基準データの問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:REFerence:DATA?   <データ種類>

応答

マスター電圧波形

<電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値>

基準LC・RC値

<LC値>,<RC値>[,<LC値>,<RC値>, ...]

パラメータ

<データ種類> = VOLTage:マスター電圧波形/LCRC:基準LC・RC値

解説

コマンド

クエリ

基準データを返します。
マスター電圧波形は、全サンプリングポイントの電圧値を返します。
基準LC・RC値は、最大1000組のLC値、RC値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

マスター電圧波形

:REFerence:DATA? VOLTage

基準LC・RC値

:REFerence:DATA? LCRC

応答

マスター電圧波形

1.09699E+00, 8.50683E-01, ... -1.09389E+02

基準LC・RC値

1.674E-15, 3.642E-09, 1.672E-15, 3.030E-09, ...

注記

判定結果の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:RESult?  

応答

<総合判定結果>,<波形面積比較判定結果>,<波形差分面積比較判定結果>,<波形フラッター検出判定結果>,<波形二次微分検出判定結果>,<LC・RC値エリア判定結果>,<放電判定結果>

パラメータ

総合判定結果

判定結果

解説

コマンド

クエリ

判定結果を返します。
放電検出機能(ST9000)が組込まれていない場合、放電判定結果は出力しません。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:FETCh:RESult?

応答

FAIL,IN ,IN ,OUT ,OUT ,IN ,IN

注記

試験波形の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:WAVeform?   <データ無し/パルス番号>,<波形データ種類>,<データ無し/ALL/BINary>,<開始ポイント>,<終了ポイント>

応答

電圧波形

<電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値>[<行区切り文字><電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値><行区切り文字> ...]

放電波形

<放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量>[<行区切り文字><放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量><行区切り文字> ...]

バイナリ形式

パラメータ

<波形データ種類> = VOLTage:電圧波形/DISCharge:放電波形
<データ無し/ALL/BINary> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)/BINary:バイナリ形式で応答
<開始ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)
<終了ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

試験波形を返します。
電圧波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの電圧値を返します。
放電波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの放電成分量を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/) バイナリ形式の場合は、先頭に転送バイト数を出力し、続いて波形データを出力し、最後にターミネータを出力します。

*1:識別子
*2:波形データバイト数領域のバイト数
波形データ形式は、ビックエンディアン、単精度浮動小数点、IEEEの標準形式です。

コマンド

クエリ

電圧波形

:FETCh:WAVeform? VOLTage

放電波形

:FETCh:WAVeform? DISCharge

応答

電圧波形

1.09699E+00, 8.50683E-01, ... -1.09389E+02

放電波形

1.09, 8.50, ... 1.08

注記

パルス毎の判定値の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:PULSe?   <データ無し/ALL>

応答

<測定ステータス>, <印加電圧値>, <最大電圧値>, <最小電圧値>, <波形面積比較判定値>, <波形差分面積比較判定値>, <波形フラッター検出判定値>, <波形二次微分検出判定値>, <LC・RC値エリア判定LC値>, <LC・RC値エリア判定RC値>, <放電判定値> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


測定ステータス

解説

コマンド

クエリ

判定値を返します。
放電検出機能(ST9000)が組込まれていない場合、放電判定値は出力しません。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの測定データ間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh:PULSe? <測定データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:FETCh:PULSe? <測定データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:FETCh:PULSe?

応答

0, 1.00000E+02, 9.98500E+01,-8.29200E+01, -0.13, 0.78, 1256, 309, 3.307E-13, 8.122E-09, 3.17

注記


:FETCh:PULSe? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :FETCh:PULSe? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:FETCh:PULSe? と :FETCh:PULSe? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :FETCh:PULSe? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

パルス毎の判定結果の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:PULSe:RESult?   <データ無し/ALL>

応答

<総合判定結果>,<波形面積比較判定結果>,<波形差分面積比較判定結果>,<波形フラッター検出判定結果>,<波形二次微分検出判定結果>,<LC・RC値エリア判定結果>,<放電判定結果>[<行区切り文字><総合判定結果>, ...]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


総合判定結果

判定結果

解説

コマンド

クエリ

パルス毎の判定結果を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの判定結果の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh:PULSe:RESult?の場合…メッセージターミネータ
:FETCh:PULSe:RESult? ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:FETCh:PULSe:RESult?

