CURSorコマンド(カーソルの設定/値の読み出し)


カーソルリードアウト値の問合せ (FFT)


構 文


(クエリ)


:CURSor:DFREad? A$,B$

(応答)

A$,B$,C$,D$
A$ = A, B, C, D, E, F, B_A, D_C, F_E
B$ = F1〜F4
C$ = <x軸データ>
D$ = <y軸データ>


解 説


FFTデータのカーソルリードアウト値を文字データで返します。

A  (Aカーソル)
B  (Bカーソル)
C  (Cカーソル)
D  (Dカーソル)
E  (Eカーソル)
F  (Fカーソル)
B_A  (Bカーソルの値からAカーソルの値を差し引いた値)
D_C  (Dカーソルの値からCカーソルの値を差し引いた値)
F_E  (Fカーソルの値からEカーソルの値を差し引いた値)



:CURSor:DFREad? A,F1
(応答)  :CURSOR:DFREAD A,F1,2.00kHz,8.181mV  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


-




カーソルリードアウト値 (時間) の問合せ


構 文


(クエリ)


:CURSor:DTREad? A$

(応答)

A$,B$
A$ = A, B, C, D, B_A, D_C
B$ = <カーソル値>


解 説


カーソルリードアウト値 (時間) を、単位つきの文字データで返します。

A  (Aカーソル)
B  (Bカーソル)
C  (Cカーソル)
D  (Dカーソル)
B_A  (Bカーソルの値からAカーソルの値を差し引いた値)
D_C  (Dカーソルの値からCカーソルの値を差し引いた値)



:CURSor:DTREad? A
(応答)  :CURSOR:DTREAD A,5ms  (ヘッダがONの場合)


注 記


XY画面表示時は、A$はA, B, B_Aのみ利用可能です。


使用可能
条件


-




カーソルリードアウト値 (測定値) の問合せ


構 文


(クエリ)


:CURSor:DVREad? A$,CH$

(応答)

A$,CH$,B$(,C$)
A$ = A, B, C, D, E, F, B_A, D_C, F_E
CH$ = CH1_1〜CH4_15, LA〜LB, L1〜L4, P1〜P2, W1_1〜W4_2, Z1〜Z8, XY1〜XY8, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST
B$ = <カーソル値>
C$ = <カーソル値> (XY波形の場合)


解 説


カーソルリードアウト値 (測定値) を単位つきの文字データで返します。
CH$ = XY1〜XY8の場合は、応答データにC$がつきます。

A  (Aカーソル)
B  (Bカーソル)
C  (Cカーソル)
D  (Dカーソル)
E  (Eカーソル)
F  (Fカーソル)
B_A  (Bカーソルの値からAカーソルの値を差し引いた値)
D_C  (Dカーソルの値からCカーソルの値を差し引いた値)
F_E  (Fカーソルの値からEカーソルの値を差し引いた値)

B$の値

C$の値

XY波形

X軸の値

Y軸の値

その他

測定値

-




:CURSor:DVREad? A,CH1_1
(応答)  :CURSOR:DVREAD A,CH1_1,43.4600mV  (ヘッダがONの場合)


注 記


CH$に測定していないチャネルを指定した場合は、無意味な値が返されることがあります。
XY波形の場合、カーソル値が得られない場合にはB$またはC$が"---"となります。


使用可能
条件


W1_1〜W4_2, Z1〜Z8はV2.00以降で利用可能。
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




FFT演算開始ポイントの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:FFTPos A
:CURSor:FFTPos?

(応答)

A<NR1>
A = 0〜(ストレージデータ - FFTポイント数)


解 説


FFT演算開始ポイントを設定します。
FFT演算開始ポイントをNR1数値で返します。



:CURSor:FFTPos 0
:CURSor:FFTPos?
(応答)  :CURSOR:FFTPOS 0  (ヘッダがONの場合)


注 記


測定データがあること


使用可能
条件


-




FFT波形の横カーソルポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:FHPOsition A$,B
:CURSor:FHPOsition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = E, F
B = 0〜500


解 説


FFT波形の横カーソルポジションを設定します。
FFT波形の横カーソルポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:FHPOsition E,0
:CURSor:FHPOsition? E
(応答)  :CURSOR:FHPOSITION E,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


FFT波形表示であること




FFT波形の縦カーソルポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:FVPOsition A$,B
:CURSor:FVPOsition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = A, B, C, D
B = 0〜(演算結果データ数 - 1)


解 説


FFT波形の縦カーソルポジションを設定します。
FFT波形の縦カーソルポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:FVPOsition A,0
:CURSor:FVPOsition? A
(応答)  :CURSOR:FVPOSITION A,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


FFT波形表示であること




横カーソルCHの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:HCH A$,CH$
:CURSor:HCH? A$

