トリガ (TRIGger)


CANトリガのビット比較条件の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANAnd A,B$

:TRIGger:CANAnd? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B$ = OFF, OR, AND

解説

CANトリガのビット比較条件を設定します。
現在のCANトリガのビット比較条件を返します。

:TRIGger:CANAnd 1,OR
:TRIGger:CANAnd? 1
(応答)  :TRIGGER:CANAND 1,OR  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




CANトリガのビット比較パターンの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANBit A,B$

:TRIGger:CANBit? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B$ = ビットパターン (X,0,1)

解説

CANトリガのビット比較パターンを設定します。
現在のCANトリガのビット比較パターンを返します。

X  信号を無視します
0  LOWレベルの信号でトリガがかかります
1  HIGHレベルの信号でトリガがかかります

:TRIGger:CANBit 1,X01XX001
:TRIGger:CANBit? 1
(応答)  :TRIGGER:CANBIT 1,X01XX001  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




CANトリガ対象チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANCh A,B$

:TRIGger:CANCh? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B$ = C1, C2, C3, C4, ALL

解説

CANトリガ対象チャネルを設定します。
現在のCANトリガ対象チャネルを返します。

:TRIGger:CANCh 1,C1
:TRIGger:CANCh? 1
(応答)  :TRIGGER:CANCH 1,C1  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




CANトリガIDの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANId A,B$

:TRIGger:CANId? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B$ = 0x00000000〜0x1fffffff(16進数文字列)

解説

CANトリガIDを設定します。
現在のCANトリガIDを返します。

:TRIGger:CANId 1,1f
:TRIGger:CANId? 1
(応答)  :TRIGGER:CANID 1,1f  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




CANトリガ種類の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANKind A,B$

:TRIGger:CANKind? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B$ = OFF, DATA, ERROr, REMOte

解説

CANトリガ種類を設定します。
現在のCANトリガ種類を返します。

OFF OFF
DATA データフレーム
ERROr エラーフレーム
REMOte リモートフレーム

:TRIGger:CANKind 1,DATA
:TRIGger:CANKind? 1
(応答)  :TRIGGER:CANKIND 1,DATA  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




CANトリガのビット比較位置の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CANPos A,B

:TRIGger:CANPos? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜16 (トリガ番号)
B = 0〜63 (バイト位置)

解説

CANトリガのビット比較位置を設定します。
現在のCANトリガのビット比較位置を返します。

:TRIGger:CANPos 1,16
:TRIGger:CANPos? 1
(応答)  :TRIGGER:CANPOS 1,16  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガ対象チャネルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CH A,B

:TRIGger:CH? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 1〜4 (ユニット内チャネル番号)

解説

トリガ対象チャネルを設定します。
現在のトリガ対象チャネルを返します。

:TRIGger:CH 1,1
:TRIGger:CH? 1
(応答)  :TRIGGER:CH 1,1  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

アナログ/ロジックチャネル




トリガ入力信号の種類 (アナログ/リアルタイム演算) の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:CHSRc A,B$

:TRIGger:CHSRc? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = UNIT, DSP (入力信号)

解説

トリガ入力信号を設定します。
現在のトリガ入力信号を返します。

UNIT ユニットチャネル
DSP リアルタイム波形演算チャネル

:TRIGger:CHSRc 1,UNIT
:TRIGger:CHSRc? 1
(応答)  :TRIGGER:CHSRC 1,UNIT  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




トリガ検出日の問い合わせ

構文

(クエリ)


:TRIGger:DETECTDate?

(応答)

A<NR1>,B<NR1>,C<NR1>

A = 2000〜2080 (年)
B = 1〜12 (月)
C = 1〜31 (日)

解説

トリガ検出日を返します。

:TRIGger:DETECTDate?
(応答)  :TRIGGER:DETECTDATE 2017,1,2  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガ検出時刻の問い合わせ

構文

(クエリ)


:TRIGger:DETECTTime?

