機器の仕様、設定


USBの仕様


本器では、USBケーブルでPCと接続できます。


適応規格 USB2.0
コネクタ シリーズミニBレセプタクル


USBの設定


初めて本器とPCで通信するときは、あらかじめUSBドライバーをインストールしてください。

詳しくは、「本体取扱説明書 9.2 USBの設定と接続をする」に記載されています。



USB通信をLoggerUtilityと通信コマンドで同時に使用することはできません。

LoggerUtilityと通信コマンドを切り替える場合は、30秒以上間隔をあけてから接続してください。




有線LANの仕様


本器ではLANケーブルでPCと接続できます。

ポート番号は、「本体取扱説明書 9.3 LANの設定と接続する」で設定した番号が使用されます。



接続中に他のコンピュータから接続された場合、先に接続していたコンピュータを切断し、後から接続したコンピュータに接続します。



データリンク IEEE802.3 Ethernet 1000BASE-T、100BASE-TX
伝送速度 1Gbps
プロトコル TCP/IP


有線LANの設定


ネットワークへ接続する場合、設定項目を予めネットワークシステムの管理者(部署)から割り当ててもらう必要があります。

必ず他の機器と重ならないようにします。以下の項目について管理者(部署)から設定を割り当ててもらいメモしておきます。

通信中は設定を変更しないでください。


ホスト名(15文字まで)

■■■■■■■■■■■■

IPアドレス

■■■.■■■.■■■.■■■

サブネットマスク

■■■.■■■.■■■.■■■

デフォルトゲートウェイ
(あり/なし)

■■■.■■■.■■■.■■■
(ありの場合)

TCP/IP ポート番号(10進数4桁)

■■■■
本器のデフォルトの値は、8802です。



既存のネットワークへは接続せず専用にネットワークを組む場合、管理者からアドレスを頂いても構いませんが、

管理者がいない場合は設定を一任される時があります。

この場合、以下のIPアドレスが推奨されています。

192.168.0.1~192.168.253.254

(192.168.0.0と192.168.0.255は使えません)

(192.168.255.■■■と192.168.254.■■■は無線ユニットとの通信で使用するため使えません)


例えば、本体を192.168.1.2、コントローラ(パソコンなど)を192.168.1.1に割り当てます。

ロガーを複数台接続するときは192.168.1.3のように最後の数を順次増やします。

ホスト名は他と重ならない名前を適当に付けます。

その他の項目は、サブネットマスク:255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ:OFF、ポート番号:8802などとすると良いでしょう。

【設定例】

設定 本器 (LR8450) パソコン
ホスト名 LR8450 PC
IPアドレス 192.168.1.2 192.168.1.1
サブネットマスク 255.255.255.0 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ OFF OFF
TCP/IP ポート番号 8802 -


無線LANの仕様


本器では、無線LANでPCと接続できます。

無線LAN機能が使用できるのはLR8450-01のみです。


通信規格 IEEE802.11b/g/n
通信距離 見通し 30m
暗号化方式 WPA-PSK/WPA2-PSK、TKIP/AES


無線LANで接続するには、接続するPCに無線LAN機能が必要になります。

無線ユニットを本体と接続する場合、PCと無線LANでの接続は行えません。

無線LANでの接続方法は「本体取扱説明書 9.4 無線LANを使ってPCにデータを取り込む」に記載されています。



無線LANの設定


有線LANと同様の設定が必要になります。

詳しくは、「本体取扱説明書 9.4 無線LANを使ってPCにデータを取り込む」に記載されています。