TRIGgerコマンド(トリガの設定と問合せ)


トリガ検出日の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:DETECTDate?

(応答)

year,month,dayすべて<NR1>
year<NR1>:0〜99(年)
month<NR1>: 1〜12(月)
day<NR1>:1〜31(日)


解 説


トリガの検出日をNR1数値で返します。



:TRIGger:DETECTDate?
(応答)  :TRIGGER:DETECTDATE 11,04,03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




トリガ検出時間の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:DETECTTime?

(応答)

hour,min,secすべて<NR1>
hour<NR1>: 0〜23(時)
min<NR1>: 0〜59(分)
sec<NR1>:0〜59(秒)


解 説


トリガの検出時刻をNR1数値で返します。



:TRIGger:DETECTTime?
(応答)  :TRIGGER:DETECTTIME 10,30,25  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




外部トリガの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:EXTErnal A$
:TRIGger:EXTErnal?

(応答)

A$
A$:OFF, UP, DOWN


解 説


外部トリガの設定をします。
現在の外部トリガの設定を文字データで返します。



:TRIGger:EXTErnal DOWN
:TRIGger:EXTErnal?
(応答)  :TRIGGER:EXTERNAL DOWN  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




外部トリガ端子用フィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:EXTFilter A$
:TRIGger:EXTFilter?

(応答)

A$
A$:OFF, ON


解 説


外部トリガのフィルタを設定をします。
現在の外部トリガのフィルタの設定を文字データで返します。



:TRIGger:EXTFilter ON
:TRIGger:EXTFilter?
(応答)  :TRIGGER:EXTFILTER ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




トリガフィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:FILTer CH$,A
:TRIGger:FILTer? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$:CH1〜CH4
A<NR1>:0(=OFF), 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000(S)(ハイスピード)
A<NR1>:0(OFF), 1(ON)(リアルタイム)


解 説


CH$で指定したトリガフィルタを設定します。
CH$で指定したトリガフィルタの設定をNR1数値で返します。

Aに0を指定すると、トリガフィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:FILTer CH1,10
(CH1のフィルタ幅を10Sに設定します。)

:TRIGger:FILTer? CH1
(応答)  :TRIGGER:FILTER CH1,10  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定にない値を指定した場合、設定しようとした値よりも高い設定値が存在するときは、最も近い値に設定されます。


使用可能
条件


全ファンクション




波形判定トリガ、基準波形の種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:JKINd CH$,A$
:TRIGger:JKINd? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:SIN, PRE


解 説


CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの基準波形を設定します
CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの基準波形の設定を文字データで返します。

SIN  正弦波
PRE  前波形



:TRIGger:JKINd CH1,SIN
:TRIGger:JKINd? CH1
(応答)  :TRIGGER:JKIND CH1,SIN  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


ハイスピード




波形判定トリガ、管理幅の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:JWIDth CH$,A
:TRIGger:JWIDth? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:管理幅(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの管理幅を設定します
CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの管理幅の設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:JWIDth CH1,10.0E-3
(CH1の波形判定トリガの管理幅を10mVに設定します。)

:TRIGger:JWIDth? CH1
(応答)  :TRIGGER:JWIDTH CH1,+1.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


ハイスピード




波形判定トリガ、基準電圧の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:JVOLt CH$,A
:TRIGger:JVOLt? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:基準電圧(単位Vrms)


解 説


CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの基準電圧を設定します。
CH$で指定したチャネルの波形判定トリガの基準電圧をNR3数値で返します。



:TRIGger:JVOLt CH1,1.0E-1
(CH1の波形判定トリガの基準電圧を100mVrmsに設定します。)

:TRIGger:JVOLt? CH1
(応答)  :TRIGGER:JVOLT CH1,+1.0000E-01  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は波形判定トリガのときに有効です。


使用可能
条件


ハイスピード




トリガの種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:KIND CH$,A$
:TRIGger:KIND? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:OFF, LEVEl, IN, OUT, DROP, JUDGE (ハイスピード)
A$:OFF, LEVEl, IN, OUT(リアルタイム)


