設定します。
使用可能条件 入力チャネルの上下限値機能を「ON」に設定しているとき
注記 このコマンドはLR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(15) パルス入力チャネルの上限値、下限値の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:PVARIUPLOw pls$,B,C
(クエリ) :DISPlay:PVARIUPLOw? pls$
(応答) pls$,B,C<NR3>
pls$=PLS1〜PLS8
B,C=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 pls$で指定されたパルスチャネルの上限値、下限値を設定します。
pls$で指定されたパルスチャネルの現在の上限値、下限値を、
NR3数値で返します。
例 :DISPlay:PVARIUPLOw PLS1,5.0E+4,0.0E+0
PLS1の上下限値を50000から0に設定します。
使用可能条件 入力チャネルの上下限値機能を「ON」に設定しているとき
(16) 波形演算入力チャネルの上限値、下限値の設定と問合せ
構文 (コマンド) :DISPlay:WVARIUPLOw w$,B,C
(クエリ) :DISPlay:WVARIUPLOw? w$
(応答) w$,B,C<NR3>
w$=W1〜W30
B,C=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 pls$で指定された波形演算チャネルの上限値、下限値を設定します。
pls$で指定された波形演算チャネルの現在の上限値、下限値を、
NR3数値で返します。
例 :DISPlay:AVARIUPLOw W1,5.0E+4,0.0E+0
W1の上下限値を50000から0に設定します。
(17) イベントマークの挿入
構文 (コマンド) :DISPlay:MARK
(クエリ) :DISPlay:MARK?
(応答) A<NR1>
A =0〜100
解説 イベントマークを挿入します。
挿入されたイベントマークの総数をNR1で返します。
例 :DISPlay:MARK
コマンドを送った時に、イベントマークを挿入します。
使用可能条件 イベントマークの挿入は、スタート中のみ有効。
(18) イベントマークへジャンプ
構文 (コマンド) :DISPlay:MARKJump A
(クエリ) :DISPlay:MARKJump? A
(応答) A,B<NR1>
A =1〜100
B =データ位置
解説 Aで指定されたイベントマーク前後の波形を表示します。
Aで指定されたイベントマークのデータ番号をNR1で返します。
例 :DISPlay:MARKJump 10
10番のイベントマーク前後の波形を表示します。
-11.CURSorコマンド(カーソルの設定、値の読み出し)
:CURSor
(1) A・Bカーソルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:MODE A$
(クエリ) :CURSor:MODE?
(応答) A$
A$=TRACe,TIME,VOLT
解説 A・Bカーソルの種類(トレースカーソル)
の設定をします。
現在のA・Bカーソルの種類を、文字データで返します。
例 :CURSor:MODE TRACe
カーソルをトレースカーソルにします。
(2) A・Bカーソルの選択と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:ABCUrsor A$
(クエリ) :CURSor:ABCUrsor?
(応答) A$
A$=A,B,A_B
解説 A,B,A&Bカーソルの選択をします。
現在のA,B,A&Bカーソルの設定を、文字データで返します。
例 :CURSor:ABCUrsor A
カーソルをAカーソルにします。
(3) カーソルのチャネルモードと問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:SELect A$
(クエリ) :CURSor:SELect?
(応答) A$
A$=ALL_CH,CH_SET
解説 カーソルのチャネルモード選択をします。
現在のカーソルのチャネルモード設定を、文字データで返します。
例 :CURSor:SELect ALL_CH
カーソルのチャネルモードをALL_CHにします。
(4) Aカーソルのチャネルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:ACHAnnel ch$
(クエリ) :CURSor:ACHAnnel?
(応答) ch$
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,
W1〜W30
解説 Aカーソルのチャネルを設定します。
現在のAカーソルの設定を、文字データで返します。
例 :CURSor:ACHAnnel CH1_1
AカーソルのチャネルをCH1_1にします。
(5) Bカーソルのチャネルの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:BCHAnnel ch$
(クエリ) :CURSor:BCHAnnel?