(応答)

A$,CH$
A$ = E, F
CH$ = ALL, CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, W1_1〜W4_2, Z1〜Z8, F1〜F4, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST


解 説


横カーソルCHを設定します。
横カーソルCHを文字データで返します。



:CURSor:HCH E,CH1_1
:CURSor:HCH? E
(応答)  :CURSOR:HCH E,CH1_1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


W1_1〜W4_2, Z1〜Z8, F1〜F4はV2.00以降で利用可能。
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




横カーソルのON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:HENAble A$,B$
:CURSor:HENAble? A$

(応答)

A$,B$
A$ = E, F
B$ = OFF, ON


解 説


横カーソルのON/OFFを設定します。
横カーソルのON/OFFを文字データで返します。



:CURSor:HENAble E,OFF
:CURSor:HENAble? E
(応答)  :CURSOR:HENABLE E,OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


-




TY波形 (時間 - 測定値) の横カーソルポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:HPOSition A$,B
:CURSor:HPOSition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = E, F
B = 0〜500


解 説


TY波形 (時間 - 測定値) の横カーソルポジションを設定します。
TY波形 (時間 - 測定値) の横カーソルポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:HPOSition E,0
:CURSor:HPOSition? E
(応答)  :CURSOR:HPOSITION E,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


TY波形 (時間 - 測定値) 表示であること




縦カーソルCHの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:VCH A$,CH$
:CURSor:VCH? A$

(応答)

A$,CH$
A$ = A, B, C, D
CH$ = ALL, CH1_1〜CH4_15, P1〜P2, LA〜LB, L1〜L4, W1_1〜W4_2, Z1〜Z8, F1〜F4, LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DST


解 説


縦カーソルCHを設定します。
縦カーソルCHを文字データで返します。



:CURSor:VCH A,CH1_1
:CURSor:VCH? A
(応答)  :CURSOR:VCH A,CH1_1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


W1_1〜W4_2, Z1〜Z8, F1〜F4はV2.00以降で利用可能。
LAT, LON, ALT, DIR, SPD, DSTはV2.10以降で利用可能。




縦カーソルのON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:VENAble A$,B$
:CURSor:VENAble? A$

(応答)

A$,B$
A$ = A, B, C, D
B$ = OFF, ON


解 説


縦カーソルのON/OFFを設定します。
縦カーソルのON/OFFを文字データで返します。



:CURSor:VENAble A,OFF
:CURSor:VENAble? A
(応答)  :CURSOR:VENABLE A,OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


-




TY波形 (時間 - 測定値) の縦カーソルポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:VPOSition A$,B
:CURSor:VPOSition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = A, B, C, D
B = 0〜(ストレージデータポジション [sample])


解 説


TY波形 (時間 - 測定値) の縦カーソルポジションを設定します。
TY波形 (時間 - 測定値) の縦カーソルポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:VPOSition A,0
:CURSor:VPOSition? A
(応答)  :CURSOR:VPOSITION A,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


TY波形 (時間 - 測定値) 表示であること




XY波形のX軸ポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:XPOSition A$,B
:CURSor:XPOSition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = A, B, C, D
B = 0〜(表示ポジション、またはストレージデータポジション [sample])


解 説


XY波形のX軸ポジションを設定します。
XY波形のX軸ポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:XPOSition A,0
:CURSor:XPOSition? A
(応答)  :CURSOR:XPOSITION A,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


XY波形表示であること




XY波形における横カーソルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:XYHOri A$,B
:CURSor:XYHOri? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = E, F
B = 1〜8 (波形番号)


解 説


XY波形における横カーソルに設定する波形番号を設定します。
XY波形における横カーソルに設定する波形番号をNR1数値で返します。



:CURSor:XYHOri E,1
:CURSor:XYHOri? E
(応答)  :CURSOR:XYHORI E,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


XY波形表示であること




XY波形における縦カーソルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:XYVErt A$,B
:CURSor:XYVErt? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = A, B, C, D
B = 1〜8 (波形番号)


解 説


XY波形における縦カーソルに設定する波形番号を設定します。
XY波形における縦カーソルに設定する波形番号をNR1数値で返します。



:CURSor:XYVErt A,1
:CURSor:XYVErt? A
(応答)  :CURSOR:XYVERT A,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


XY波形表示であること




XY波形のY軸ポジションの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:CURSor:YPOSition A$,B
:CURSor:YPOSition? A$

(応答)

A$,B<NR1>
A$ = E, F
B = 0〜500


解 説


XY波形のY軸ポジションを設定します。
XY波形のY軸ポジションをNR1数値で返します。



:CURSor:YPOSition E,0
:CURSor:YPOSition? E
(応答)  :CURSOR:YPOSITION E,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


XY波形表示であること