解 説


CH$で指定したチャネルのトリガの種類を設定します。
CH$で指定したチャネルのトリガの種類の設定を文字データで返します。

OFF  トリガを設定しません。
LEVEl  レベル
IN  イン
OUT  アウト
DROP  電圧降下
JUDGE  波形判定



:TRIGger:KIND CH1,LEVEl
(CH1のトリガの種類をレベル・トリガにします。)

:TRIGger:KIND? CH1
(応答)  :TRIGGER:KIND CH1,LEVEL  (ヘッダがONの場合)


注 記


測定モードの設定が実効値(RMS)の場合、電圧降下、波形判定トリガに設定することはできません。


使用可能
条件


全ファンクション




トリガレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LEVEl CH$,A
:TRIGger:LEVEl? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:トリガレベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルのトリガレベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのトリガレベルをNR3数値で返します。



:TRIGger:LEVEl CH1,50E-03
(CH1のトリガレベルを50mVに設定します。)

:TRIGger:LEVEl? CH1
(応答)  :TRIGGER:LEVEL CH1,+5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はレベルトリガのときに有効です。


使用可能
条件


全ファンクション




ロジックトリガのAND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOGAnd CH$,A$
:TRIGger:LOGAnd? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CHA, CHB
A$:OFF, OR, AND


解 説


CH$で指定したロジックチャネルのトリガ条件を設定します。
CH$で指定したロジックチャネルのトリガ条件の設定を文字データで返します。

OFF  トリガOFF
OR  論理和
AND  論理積



:TRIGger:LOGAnd CHA,OR
:TRIGger:LOGAnd? CHA
(応答)  :TRIGGER:LOGAND CHA,OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


停止トリガ、ロジックトリガのAND/ORの設定は:TRIGger:SLOGAndになります。


使用可能
条件


全ファンクション




ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定 と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOWEr CH$,A
:TRIGger:LOWEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:下限レベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの下限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの下限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:LOWEr CH1,-50E-03
(CH1のウインドウ・トリガの下限値を-50mVに設定します。)

:TRIGger:LOWEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:LOWER CH1,-5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類がウインドウ・イン、またはウインドウ・アウトのときに有効です。
停止トリガ、ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定は:TRIGger:SLOWErになります。


使用可能
条件


全ファンクション




トリガモードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:MODE A$
:TRIGger:MODE?

(応答)

A$
A$:SINGle, REPEat


解 説


トリガモードを設定します。
現在のトリガモードの設定を文字データで返します。

SINGle  単発
REPEat  連続



:TRIGger:MODE REPEat
:TRIGger:MODE?
(応答)  :TRIGGER:MODE REPEAT  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




マニュアルトリガ(強制トリガ)の実行


構 文


(コマンド)


:TRIGger:MANU



解 説


トリガ待ち状況のときにこのコマンドを実行すると、トリガをかけることができます。



:TRIGger:MANU


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




プリトリガの設定と問合せ


構 文


(コマンド)

(クエリ)


:TRIGger:PRETrig A
:TRIGger:PRETrig day,hour,min,sec
:TRIGger:PRETrig?

(応答)

A<NR1>(単位%)
day,hour,min,secすべて<NR1>
A<NR1>:0, 5, 10, 20,・・・,90, 95, 100(%)
day<NR1>:0〜694(日)
hour<NR1>:0〜23(時)
min<NR1>:0〜59(分)
sec<NR1>:0〜59(秒)
設定できる値は記録間隔により変わります。


解 説


プリトリガを数値で設定します。
本体で設定できない値を設定しようとした場合、そのすぐ上の設定値に設定されます。
現在のプリトリガの設定値をNR1数値で返します。

ファンクションによりコマンドの形式が変わります。
ハイスピード  :TRIGger:PRETrig A
リアルタイム  :TRIGger:PRETrig day,hour,min,sec



ハイスピードファンクション
:TRIGger:PRETrig 10
(プリトリガを10%に設定します。)

:TRIGger:PRETrig?
(応答)  :TRIGGER:PRETRIG 10  (ヘッダがONの場合)

リアルタイムファンクション
:TRIGger:PRETrig 0,0,1,0
(プリトリガを1分に設定します。)

:TRIGger:PRETrig?
(応答)  :TRIGGER:PRETRIG 0,0,1,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




トリガ機能のON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SET A$
:TRIGger:SET?