(応答) ch$
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,
W1〜W30
解説 Bカーソルのチャネルを設定します。
現在のBカーソルの設定を、文字データで返します。
例 :CURSor:BCHAnnel CH1_1
BカーソルのチャネルをCH1_1にします。
(6) Aカーソルの位置の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:APOSition A
(クエリ) :CURSor:APOSition?
(応答) A<NR1>
トレースカーソル、縦カーソルの場合、
A=0〜ストレージデータ数-1
横カーソルの場合、
A=0〜400(画面上部が0、下部が400)
解説 Aカーソルの位置を設定します。
現在のAカーソルの位置を、文字データで返します。
例 :CURSor:APOSition 800
Aカーソルの位置を800ポイントの位置に移動します。
(7) Bカーソルの位置の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CURSor:BPOSition A
(クエリ) :CURSor:BPOSition?
(応答) A<NR1>
トレースカーソル、縦カーソルの場合、
A=0〜ストレージデータ数-1
横カーソルの場合、
A=0〜400(画面上部が0、下部が400)
解説 Bカーソルの位置を設定します。
現在のAカーソルの位置を、文字データで返します。
例 :CURSor:BPOSition 800
Bカーソルの位置を800ポイントの位置に移動します。
(8) カーソルリードアウト値(t)の問合せ
構文 (クエリ) :CURSor:DTREad? A$
(応答) B$
A$=A,B,B_A
B$=リードアウト値(t)
解説 カーソルリードアウト値(t)を、文字データで返します。
例 (クエリ) :CURSor:DTREad? A
(応答) :CURSOR:DTREad 5ms
Aカーソルリードアウト値を問い合わせます。
使用可能条件 CH指定でトレースカーソルと縦カーソル使用時で、波形+カーソル画面を表示している時
(9) カーソルリードアウト値(V)の問合せ
構文 (クエリ) :CURSor:DVREad? A$
(応答) B$
A$=A,B,B_A
B$=リードアウト値(V)
解説 カーソルリードアウト値(V)を、文字データで返します。
例 (クエリ) :CURSor:DVREad? A
(応答) :CURSor:DVREad 10.000 mV
Aカーソルリードアウト値を問合せます。
使用可能条件 CH指定でトレースカーソルと横カーソル使用時、波形+カーソル画面を表示している時
-12.CALCulateコマンド(演算機能の設定と問合せ)
:CALCulate
(1) 数値演算の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASure A$
(クエリ) :CALCulate:MEASure?
(応答) A$
A$=OFF,ON,EXEC(実行)
(EXEC=数値演算実行)
解説 数値演算の設定をします。
現在の数値演算の設定を、文字データで返します。
EXECは数値演算がONに設定されているときのみ有効です。
例 :CALCulate:MEASure ON
数値演算をONに設定します。
(2) 演算範囲の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASArea A$
(クエリ) :CALCulate:MEASArea?
(応答) A$
A$=ALL,AB,TOP_A,TOP_B,A_END,B_END
解説 数値演算範囲の設定をします。
数値演算範囲の設定を、文字データで返します。
例 :CALCulate:MEASArea ALL
数値演算範囲を全波形に設定します。
(3) 数値演算の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASSet NO$,A$
(クエリ) :CALCulate:MEASSet? NO$
(応答) A$
NO$=NO1〜NO6
A$=OFF
AVE :平均値
PP :ピーク値
MAX :最大値
MAXT :最初の最大値までの時間
MIN :最小値
MINT :最初の最小値までの時間
解説 NO$で指定された数値演算の演算項目の設定をします。
NO$で指定された数値演算の演算項目を返します。
例 :CALCulate:MEASSet NO1,MAX
NO1の演算に最大値を演算する設定をします。
(4) 数値演算結果の問合せ
構文 (クエリ) :CALCulate:ANSWer? NO$,ch$
(応答) A$,ch$,B<NR3>
NO$=NO1〜NO6
A$=OFF,AVE,PP,MAX,MAXT,MIN,MINT
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,W1〜W30
B=演算結果
解説 NO$,ch$で指定された数値演算の演算項目と演算結果を返します。
A$=NONEの場合は、演算結果がありません。
例(クエリ):CALCulate:ANSWer? NO1,CH1_1
(応 答):CALCulate:ANSWer MIN,CH1_1,-1.2345E-2 (HEAD ON の場合)
NO1,CH1_1の演算結果を問合せます。
(5) 時間区切り演算の種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASKind A$
(クエリ) :CALCulate:MEASKind?
