TRIGgerコマンド(トリガの設定と問合せ)


トリガ検出日の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:DETECTDate?

(応答)

year<NR1>,month<NR1>,day<NR1>
year = 0〜99 [年]
month = 1〜12 [月]
day = 1〜31 [日]


解 説


トリガの検出日をNR1数値で返します。



:TRIGger:DETECTDate?
(応答)  :TRIGGER:DETECTDATE 5,10,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガ検出時刻の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:DETECTTime?

(応答)

hour<NR1>,min<NR1>,sec<NR2>
hour = 0〜23 [時]
min = 0〜59 [分]
sec = 0〜59 [秒]


解 説


トリガの検出時刻を数値で返します。



:TRIGger:DETECTTime?
(応答)  :TRIGGER:DETECTTIME 12,34,56.00  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガイベント回数の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:EVENt CH$,A
:TRIGger:EVENt? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CH1〜
A = 1〜4000


解 説


指定したチャネルのトリガのイベント回数を設定します。
指定したチャネルのトリガのイベント回数の設定を返します。



:TRIGger:EVENt CH2,15
(CH2のイベント回数を15にします。)

:TRIGger:EVENt? CH2
(応答)  :TRIGGER:EVENT CH2,15  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




外部トリガON/OFFの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:EXTErnal A$
:TRIGger:EXTErnal?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


外部トリガのON/OFFの設定をします。
現在の外部トリガON/OFFの設定を文字データで返します。



:TRIGger:EXTErnal ON
:TRIGger:EXTErnal?
(応答)  :TRIGGER:EXTERNAL ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガ要因の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:FACTor?

(応答)

A$
A$ = CH1〜, LA〜LD, L1A〜L8D, EXT, TIMER, MANU, AND, NONE


解 説


どの要因でトリガがかかったのか文字データで返します。

CH1〜  アナログチャネル
LA〜LD 本体標準ロジック
L1A〜L8D ロジックユニット
EXT 外部トリガ
TIMER タイマトリガ
MANU マニュアルトリガ
AND AND条件成立
NONE なし



:TRIGger:FACTor?
(応答)  :TRIGGER:FACTOR CH1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM(測定中でないこと)




トリガフィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:FILTer CH$,A
:TRIGger:FILTer? CH$

(応答)

CH$,A<NR2>
CH$ = CH1〜
A = 0〜10.0(DIV)  (MEMファンクション, FFTファンクション)
A = 0(OFF), 1(ON)  (RECファンクション)


解 説


CH$で指定されたトリガフィルタを設定します。
CH$で指定されたトリガフィルタの設定を返します。

Aに0を指定すると、トリガフィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:FILTer CH1,0.5
(CH1のフィルタ幅を0.5[DIV]に設定します。)

:TRIGger:FILTer? CH1
(応答)  :TRIGGER:FILTER CH1,0.5  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガの種類の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:KIND CH$,A$
:TRIGger:KIND? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜
A$ = OFF, LEVEl, IN, OUT, DROP, PERIIn, PERIOut, GLITch (MEMファンクション, FFTファンクション)
       OFF, LEVEl, IN, OUT, PERIIn, PERIOut (RECファンクション)


解 説


CH$で指定したチャネルのトリガの種類を設定します。
CH$で指定したチャネルのトリガの種類の設定を文字データで返します。

OFF  
LEVEl  レベル
IN    ウインドウ・イン
OUT  ウインドウ・アウト
DROP  電圧降下
PERIIn  周期イン
PERIOut  周期アウト
GLITch  グリッチ



:TRIGger:KIND CH1,LEVEl
(CH1のトリガの種類をレベル・トリガにします。)

:TRIGger:KIND? CH1
(応答)  :TRIGGER:KIND CH1,LEVEL  (ヘッダがONの場合)


注 記


DVMユニットで設定可能なトリガはLEVEl, IN, OUT です。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LEVEl CH$,A
:TRIGger:LEVEl? CH$

(応答)

CH$,<NR3>
CH$ = CH1〜
A = トリガレベル[V]


解 説


CH$で指定したチャネルのトリガレベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのトリガレベルをNR3数値で返します。



:TRIGger:LEVEl CH1,50E-03
(CH1のトリガレベルを50mVに設定します。)

:TRIGger:LEVEl? CH1
(応答)  :TRIGGER:LEVEL CH1,5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定可能なトリガ種類は、レベルトリガ、周期イントリガ、周期アウトトリガ、およびグリッチトリガです。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