応答

PASS,IN ,IN ,IN ,IN ,IN ,IN
FAIL,IN ,IN ,OUT ,OUT ,IN ,IN

注記

立ち上がり時間の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:RISetime?   <種類無し/計算式種類>, <データ無し/ALL>

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

<波頭長>,<規約波尾長>,<90%継続時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

4:過渡応答の計算式による測定値

<立ち上がり時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<計算式種類>
種類無し: :RISetime の設定を用いて応答を返します。
1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値を返します。
4:過渡応答の計算式による測定値を返します。
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり時間を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh:RISetime? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:FETCh:RISetime? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

:FETCh:RISetime? 1

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

:FETCh:RISetime? 2

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

:FETCh:RISetime? 3

4:過渡応答の計算式による測定値

:FETCh:RISetime? 4

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6, 1.123E-6

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

3.234E-7, 2.234E-6

4:過渡応答の計算式による測定値

2.123E-7

注記

パラメータを指定することで、表示の設定と異なる計算方法での計測値も取得可能です。
時間の単位は秒です。


:FETCh:RISetime? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :FETCh:RISetime? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:FETCh:RISetime? と :FETCh:RISetime? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :FETCh:RISetime? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置の問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh:NODe?   <測定データ種類>, <データ無し/ALL>

応答

ALL

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10>, <ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

RISe

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

PEAK

<ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

ZERocross

<ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(パルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<測定データ種類>
ALL:立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置
RISe:立ち上がり位置
PEAK:ピーク位置
ZERocross:ゼロクロス位置
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh:NODe? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:FETCh:NODe? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

:FETCh:NODe? ALL

立ち上がり位置

:FETCh:NODe? RISe

ピーク位置

:FETCh:NODe? PEAK

ゼロクロス位置

:FETCh:NODe? ZERocross

応答

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828, 265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171,1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

立ち上がり位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828

ピーク位置

265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171

ゼロクロス位置

1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

注記


:FETCh:NODe? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :FETCh:NODe? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:FETCh:NODe? と :FETCh:NODe? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :FETCh:NODe? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

測定データの問い合わせ SETTING TEST

構文

コマンド

 

クエリ

:FETCh?   <測定データ種類>,<データ無し/ALL>

応答

全ての判定

<測定ステータス>,<総合判定結果>,<波形面積比較判定値>,<波形面積比較判定結果>,<波形差分面積比較判定値>,<波形差分面積比較判定結果>,<波形フラッター検出判定値>,<波形フラッター検出判定結果>,<波形二次微分検出判定値>,<波形二次微分検出判定結果>,<LC・RC値エリア判定LC値>,<LC・RC値エリア判定RC値>[,<LC・RC値エリア判定LC値>, ...],<LC・RC値エリア判定結果>,<放電判定値>,<放電判定結果>

波形面積比較判定

<判定値>,<判定結果>

波形差分面積比較判定

<判定値>,<判定結果>

波形フラッター検出判定

<判定値>,<判定結果>

波形二次微分検出判定

<判定値>,<判定結果>

LC・RC値エリア判定

<判定値>,<判定結果>

放電判定

<判定値>,<判定結果>

ピーク電圧

<電圧値1>,<電圧値2>, ... <電圧値10> [<行区切り文字><電圧値1>,<電圧値2>, ... <電圧値10><行区切り文字> ...]

ゼロクロスポイント

<ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>, ... <ゼロクロスポイント値10> [<行区切り文字><ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>, ... <ゼロクロスポイント値10><行区切り文字> ...]

パラメータ

<測定データ種類> = ALL:全ての判定/AREA:波形面積比較判定/DIFF:波形差分面積比較判定/FLUTter:波形フラッター検出判定/LAPLacian:波形二次微分検出判定/LCRC:LC・RC値エリア判定/DISCharge:放電判定/PEAK:ピーク電圧/ZERocross:ゼロクロスポイント
<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


測定ステータス

総合判定結果

判定結果

解説

コマンド

クエリ

測定データを返します。
放電検出機能(ST9000)が組込まれていない場合、放電判定値、放電判定結果は出力しません。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定データ種類がピーク電圧、ゼロクロスポイントで測定パルス数が複数の場合、各パルスの測定データ間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:FETCh? <測定データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:FETCh? <測定データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