(応答) A$
A$=NORMal,DIVide,REGUlarly
解説 時間区切り演算の、分割の設定をします。
現在の時間区切り演算の分割の設定を、文字データで返します。
(NORMal = OFF, DIVide = ON, REGUlarly = 定時)
例 :CALCulate:MEASKind NORMal
区切り演算をOFFに設定にします。
(6) 時間区切り演算の分割長の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASLen A,B,C
(クエリ) :CALCulate:MEASLen?
(応答) A,B,C
A=day :0〜30(日)
B=hour:0〜23(時)
C=min :0〜59(分)
day,hour,minすべて<NR1>
解説 時間区切り演算の、分割長の設定をします。
現在の時間区切り演算の分割長の設定を、NR1数値で返します。
例 :CALCulate:MEASLen 0,1,0
時間区切り演算の分割長を1時間に設定します。
注記 記録間隔の設定値により、分割長の設定が制限される場合があります。
(7) 時間区切り演算の分割時間の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASTime A
(クエリ) :CALCulate:MEASTime?
(応答) A<NR3>
解説 時間区切り演算の分割時間を数値(単位min)で設定します。
現在の時間区切り演算の分割時間値を、NR3数値で返します。
(設定にない値を指定した場合、その値のすぐ上の分割時間が
ある時は、その分割時間になります。)
(1min=1, 2min=2, 5min=5
10min=10, 15min=15, 20min=20, 30min=30
1h=60, 2h=120, 3h=180
4h=240, 6h=360, 8h=480, 12h=720
1d=1440)
例 :CALCulate:MEASTime +1.0
時間区切り演算の分割時間をを1minに設定します。
注記 記録間隔の設定値により、分割時間の設定が制限される場合があります。
(8) 時間区切り演算の区切り時間の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASReg A,B
(クエリ) :CALCulate:MEASReg?
(応答) A,B
A=hour:0〜23(時)
B=min :0〜59(分)
hour,minすべて<NR1>
解説 時間区切り演算の、区切り時間の設定をします。
現在の時間区切り演算の区切り時間の設定を、NR1数値で返します。
例 :CALCulate:MEASReg 0,0
時間区切り演算の区切り時間を00時00分に設定します。
(9) 演算結果表示種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASDisp A$
(クエリ) :CALCulate:MEASDisp?
(応答) A$
A$=USUAL,SPLIT
解説 演算結果表示種類の設定をします。
現在の演算結果表示種類の設定を、文字データで返します。
例 :CALCulate:MEASDisp USUAL
演算結果表示種類の設定を通常にします。
(10) 数値演算結果仕分けの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:MEASFile A$
(クエリ) :CALCulate:MEASFile?