ロジックトリガのフィルタの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LFILter A$,CH$,B
:TRIGger:LFILter? A$,CH$

(応答)

A$,CH$,B<NR2>
A$ = L0〜L8
CH$ = CHA〜CHD
B = 0〜10.0(DIV)  (MEMファンクション, FFTファンクション)
B = 0(OFF), 1(ON)  (RECファンクション)


解 説


A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルのトリガのフィルタを設定します。
A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルのトリガのフィルタの設定をNR2数値で返します。

Bに0を指定すると、フィルタの設定はOFFになります。



:TRIGger:LFILter L0,CHA,2.5
:TRIGger:LFILter? L0,CHA
(応答)  :TRIGGER:LFILTER L0,CHA,2.5  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




ロジックトリガのトリガ条件AND/ORの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOGAnd A$,CH$,B$
:TRIGger:LOGAnd? A$,CH$

(応答)

A$,CH$,B$
A$ = L0〜L8
CH$ = CHA〜CHD
B$ = OFF, OR, AND


解 説


A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルのトリガ条件を設定します。
A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルのトリガ条件の設定を文字データで返します。

OFF  トリガOFF
OR  論理和
AND  論理積



:TRIGger:LOGAnd L0,CHA,OR
:TRIGger:LOGAnd? L0,CHA
(応答)  :TRIGGER:LOGAND L0,CHA,OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




ロジックトリガのパターンの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOGPat A$,CH$,"B$"
:TRIGger:LOGPat? A$,CH$

(応答)

A$,CH$,"B$"
A$ = L0〜L8
CH$ = CHA〜CHD
B$ = ****  (トリガ・パターン: X, 0, 1)


解 説


A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルのトリガ・パターンを設定します。
A$で指定したロジックユニットのCH$で指定したチャネルの現在のトリガ・パターンの設定を文字データで返します。

X  信号を無視します。
0  LOWレベルの信号でトリガがかかります。
1  HIGHレベルの信号でトリガがかかります。



:TRIGger:LOGPat L0,CHB,"010X"
:TRIGger:LOGPat? L0,CHB
(応答)  :TRIGGER:LOGPAT L0,CHB,"010X"  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




ウインドウイン/アウトトリガの下限レベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:LOWEr CH$,A
:TRIGger:LOWEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = 下限レベル[V]


解 説


CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの下限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの下限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:LOWEr CH1,-50E-03
(CH1のウインドウ・トリガの下限値を-50mVに設定します。)

:TRIGger:LOWEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:LOWER CH1,-5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類がウインドウイン、またはウインドウ・アウトのときに有効です。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




マニュアルトリガをかける


構 文


(コマンド)


:TRIGger:MANU


解 説


トリガ待ち状況のときにこのコマンドを実行すると、トリガをかけることができます。



:TRIGger:MANU


注 記


-


使用可能
条件


MEM,REC,FFT




トリガモードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:MODE A$
:TRIGger:MODE?

(応答)

A$
A$ = SINGle, REPEat, AUTO


解 説


トリガモードを設定します。
現在のトリガモードの設定を文字データで返します。

SINGle  単発
REPEat  連続
AUTO  自動



:TRIGger:MODE REPEat
:TRIGger:MODE?
(応答)  :TRIGGER:MODE REPEAT  (ヘッダがONの場合)


注 記


レコーダファンクションでは、A$にAUTOを指定することはできません。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




周期トリガの周期下限値の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:PLOWer CH$,A
:TRIGger:PLOWer? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = 下限レベル[sec]


解 説


CH$で指定したチャネルの周期トリガの下限値を設定します。
CH$で指定したチャネルの周期トリガの下限値の設定を返します。



:TRIGger:PLOWer CH2,50E-06
(CH2の周期下限値を50msに設定します。)

:TRIGger:PLOWer? CH2
(応答)  :TRIGGER:PLOWER CH2,5.0000E-05  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類が周期イン、または周期アウトのときに有効です。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




プリトリガの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:PRETrig A
:TRIGger:PRETrig?