(応答)

A<NR1>,B<NR1>,C<NR2>

A = 0〜23 (時)
B = 0〜59 (分)
C = 0〜59.999 (秒)

解説

トリガ検出時間を返します。

:TRIGger:DETECTTime?
(応答)  :TRIGGER:DETECTTIME 1,2,3.456  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガ機能ON/OFFの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:ENABle A$

:TRIGger:ENABle?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

トリガ機能ON/OFFの設定をします。
現在のトリガ機能ON/OFFを返します。

OFF 無効
ON 有効

:TRIGger:ENABle ON
:TRIGger:ENABle?
(応答)  :TRIGGER:ENABLE ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガイベント回数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:EVENt A,B

:TRIGger:EVENt? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 1〜4000 (イベント回数)

解説

トリガイベント回数を設定します。
現在のトリガイベント回数を返します。

:TRIGger:EVENt 1,100
:TRIGger:EVENt? 1
(応答)  :TRIGGER:EVENT 1,100  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




外部トリガの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:EXTErnal A$,B$

:TRIGger:EXTErnal? A$

(応答)

A$,B$

A$ = STARt, STOP (トリガグループ)
B$ = OFF, ON

解説

外部トリガの設定をします。
現在の外部トリガの設定を返します。

OFF 無効
ON 有効

:TRIGger:EXTErnal STARt,ON
:TRIGger:EXTErnal? STARt
(応答)  :TRIGGER:EXTERNAL START,ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




外部トリガフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:EXTFilter A$

:TRIGger:EXTFilter?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

外部トリガフィルタの設定をします。
現在の外部トリガフィルタの設定を返します。

OFF 無効
ON 有効

:TRIGger:EXTFilter OFF
:TRIGger:EXTFilter?
(応答)  :TRIGGER:EXTFILTER OFF  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




外部トリガ入力端子の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:EXTRig A$,B$

:TRIGger:EXTRig? A$

(応答)

A$,B$

A$ = STARt, STOP (トリガグループ)
B$ = UP, DOWN, UPDOWN

解説

外部トリガ入力端子の設定をします。
現在の外部トリガ入力端子の設定を返します。

UP 立ち上がり
DOWN 立ち下がり
UPDOWN 両方向

:TRIGger:EXTRig STARt,UP
:TRIGger:EXTRig? STARt
(応答)  :TRIGGER:EXTRIG START,UP  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:FILTer A,B

:TRIGger:FILTer? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1> [エンベロープ測定でないとき]
A<NR1>,B<NR2> [エンベロープ測定のとき]

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (サンプル) [エンベロープ測定でないとき]
B = 0, 0.001, 0.01 (秒) [エンベロープ測定のとき]

解説

トリガフィルタの設定をします。
現在のトリガフィルタの設定を返します。

:TRIGger:FILTer 1,10
:TRIGger:FILTer? 1
(応答)  :TRIGGER:FILTER 1,10  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




グリッチ幅の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:GLITch A,B

:TRIGger:GLITch? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 2〜4000 (トリガ幅)

解説

グリッチ幅の設定をします。
現在のグリッチ幅を返します。

:TRIGger:GLITch 1,10
:TRIGger:GLITch? 1
(応答)  :TRIGGER:GLITCH 1,10  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、グリッチトリガです。




トリガグループの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:GROUp A$

:TRIGger:GROUp?

(応答)

A$

A$ = STARt, STOP, S_S

解説

トリガグループの設定をします。
現在のトリガグループを返します。

STARt スタートトリガ
STOP ストップトリガ
S_S スタート & ストップトリガ

:TRIGger:GROUp STARt
:TRIGger:GROUp?
(応答)  :TRIGGER:GROUP START  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




トリガの種類の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:KIND A,B$

:TRIGger:KIND? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = OFF, LEVEl, IN, OUT, DROP, PERIIn, PERIOut, GLITch

解説

トリガの種類を設定します。
現在のトリガの種類を返します。

OFF 
LEVEl レベル
IN ウインドウ・イン
OUT ウインドウ・アウト
DROP 電圧降下
PERIIn 周期イン
PERIOut 周期アウト
GLITch グリッチ

:TRIGger:KIND 1,LEVEl
:TRIGger:KIND? 1
(応答)  :TRIGGER:KIND 1,LEVEL  (ヘッダがONの場合)

注記

DVMユニット (MR8990) で設定可能なトリガはLEVEl, IN, OUT です。
周波数ユニット (8970) は、電圧降下、周期イン、周期アウトトリガは設定できません。

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




トリガレベルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:LEVEl A,B

:TRIGger:LEVEl? A

(応答)

A<NR1>,B

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = トリガレベル

解説

トリガレベルを設定します。
現在のトリガレベルを返します。

:TRIGger:LEVEl 1,0.1
:TRIGger:LEVEl? 1
(応答)  :TRIGGER:LEVEL 1,+1.000000E-01  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、レベルトリガ、周期イントリガ、周期アウトトリガ、およびグリッチトリガです。




ロジックトリガのフィルタの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:LFILter A,B$,C

