TRANsmitコマンド(データ転送)


デリミタの設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRANsmit:DELImiter A$
:TRANsmit:DELImiter?

(応答)

A$
A$ = CR, LF, CR_LF


解 説


本器からの応答データのデリミタの設定をします。
現在の応答データのデリミタの設定を文字データで返します。

CR  (ANSIコード0x0d)
LF  (ANSIコード0x0a)
CR_LF  (ANSIコード0x0dと0x0a)



:TRANsmit:DELImiter CR_LF
:TRANsmit:DELImiter?
(応答)  :TRANSMIT:DELIMITER CR_LF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




エラー付加の設定と問合せ

8860, 8861


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRANsmit:ERRor A$
:TRANsmit:ERRor?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


コマンドで本機を制御するときにエラーが生じた場合、エラー応答を返すかどうか設定します。
現在のエラー応答の設定を文字データで返します。

エラー応答は下記のようになります。

コマンドエラー時    ?C
実行エラー時       ?E
クエリーエラー時    ?Q



:TRANsmit:ERRor ON
:TRANsmit:ERRor?
(応答)  :TRANSMIT:ERROR ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


エラー付加の設定は、LANで本機を制御しているときのみ有効です。
出力バッファが溢れる場合は、エラー応答を返すことができない場合があります。
エラー応答は、標準イベント・ステータス・レジスタ(SESR)のビット2、ビット4、及びビット5の内容と同等のものとなります。
*ESR?*CLSなどでエラーはクリアされます。


使用可能
条件


全ファンクション
LANで本機を制御している場合