(応答) A$
A$=OFF,ON
(OFF=単一ファイル,ON=演算別ファイル)
解説 数値演算結果仕分けの設定をします。
現在の数値演算結果仕分けの設定を、文字データで返します。
例 :CALCulate:MEASFile OFF
数値演算結果仕分けの設定をOFFにします。
(11) 波形演算のソースチャネル1の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVSRC1 w$,ch$
(クエリ) :CALCulate:WVSRC1? w$
(応答) ch$
w$=W1〜W30
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,W1〜W29
解説 w$で指定された波形演算のソースチャネル1の設定をします。
w$で指定された波形演算のソースチャネル1の設定を返します。
例 :CALCulate:WVSRC1 w1,CH1_1
w1の演算のソースチャネル1をCH1_1に設定をします。
注記 ch$に設定できるW1〜W29は、指定するw$より小さいWチャネルのみです
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(12) 波形演算のソースチャネル2の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVSRC2 w$,ch$
(クエリ) :CALCulate:WVSRC2? w$
(応答) ch$
w$=W1〜W30
ch$=CH1_1〜CH4_15,PLS1〜PLS8,W1〜W29
解説 w$で指定された波形演算のソースチャネル2の設定をします。
w$で指定された波形演算のソースチャネル2の設定を返します。
例 :CALCulate:WVSRC2 w1,ch1_2
w1の演算のソースチャネル2をch1_2に設定をします。
注記 ch$に設定できるW1〜W29は、指定するw$より小さいWチャネルのみです
注記 CH1_1〜CH4_15を指定する場合、LR8501 ユニバーサルユニット、
またはLR8500 電圧・温度ユニット装着チャネルのみ使えます。
(13) 波形演算の種類の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVKINd w$,A$
(クエリ) :CALCulate:WVKINd? w$
(応答) A$
w$=W1〜W30
A$=PLUS,MINUS,MULTI,DIV
解説 w$で指定された波形演算の種類の設定をします。
w$で指定された波形演算の種類の設定を返します。
例 :CALCulate:WVKINd w1,PLUS
w1の演算の種類を+に設定をします。
(14) 波形演算の係数aの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVCOE1 w$,A
(クエリ) :CALCulate:WVCOE1? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 w$で指定された波形演算チャネルの係数aの値を設定します。
w$で指定された波形演算チャネルの係数aの値を、
NR3数値で返します。
例 :CALCulate:WVCOE1 W1,+1.0E+0
波形演算チャネル1の係数aを1.0に設定します。
(15) 波形演算の係数bの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVCOE2 w$,A
(クエリ) :CALCulate:WVCOE2? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 w$で指定された波形演算チャネルの係数bの値を設定します。
w$で指定された波形演算チャネルの係数bの値を、
NR3数値で返します。
例 :CALCulate:WVCOE2 W1,+2.0E+0
波形演算チャネル1の係数bを2.0に設定します。
(16) 波形演算の係数cの設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVCOE3 w$,A
(クエリ) :CALCulate:WVCOE3? w$
(応答) w$,A<NR3>
w$=W1〜W30
A=-9.9999E+29〜+9.9999E+29
解説 w$で指定された波形演算チャネルの係数cの値を設定します。
w$で指定された波形演算チャネルの係数cの値を、
NR3数値で返します。
例 :CALCulate:WVCOE3 W1,+3.0E+0
波形演算チャネル1の係数cを3.0に設定します。
(17) 波形演算の単位の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVSTR w$,"A$"
(クエリ) :CALCulate:WVSTR? w$
(応答) w$,"A$"
w$=W1〜W30
A$=単位(最大7文字)
解説 w$で指定された波形演算チャネルの単位を7文字以内で設定します。
扱える文字は、本体で入力できる文字ですが、特殊文字の入力は下のよう
になります。
^2 (=(2乗)),^3 (=(3乗)),~c(=゚),~e(=ε),~u(=μ),~o(=Ω), ^^(=^), ~~(=~),
~,(='), ~;(=")
上記以外は、スペースに置き換えます。
w$で指定されたチャネルの現在の波形演算の単位を、
文字データで返します。
コマンド中のダブルクォーテーション(")の代わりに、
シングルクォーテーション(')を用いることができます。
例 :CALCulate:WVSTR W1,"mA"
波形演算チャネル1の単位をmAにします。
(18) 波形演算の演算値表示の設定と問合せ
構文 (コマンド) :CALCulate:WVSCALe w$,A$
(クエリ) :CALCulate:WVSCALe? w$
(応答) w$,A$
w$=W1〜W30
A$=SIUNIT,ENG,SCI
解説 w$で指定された波形演算チャンネルの演算値表示の設定をします。
w$で指定された波形演算チャンネルの現在の波形演算の演算値表示の設定を、
文字列データで返します。
例 :CALCulate:WVSCALe W1,ENG
波形演算チャネル1の演算値表示をENGにします。