実行処理


強制終了

構文

(コマンド)


:ABORT

解説

機器の動作を強制的に終了させます。

:ABORT

注記

波形取り込み動作が完了しなくても、停止します。
:ABORT;*OPC?のように、他のコマンドと組み合わせて使用することはできません。

使用可能
条件

-




時間軸および電圧軸の自動設定

構文

(コマンド)


:AUTO

解説

時間軸レンジ、電圧軸レンジを自動設定して測定します。

:AUTO

注記

-

使用可能
条件

-




本体エラー番号の問い合わせ

構文

(クエリ)


:ERRor?

(応答)

A<NR1>

A = エラー番号

解説

本体で発生したエラーまたはワーニングの番号を返します。
エラーまたはワーニングについては、本体の取扱説明書を参照してください。

:ERRor?
(応答)  :ERROR 100  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ0 (ESER0) の書き込みと読み出し

構文

(コマンド)

(クエリ)


:ESE0 A

:ESE0?

(応答)

A<NR1>

A = 0〜255

解説

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ0(ESER0)の書き込みを行います。
ESER0のマスクパターンを0〜255の数値で設定します。
範囲外は実行エラーとなります。

:ESE0 255 (ESER0をのビットを全てセットします。)
:ESE0?
(応答)  :ESE0 255  (ヘッダがONの場合)

注記

初期値(電源投入時)は0です。
:ESE0コマンドは:ESR0?コマンドには影響を与えませんが、*STB?コマンドの値に影響します。
詳細はステータス・バイトとイベント・レジスタを参照してください。

使用可能
条件

-




イベント・ステータス・レジスタ0 (ESR0) の読み出し

構文

(クエリ)


:ESR0?

(応答)

A<NR1>

A = 0〜255

解説

イベント・ステータス・レジスタ0(ESR0)の読み出しを行います。
ESR0の内容を、NR1で返し、ESR0をクリアします。

:ESR0?
(応答)  :ESR0 0  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ヘッダのON/OFFの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:HEADer A$

:HEADer?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけるかどうか、ON, OFFで返します。

OFF  クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけません。
ON  クエリ・コマンドの応答データにヘッダをつけます。

:HEADer ON
:HEADer?
(応答)  :HEADER ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




スタート処理

構文

(コマンド)


:STARt

解説

波形取り込み動作を開始します。

:STARt;:STOP;*OPC

注記

次のコマンドを送る場合は、:STOP;*OPC?コマンドを送り、測定が停止することを確認してください。

使用可能
条件

-




ストレージ状態の問い合わせ

構文

(クエリ)


:STATus?

(応答)

A<NR1>

A = 0〜63

解説

ストレージの状態を、NR1数値で返します。 例えば、応答が3の場合、ストレージ中、およびスタート中であることを意味します。

Bit0: スタート中
Bit1: ストレージ中
Bit2: トリガ待ち
Bit3: プリトリガ待ち
Bit4: (予約)
Bit5: ファイルアクセス中

:STATus?
(応答)  :STATUS? 3  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ストップ処理

構文

(コマンド)


:STOP

解説

本体のSTOPキーと同じ働きをします。
波形取り込み動作が完了した時点で停止します。

:STOP

注記

-

使用可能
条件

-