(応答)

A$
A$:ON, OFF


解 説


トリガ使用を設定します。
現在のトリガ使用を、文字データで返します。



:TRIGger:SET ON
(トリガの使用をONにします。)

:TRIGger:SET?
(応答)  :TRIGGER:SET ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




停止トリガ、外部トリガの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SEXTErnal A$
:TRIGger:SEXTErnal?

(応答)

A$
A$:OFF, UP, DOWN


解 説


停止トリガ時の外部トリガの設定をします。
停止トリガ時の外部トリガの設定を、文字データで返します。



:TRIGger:SEXTErnal OFF
:TRIGger:SEXTErnal?
(応答)  :TRIGGER:SEXTERNAL OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、フィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SFILTer CH$,A
:TRIGger:SFILTer? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$:CH1〜CH4
A<NR1>:0(OFF), 1(ON)


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのフィルタ設定をします。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのフィルタ設定を、NR1数値返します。

Aに0を指定すると、トリガフィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:SFILTer CH1,1
:TRIGger:SFILTer?
(応答)  :TRIGGER:SFILTER CH1,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、トリガ種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SKIND CH$,A$
:TRIGger:SKIND? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:OFF, LEVEl, IN, OUT


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのトリガ種類を設定します。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのトリガ種類を文字データで返します。

OFF  トリガを設定しません。
LEVEl  レベル
IN  イン
OUT  アウト



:TRIGger:SKIND CH1,LEVEl
:TRIGger:SKIND? CH1
(応答)  :TRIGGER:SKIND CH1,LEVEL  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、トリガレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLEVEl CH$,A
:TRIGger:SLEVEl? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:トリガレベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのトリガレベルを設定します。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのトリガレベルをNR3数値で返します。



:TRIGger:SLEVEl CH1,50E-03
(CH1のトリガレベルを50mVに設定します。)

:TRIGger:SLEVEl? CH1
(応答)  :TRIGGER:SLEVEL CH1,+5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は停止トリガの種類がレベルトリガのときに有効です。


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、ロジックのトリガフィルタの設定 と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLFILter CH$,A
:TRIGger:SLFILter? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$:CHA, CHB
A<NR1>:0(OFF), 1(ON)


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのロジックフィルタ設定をします。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのロジックフィルタ設定を、NR1数値返します。

Aに0を指定すると、ロジックフィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:SLFILter CHA,0
:TRIGger:SLFILter? CHA
(応答)  :TRIGGER:SLFILTER CHA,0  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、ロジックトリガのAND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLOGAnd CH$,A$
:TRIGger:SLOGAnd? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:OFF, OR, AND


解 説


CH$で指定したロジックチャネルの停止トリガのトリガ条件を設定します。
CH$で指定したロジックチャネルの停止トリガのトリガ条件の設定を文字データで返します。

OFF  トリガOFF
OR  論理和
AND  論理積



:TRIGger:SLOGAnd CHA,OR
:TRIGger:SLOGAnd? CHA
(応答)  :TRIGGER:SLOGAND CHA,OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、ロジックトリガのビットパターンの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLOGPat CH$,"A$"
:TRIGger:SLOGPat? CH$

(応答)

CH$,"A$"
CH$:CHA, CHB
A$:xxxxトリガパターン(X, 0, 1)


解 説


CH$で指定したロジックチャネルの停止トリガ・ビットパターンを設定します。
CH$で指定したロジックチャネルの停止トリガ・ビットパターンの設定を文字データで返します。

X  信号を無視します。
0  LOWレベルの信号でトリガがかかります。
1  HIGHレベルの信号でトリガがかかります。



:TRIGger:SLOGPat CHB,"010X"
:TRIGger:SLOGPat? CHB
(応答)  :TRIGGER:SLOGPAT CHB,"010X"  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




トリガスロープ(レベルトリガ)の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLOPe CH$,A$
:TRIGger:SLOPe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:UP, DOWN


解 説


CH$で指定したチャネルのスロープを設定します。
CH$で指定したチャネルのスロープの設定を文字データで返します。

UP  立ち上がり / HIGH
DOWN  立ち下がり / LOW



:TRIGger:SLOPe CH1,UP
(CH1のトリガスロープを立ち上がりに設定します。)