(応答)

A<NR1>
A = 0, 2, 5,〜, 95, 100, -95 (%)
A = 記録長 (div)


解 説


プリトリガを数値で設定します。
本体で設定できない値を設定しようとした場合、そのすぐ上の設定値に設定されます。
現在のプリトリガの設定値をNR1数値で返します。

単位の切り替えは:TRIGger:TYPEコマンドを参照してください。



:TRIGger:PRETrig 10
(プリトリガを10%に設定します。)

:TRIGger:PRETrig?
(応答)  :TRIGGER:PRETRIG 10  (ヘッダがONの場合)


:TRIGger:TYPE DIV
(プリトリガの単位をdivにします)

:TRIGger:PRETrig 200
(プリトリガを200divに設定します)

:TRIGger:PRETrig?
(応答)  :TRIGGER:PRETRIG 200  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, FFT




トリガ優先モードの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:PRIOrity A$
:TRIGger:PRIOrity?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


トリガ優先モードのON/OFFを設定します。
現在のトリガ優先モードの設定を文字データで返します。



:TRIGger:PRIOrity OFF
:TRIGger:PRIOrity?
(応答)  :TRIGGER:PRIORITY OFF  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, FFT




周期トリガの周期上限値の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:PUPPer CH$,A
:TRIGger:PUPPer? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = 上限レベル[sec]


解 説


CH$で指定したチャネルの周期トリガの上限値を設定します。
CH$で指定したチャネルの周期トリガの上限値の設定を返します。



:TRIGger:PUPPer CH2,50E-06
(CH2の周期上限値を50msに設定します。)

:TRIGger:PUPPer? CH2
(応答)  :TRIGGER:PUPPER CH2,5.0000E-05  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類が周期イン、または周期アウトのときに有効です。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガスロープの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SLOPe CH$,A$
:TRIGger:SLOPe? CH$

(応答)

CH$,A$
CH$ = CH1〜
A$ = UP, DOWN, UPDOwn


解 説


CH$で指定したチャネルのスロープを設定します。
CH$で指定したチャネルのスロープの設定を文字データで返します。

UP  立ち上がり
DOWN  立ち下がり
UPDOwn  立ち上がりと立ち下がり



:TRIGger:SLOPe CH1,UP
(CH1のトリガスロープを立ち上がりに設定します。)

:TRIGger:SLOPe? CH1
(応答)  :TRIGGER:SLOPe CH1,UP  (ヘッダがONの場合)


注 記


UPDOwnはレベルトリガに対してのみ設定できます。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガソース間の成立条件(AND/OR)の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:SOURce A$
:TRIGger:SOURce?

(応答)

A$
A$ = OR, AND


解 説


トリガソース間のAND/ORの設定をします。
現在のトリガソース間のAND/ORの設定を文字データで返します。

AND  論理積
OR  論理和



:TRIGger:SOURce OR
:TRIGger:SOURce?
(応答)  :TRIGGER:SOURCE OR  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




スタート動作終了日の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:STOPDate?

(応答)

year<NR1>,momth<NR1>,day<NR1>
year = 0〜99[年]
month = 1〜12[月]
day = 1〜31[日]


解 説


スタート動作終了日をNR1数値で返します。



:TRIGger:STOPDate?
(応答)  :TRIGGER:STOPDATE 5,10,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


REC




スタート動作終了時間の問合せ


構 文


(クエリ)


:TRIGger:STOPTime?

(応答)

hour<NR1>,min<NR1>,sec<NR2>
hour = 0〜23[時]
min = 0〜59[分]
sec = 0〜59[秒]


解 説


スタート動作終了時刻を数値で返します。



:TRIGger:STOPTime?
(応答)  :TRIGGER:STOPTIME 1,2,3.00  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


REC




タイマトリガ有効/無効の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TIMEr A$
:TRIGger:TIMEr?

(応答)

A$
A$ = OFF, ON


解 説


タイマトリガの有効/無効の設定をします。
タイマトリガの設定を文字データで返します。



:TRIGger:TIMEr ON
:TRIGger:TIMEr?
(応答)  :TRIGGER:TIMER ON  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




トリガタイミングの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TIMIng A$
:TRIGger:TIMIng?

(応答)

A$
A$ = START, STOP, S_S


解 説


トリガのタイミングの設定をします。
現在のトリガのタイミングの設定を文字データで返します。

START  スタート
STOP  ストップ
S_S  スタート&ストップ



:TRIGger:TIMIng STOP
:TRIGger:TIMIng?
(応答)  :TRIGGER:TIMING STOP  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


REC




タイマトリガの時間間隔の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TMINTvl day,hour,min,sec
:TRIGger:TMINTvl?

