データの送受信がおかしいとき


データの送受信で問題が発生する場合は、以下の内容についてチェックしてください。


接続しているが通信がうまくいかない


・コントローラのメッセージ・ターミネータ (デリミタ) は正しいですか?


ターミネータとセパレータを参照

機器の設定を参照

クエリをいくつか送信したのに応答が一つしか返ってこない


・エラーが発生していませんか?


→ 「*ESR?」を使用して、標準イベント・ステータス・レジスタの内容を見て、どのエラーになっているか確認してください。

→ クエリを1つ送信するごとに、1回読み込んでください。

→ 1度に読み込む場合は、メッセージ・セパレータを使用して、クエリを1行に記述してください。

コマンドが実行できない


・エラーが発生していませんか?


→ 「*ESR?」を使用して、標準イベント・ステータス・レジスタの内容を見て、どのエラーになっているか確認してください。

→ 多くのコマンドは、スタート動作中に実行できません。 ただし、「:ABORT」コマンドは、入力バッファに実行待ちのコマンドがあっても、受信した時点(ターミネータ受信時点)で実行されます。

→ コマンドが実行できない状況にあるときは、実行エラーとなります。(レコーダファンクションにてメモリ・ファンクションの設定を行おうとしたときなど)