:TRIGger:SLOPe? CH1
(応答)  :TRIGGER:SLOPe CH1,UP  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類がレベルトリガのときに有効です。
トリガ条件がORの場合は、立ち上がりか立ち下がり、トリガ条件がANDの場合はHIGHかLOWの設定となります。
停止トリガ、トリガスロープ(レベルトリガ)の設定は:TRIGger:SSLOPeになります。


使用可能
条件


全ファンクション




停止トリガ、ウインドウ・イン/アウト・トリガの下限レベルの設定 と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLOWEr CH$,A
:TRIGger:SLOWEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:下限レベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのウインドウ・トリガの下限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのウインドウ・トリガの下限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:SLOWEr CH1,-50E-03
(CH1のウインドウ・トリガの下限値を-50mVに設定します。)

:TRIGger:SLOWEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:SLOWER CH1,-5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は停止トリガの種類がウインドウ・イン、またはウインドウ・アウトのときに有効です。


使用可能
条件


リアルタイム




トリガ成立条件のAND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SOURce A$
:TRIGger:SOURce?

(応答)

A$
A$:OR, AND


解 説


トリガ成立条件のAND/ORの設定をします。
現在のトリガ成立条件のAND/ORの設定を文字データで返します。

AND  論理積
OR  論理和



:TRIGger:SOURce OR
:TRIGger:SOURce?
(応答)  :TRIGGER:SOURCE OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


停止トリガ、トリガ成立条件のAND/ORの設定は:TRIGger:SSOURceになります。


使用可能
条件


全ファンクション




停止トリガ、トリガスロープ(レベルトリガ)の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SSLOPe CH$,A$
:TRIGger:SSLOPe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$:CH1〜CH4
A$:UP, DOWN


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのスロープを設定します。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのスロープの設定を文字データで返します。

UP  立ち上がり / HIGH
DOWN  立ち下がり / LOW



:TRIGger:SSLOPe CH1,UP
(CH1の停止トリガのトリガスロープを立ち上がりに設定します。)

:TRIGger:SSLOPe? CH1
(応答)  :TRIGGER:SSLOPE CH1,UP  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は停止トリガの種類がレベルトリガのときに有効です。
トリガ条件がORの場合は、立ち上がりか立ち下がり、トリガ条件がANDの場合はHIGHかLOWの設定となります。


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、トリガ成立条件のAND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SSOURce A$
:TRIGger:SSOURce?

(応答)

A$
A$:OR, AND


解 説


停止トリガのトリガ条件のAND/ORの設定をします。
停止トリガのトリガ条件のAND/ORの設定を文字データで返します。

AND  論理積
OR  論理和



:TRIGger:SSOURce?
:TRIGger:SSOURce OR
(応答)  :TRIGGER:SSOURCE OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




停止トリガ、ウインドウ・イン/アウト・トリガ上限レベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SUPPEr CH$,A
:TRIGger:SUPPEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:上限レベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルの停止トリガのウインドウ・トリガの上限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルの停止トリガのウインドウ・トリガの上限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:SUPPEr CH1,50E-03
(CH1の停止トリガのウインドウ・トリガの上限値を50mVに設定します。)

:TRIGger:SUPPEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:SUPPER CH1,+5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は停止トリガの種類がウインドウイン、またはウインドウ・アウトのとき有効です。


使用可能
条件


リアルタイム




インターバルトリガの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TIMEr A$
:TRIGger:TIMEr?

(応答)

A$
A$:OFF, ON


解 説


インターバルトリガの有効/無効の設定をします。
インターバルトリガの設定を文字データで返します。



:TRIGger:TIMEr ON
:TRIGger:TIMEr?
(応答)  :TRIGGER:TIMER ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




トリガタイミングの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TIMIng A$
:TRIGger:TIMIng?

(応答)

A$
A$:START, STOP, S_S


解 説


トリガのタイミングの設定をします。
現在のトリガのタイミングの設定を文字データで返します。

START  スタート
STOP  ストップ
S_S  スタート&ストップ



:TRIGger:TIMIng STOP
:TRIGger:TIMIng?
(応答)  :TRIGGER:TIMING STOP  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


リアルタイム




インターバルトリガの時間間隔の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TMINTvl day,hour,min,sec
:TRIGger:TMINTvl?

