実行処理


強制終了

構文

(コマンド)


:ABORT

解説

機器の動作を強制的に終了させます。

:ABORT

注記

波形取り込み動作が完了しなくても、停止します。
:ABORT;*OPC?のように、他のコマンドと組み合わせて使用することはできません。

使用可能
条件

同期運転の設定がセカンダリの時は、測定停止できません。




本体エラー番号の問い合わせ

構文

(クエリ)


:ERRor?

(応答)

A$

A$ = エラー番号

解説

本体で発生したエラーまたはワーニングの番号を返します。
エラーまたはワーニングについては、本体の取扱説明書を参照してください。

:ERRor?
(応答)  :ERROR ERR_SY01  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ヘッダのON/OFFの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:HEADer A$

:HEADer?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけるかどうか、ON/OFFで設定します。
クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけるかどうか、ON/OFFで返します。

OFF  クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけません。
ON  クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけます。

:HEADer ON
:HEADer?
(応答)  :HEADER ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




スタート処理

構文

(コマンド)


:STARt

解説

波形取り込み動作を開始します。

:STARt

注記

-

使用可能
条件

同期運転の設定がセカンダリの時は、測定開始できません。




ストレージ状態の問い合わせ

構文

(クエリ)


:STATUS?

(応答)

A<NR1>

A = 0~63

解説

ストレージの状態を、NR1数値で返します。 例えば、応答が3の場合、ストレージ中、およびスタート中であることを意味します。

Bit0  スタート中
Bit1  ストレージ中
Bit2  トリガ待ち
Bit3  プリトリガ待ち
Bit4  (予約)
Bit5  ファイルアクセス中

:STATUS?
(応答)  :STATUS 3  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ストップ処理

構文

(コマンド)


:STOP

解説

測定のストップ。
波形取り込み動作が完了した時点で停止します。

:STOP

注記

記録時間の設定により動作が異なります。
:STOPコマンド1回目
記録時間が連続記録の場合:停止しません。
記録時間が時間指定の場合:記録時間分の測定をしたあと停止します。
:STOPコマンド2回目
記録時間が連続記録の場合:測定を停止します。
記録時間が時間指定の場合:測定を停止します。
(:STOPコマンドの処理終了タイミングは、実際に測定が停止したタイミングになります。)

使用可能
条件

同期運転の設定がセカンダリの時は、測定停止できません。