:TRIGger:LFILter? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C<NR1> [エンベロープ測定でないとき]
A<NR1>,B$,C<NR2> [エンベロープ測定のとき]

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = A〜D (ロジックプローブ)
C = 0, 10, 20, 50, 100, 150, 200, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10000 (ポイント) [エンベロープ測定でないとき]
C = 0, 0.01, 0.001 (ポイント) [エンベロープ測定のとき]

解説

ロジックトリガのフィルタ幅 (ポイント) を設定します。
現在のロジックトリガのフィルタ幅 (ポイント) を返します。
Cに0を指定すると、フィルタは無効になります。

:TRIGger:LFILter 1,A,10
:TRIGger:LFILter? 1,A
(応答)  :TRIGGER:LFILTER 1,A,10  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




ロジックトリガの合成条件の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:LOGAnd A,B$,C$

:TRIGger:LOGAnd? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,C$

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = A〜D (ロジックプローブ)
C$ = OFF, OR, AND

解説

ロジックトリガの合成条件を設定します。
現在のロジックトリガの合成条件を返します。

OFF トリガ無効
OR 論理和
AND 論理積

:TRIGger:LOGAnd 1,A,OR
:TRIGger:LOGAnd? 1,A
(応答)  :TRIGGER:LOGAND 1,A,OR  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




ロジックトリガのパターンの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:LOGPat A,B$,"C$"

:TRIGger:LOGPat? A,B$

(応答)

A<NR1>,B$,"C$"

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = A〜D (ロジックプローブ)
C$ = "パターン" (X,0,1)

解説

ロジックトリガのトリガパターン (4bit) を設定します。
現在のロジックトリガのトリガパターン (4bit) を返します。

X 信号を無視します
0 LOWレベルの信号でトリガがかかります
1 HIGHレベルの信号でトリガがかかります

:TRIGger:LOGPat 1,A,"X01X"
:TRIGger:LOGPat? 1,A
(応答)  :TRIGGER:LOGPAT 1,A,"X01X"  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

-




マニュアルトリガをかける

構文

(コマンド)


:TRIGger:MANU

解説

トリガ待ち状況のときにこのコマンドを実行すると、トリガをかけることができます。

:TRIGger:MANU

注記

-

使用可能
条件

-




トリガモードの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:MODE A$(,B)

:TRIGger:MODE?

(応答)

A$(,B<NR1>)

A$ = SINGle, REPEat
B = 0〜10000 (A$ = REPEat, 省略可能)

解説

トリガモードを設定します。
現在のトリガモードを返します。

SINGle 単発
REPEat 繰り返し

:TRIGger:MODE REPEat,5
:TRIGger:MODE?
(応答)  :TRIGGER:MODE REPEAT,5  (ヘッダがONの場合)

注記

Bは、トリガモードが連続の時、測定回数を指定します。
Bに0を指定すると、回数指定が無効になります。
クエリは、Bの値が2以上の時に返却されます。

使用可能
条件

-




ポストトリガの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:POSTtrig A

:TRIGger:POSTtrig?

(応答)

A<NR1>

A = 0〜40 (%)

解説

ポストトリガの量を設定します。
現在のポストトリガを返します。

:TRIGger:POSTtrig 10
:TRIGger:POSTtrig?
(応答)  :TRIGGER:POSTTRIG 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

トリガグループが"STOP"または"S_S"のとき




プリトリガの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:PRETrig A

:TRIGger:PRETrig?

(応答)

A<NR1>

A = 0〜100 (%)

解説

プリトリガの量を設定します。
現在のプリトリガを返します。

:TRIGger:PRETrig 10
:TRIGger:PRETrig?
(応答)  :TRIGGER:PRETRIG 10  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

トリガグループが"STOP"でないとき




トリガ優先モードの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:PRIOrity A$

:TRIGger:PRIOrity?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

トリガ優先モードを設定します。
現在のトリガ優先モードを返します。

OFF 無効
ON 有効

:TRIGger:PRIOrity ON
:TRIGger:PRIOrity?
(応答)  :TRIGGER:PRIORITY ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




周期トリガの上下限値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:PUPLow A,B,C

:TRIGger:PUPLow? A

(応答)

A<NR1>,B,C

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 上限レベル (秒)
C = 下限レベル (秒)

解説

周期トリガの上下限値を設定します。
現在の周期トリガの上下限値を返します。

:TRIGger:PUPLow 1,20,10
:TRIGger:PUPLow? 1
(応答)  :TRIGGER:PUPLOW 1,+2.00000E+01,+1.00000E+01  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定はトリガの種類が周期イン、または周期アウトのときに有効です。