(応答)

day,hour,min,secすべて<NR1>
day<NR1>: 0〜99(日)
hour<NR1>: 0〜23(時)
min<NR1>: 0〜59(分)
sec<NR1>:0〜59(秒)


解 説


インターバルトリガの時間間隔の設定をします。
インターバルトリガの時間間隔の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:TMINTvl 1,5,30,30
:TRIGger:TMINTvl?
(応答)  :TRIGGER:TMINTVL 1,5,30,30  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


全ファンクション




ウインドウ・イン/アウト・トリガ上限レベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:UPPEr CH$,A
:TRIGger:UPPEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:上限レベル(単位V)


解 説


CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの上限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの上限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:UPPEr CH1,50E-03
(CH1のウインドウ・トリガの上限値を50mVに設定します。)

:TRIGger:UPPEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:UPPER CH1,+5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類がウインドウイン、またはウインドウ・アウトのとき有効です。
停止トリガ、ウインドウ・イン/アウト・トリガの上限レベルの設定は:TRIGger:SUPPErになります。


使用可能
条件


全ファンクション




電圧降下トリガの測定周波数の設定 と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:VFREq CH$,A
:TRIGger:VFREq? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$:CH1〜CH4
A<NR1>:50, 60(Hz)


解 説


CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガの測定周波数を設定します。
CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガの測定周波数の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:KIND CH1,DROP
(電圧降下トリガを設定します。)

:TRIGger:VFREq CH1,50
(CH1の電圧降下トリガの測定周波数を50Hzに設定します。)

:TRIGger:VFREq? CH1
(応答)  :TRIGGER:VFREQ CH1,50  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類が電圧降下トリガのときに有効です。


使用可能
条件


ハイスピード




電圧降下トリガのドロップレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:VLEVel CH$,A
:TRIGger:VLEVel? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$:CH1〜CH4
A<NR3>:ドロップ電圧レベル(V)


解 説


CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガのレベルを設定します。
CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガのレベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:KIND CH1,DROP
(電圧降下トリガを設定します。)

:TRIGger:VLEVEl CH1,1.0E-03
(CH1の電圧降下トリガのレベルを1mVに設定します。)

:TRIGger:VLEVEl? CH1
(応答)  :TRIGGER:VLEVEl CH1,1.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は電圧降下トリガのときに有効です。


使用可能
条件


ハイスピード




ロジックのトリガフィルタの設定 と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LFILter CH$,A
:TRIGger:LFILter? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$:CHA, CHB
A<NR1>:0, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000(ハイスピード)
A<NR1>:0(OFF), 1(ON)(リアルタイム)


解 説


CH$で指定したロジックチャネルのトリガのフィルタを設定します。
CH$で指定したロジックチャネルのトリガのフィルタの設定をNR1数値で返します。

Aに0を指定すると、フィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:LFILter CHA,10
:TRIGger:LFILter? CHA
(応答)  :TRIGGER:LFILTER CHA,10  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定にない値を指定した場合、設定しようとした値よりも高い設定値が存在するときは、最も近い値に設定されます。
停止トリガ、ロジックのトリガフィルタの設定は:TRIGger:SLFILterになります。


使用可能
条件


全ファンクション




ロジックトリガのビットパターンの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOGPat CH$,"A$"
:TRIGger:LOGPat? CH$

(応答)

CH$,"A$"
CHA, CHB
A$:xxxxトリガパターン(X, 0, 1)


解 説


CH$で指定したロジックチャネルのトリガ・ビットパターンを設定します。
CH$で指定したロジックチャネルのトリガ・ビットパターンの設定を文字データで返します。

X  信号を無視します。
0  LOWレベルの信号でトリガがかかります。
1  HIGHレベルの信号でトリガがかかります。



:TRIGger:LOGPat CHB,"010X"
:TRIGger:LOGPat? CHB
(応答)  :TRIGGER:LOGPAT CHB,"010X"  (ヘッダがONの場合)


注 記


停止トリガ、ロジックトリガの設定は:TRIGger:SLOGPatになります。


使用可能
条件


全ファンクション