(応答)

day<NR1>,hour<NR1>,min<NR1>,sec<NR1>
day = 0〜31[日]
hour = 0〜23[時]
min = 0〜59[分]
sec = 0〜59[秒]


解 説


タイマトリガの時間間隔の設定をします。
タイマトリガの時間間隔の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:TMINTvl 4,3,2,1
:TRIGger:TMINTvl?
(応答)  :TRIGGER:TMINTVL 4,3,2,1  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




タイマトリガの開始時刻の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TMSTArt month,day,hour,min
:TRIGger:TMSTArt?

(応答)

month<NR1>,day<NR1>,hour<NR1>,min<NR1>
month = 1〜12[月]
day = 1〜31[日]
hour = 0〜23[時]
min = 0〜59[分]


解 説


タイマトリガの開始時刻を設定します。
タイマトリガの開始時刻の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:TMSTArt 10,1,2,3
:TRIGger:TMSTArt?
(応答)  :TRIGGER:TMSTART 10,1,2,3  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




タイマトリガの停止時刻の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TMSTOp month,day,hour,min
:TRIGger:TMSTOp?

(応答)

month<NR1>,day<NR1>,hour<NR1>min<NR1>
month = 1〜12[月]
day = 1〜31[日]
hour = 0〜23[時]
min = 0〜59[分]


解 説


タイマトリガの停止時刻を設定します。
タイマトリガの停止時刻の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:TMSTOp 10,1,2,3
:TRIGger:TMSTOp?
(応答)  :TRIGGER:TMSTOP 10,1,2,3  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




プリトリガの単位の設定


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:TYPE A$
:TRIGger:TYPE?

(応答)

A$
A$ = %, DIV


解 説


プリトリガの単位を設定します。
現在のプリトリガの単位を文字データで返します。

%    (%にします。)
DIV (DIVにします。)



:TRIGger:TYPE %
:TRIGger:TYPE?
(応答)  :TRIGGER:TYPE %  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM




ウインドウイン/アウトトリガの上限レベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:UPPEr CH$,A
:TRIGger:UPPEr? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = 上限レベル[V]


解 説


CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの上限レベルを設定します。
CH$で指定したチャネルのウインドウ・トリガの上限レベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:UPPEr CH1,-50E-03
(CH1のウインドウ・トリガの上限値を-50mVに設定します。)

:TRIGger:UPPEr? CH1
(応答)  :TRIGGER:UPPER CH1,-5.0000E-02  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定はトリガの種類がウインドウイン、またはウインドウ・アウトのとき有効です。


使用可能
条件


MEM, REC, FFT




電圧降下トリガの測定周波数の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:VFREq CH$,A
:TRIGger:VFREq? CH$

(応答)

CH$,A<NR1>
CH$ = CH1〜
A = 50, 60 [Hz]


解 説


CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガの測定周波数を設定します。
CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガの測定周波数の設定をNR1数値で返します。



:TRIGger:KIND CH1,DROP
(電圧降下トリガを設定します。)

:TRIGger:VFREq CH1,50
(CH1の電圧降下トリガの測定周波数を50Hzに設定します。)

:TRIGger:VFREq? CH1
(応答)  :TRIGGER:VFREq CH1,50  (ヘッダがONの場合)


注 記


設定は電圧降下トリガのときに有効です。


使用可能
条件


MEM, FFT




電圧降下トリガのレベルの設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:VLEVel CH$,A
:TRIGger:VLEVel? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = トリガレベル[V]


解 説


CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガのレベルを設定します。
CH$で指定したチャネルの電圧降下トリガのレベルの設定をNR3数値で返します。



:TRIGger:KIND CH1,DROP
(電圧降下トリガを設定します。)

:TRIGger:VLEVEl CH1,1.0E-03
(CH1の電圧降下トリガのレベルを1mVに設定します。)

:TRIGger:VLEVEl? CH1
(応答)  :TRIGGER:VLEVEl CH1,1.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, FFT
電圧降下トリガが設定されていること。




グリッチ幅の設定と問合せ


構 文


(コマンド)
(クエリ)


:TRIGger:WIDTh CH$,A
:TRIGger:WIDTh? CH$

(応答)

CH$,A<NR3>
CH$ = CH1〜
A = グリッチ幅[sec]


解 説


CH$で指定したチャネルのグリッチ幅を設定します。
CH$で指定したチャネルのグリッチ幅をNR3数値で返します。



:TRIGger:WIDTh CH2,2.0E-03
(CH2のグリッチ幅を2msに設定します。)

:TRIGger:WIDTh? CH2
(応答)  :TRIGGER:WIDTh CH2,2.0000E-03  (ヘッダがONの場合)


注 記


-


使用可能
条件


MEM, FFT