トリガスロープの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:SLOPe A,B$

:TRIGger:SLOPe? A

(応答)

A<NR1>,B$

A = 1〜32 (トリガ番号)
B$ = UP, DOWN

解説

トリガスロープを設定します。
現在のトリガスロープを返します。

UP 立ち上がり
DOWN 立ち下がり

:TRIGger:SLOPe 1,UP
:TRIGger:SLOPe? 1
(応答)  :TRIGGER:SLOPE 1,UP  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、レベルトリガ、周期イントリガ、周期アウトトリガ、およびグリッチトリガです。




トリガソース間AND/ORの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:SOURce A$,B$

:TRIGger:SOURce? A$

(応答)

A$,B$

A$ = STARt, STOP (トリガグループ)
B$ = OR, AND

解説

トリガソース間のAND/ORの設定をします。
現在のトリガソース間のAND/ORを返します。

AND 論理積
OR 論理和

:TRIGger:SOURce STARt,AND
:TRIGger:SOURce? STARt
(応答)  :TRIGGER:SOURCE START,AND  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




インターバルトリガON/OFFの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:TIMEr A$

:TRIGger:TIMEr?

(応答)

A$

A$ = OFF, ON

解説

インターバルトリガON/OFFを設定します。
現在のインターバルトリガON/OFFの設定を返します。

OFF 無効
ON 有効

:TRIGger:TIMEr ON
:TRIGger:TIMEr?
(応答)  :TRIGGER:TIMER ON  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




インターバルトリガと他のトリガとの合成の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:TMCOmpo A$

:TRIGger:TMCOmpo?

(応答)

A$

A$ = OR, AND

解説

インターバルトリガと他のトリガとの合成の設定をします。
現在のインターバルトリガと他のトリガとの合成の設定を返します。

AND 論理積
OR 論理和

:TRIGger:TMCOmpo OR
:TRIGger:TMCOmpo?
(応答)  :TRIGGER:TMCOMPO OR  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




インターバルトリガの時間間隔の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:TMINTvl A,B,C

:TRIGger:TMINTvl?

(応答)

A<NR1>,B<NR1>,C<NR1>

A = 0〜23 (時)
B = 0〜59 (分)
C = 0〜59 (秒)

解説

インターバルトリガの時間間隔の設定をします。
現在のインターバルトリガの時間間隔を返します。

:TRIGger:TMINTvl 1,2,3
:TRIGger:TMINTvl?
(応答)  :TRIGGER:TMINTVL 1,2,3  (ヘッダがONの場合)

注記

-

使用可能
条件

-




ウィンドウ・トリガの上下限値の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:UPLOw A,B,C

:TRIGger:UPLOw? A

(応答)

A<NR1>,B,C

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 上限値
C = 下限値

解説

ウィンドウ・トリガの上下限値を設定します。
現在のウィンドウ・トリガの上下限値を返します。

:TRIGger:UPLOw 1,0.5,-0.5
:TRIGger:UPLOw? 1
(応答)  :TRIGGER:UPLOW 1,+5.000000E-01,-5.000000E-01  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、ウインドウ・イン、またはウインドウ・アウトです。




電圧降下周波数の設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:VFREq A,B

:TRIGger:VFREq? A

(応答)

A<NR1>,B<NR1>

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = 50, 60 (周波数:Hz)

解説

電圧降下トリガの測定周波数を設定します。
現在の電圧降下トリガの測定周波数を返します。

:TRIGger:VFREq 1,50
:TRIGger:VFREq? 1
(応答)  :TRIGGER:VFREQ 1,50  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、電圧降下トリガです。




電圧降下トリガレベルの設定と問い合わせ

構文

(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:VLEVel A,B

:TRIGger:VLEVel? A

(応答)

A<NR1>,B

A = 1〜32 (トリガ番号)
B = トリガレベル (V)

解説

電圧降下トリガの信号レベルを設定します。
現在の電圧降下トリガの信号レベルを返します。

:TRIGger:VLEVel 1,0.001
:TRIGger:VLEVel? 1
(応答)  :TRIGGER:VLEVEL 1,+1.000000E-03  (ヘッダがONの場合)

注記

トリガ番号と画面上の表記は下記のように対応します。

1: Unit1-T1
2: Unit1-T2
3: Unit2-T1
4: Unit2-T2

15: Unit8-T1
16: Unit8-T2
17: Unit1-T3
18: Unit1-T4

31: Unit8-T3
32: Unit8-T4

使用可能
条件

設定可能なトリガ種類は、電圧降下トリガです。