全ての判定

:FETCh? ALL

波形面積比較判定

:FETCh? AREA

波形差分面積比較判定

:FETCh? DIFF

波形フラッター検出判定

:FETCh? FLUTter

波形二次微分検出判定

:FETCh? LAPLacian

LC・RC値エリア判定

:FETCh? LCRC

放電判定

:FETCh? DISCharge

ピーク電圧

:FETCh? PEAK

ゼロクロスポイント

:FETCh? ZERocross

応答

全ての判定

0,FAIL, -10.00,IN , 10.00,IN , 100000,OUT , 200000,OUT , 1.674E-15, 3.642E-09, 1.672E-15, 3.030E-09, ...,IN , 1.09,IN

波形面積比較判定

-10.00,IN

波形差分面積比較判定

10.00,IN

波形フラッター検出判定

100000,OUT

波形二次微分検出判定

200000,OUT

LC・RC値エリア判定

1.674E-15, 3.642E-09, 1.672E-15, 3.030E-09, ...,IN

放電判定

3.20000E+03, 3.10000E+03, ... 3.30000E+03

ピーク電圧

3.20000E+03, 3.10000E+03, ... 3.30000E+03

ゼロクロスポイント

310, 420, ... 530

注記

破壊電圧評価試験の電圧ステップ毎の判定値の問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh:STEP?   <データ無し/ALL>

応答

<測定ステータス>, <印加電圧値>, <最大電圧値>, <最小電圧値>, <波形面積比較ばらつき判定値>, <LC・RC値エリアばらつき判定LC値>, <LC・RC値エリアばらつき判定RC値>, <放電判定値> <ピーク値ずれ判定値> <周波数ずれ判定値> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


測定ステータス

解説

コマンド

クエリ

判定値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの測定データ間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:BDV:FETCh:STEP? <測定データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:BDV:FETCh:STEP? <測定データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:BDV:FETCh:STEP?

応答

0, 1.00000E+02, 9.99600E+01,-8.30400E+01, 0.59, 0.03, 0.60, 0.09, 0.05, 3.13

注記


:BDV:FETCh:STEP? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :BDV:FETCh:STEP? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:BDV:FETCh:STEP? と :BDV:FETCh:STEP? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :BDV:FETCh:STEP? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

破壊電圧評価試験の判定結果の問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh:RESult?  

応答

<総合判定結果>,<波形面積比較判定結果>,<LC・RC値判定結果>,<放電判定結果>,<ピーク値ずれ判定結果>,<周波数ずれ判定結果>

パラメータ

総合判定結果

判定結果

解説

コマンド

クエリ

破壊電圧評価試験の判定結果を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:BDV:FETCh:RESult?

応答

FAIL,PASS,PASS,FAIL,PASS,PASS

注記

破壊電圧評価試験の試験波形の問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh:WAVeform?   <波形データ種類>,<データ無し/ALL>,<開始ポイント>,<終了ポイント>

応答

電圧波形

<電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値>[<行区切り文字><電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値><行区切り文字> ...]

放電波形

<放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量>[<行区切り文字><放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量><行区切り文字> ...]

パラメータ

<波形データ種類> = VOLTage:電圧波形/DISCharge:放電波形
<データ無し/ALL> = データ無し:波形間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:波形間の区切りがスラッシュ(/)
<開始ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)
<終了ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

破壊電圧評価試験の試験波形を返します。
電圧波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの電圧値を返します。
放電波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの放電成分量を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
波形数が複数の場合、各波形の電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:BDV:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:BDV:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

電圧波形

:BDV:FETCh:WAVeform? VOLTage

放電波形

:BDV:FETCh:WAVeform? DISCharge

応答

電圧波形

1.09699E+00, 8.50683E-01, ... -1.09389E+02

放電波形

1.09, 8.50, ... 1.08

注記

破壊電圧評価試験の立ち上がり時間の問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh:RISetime?   <種類無し/計算式種類>, <データ無し/ALL>

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

<波頭長>,<規約波尾長>,<90%継続時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

4:過渡応答の計算式による測定値

<立ち上がり時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<計算式種類>
種類無し: :RISetime の設定を用いて応答を返します。
1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値を返します。
4:過渡応答の計算式による測定値を返します。
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり時間を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:BDV:FETCh:RISetime? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:BDV:FETCh:RISetime? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

:BDV:FETCh:RISetime? 1

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

:BDV:FETCh:RISetime? 2

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

:BDV:FETCh:RISetime? 3

4:過渡応答の計算式による測定値

:BDV:FETCh:RISetime? 4

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6, 1.123E-6

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

3.234E-7, 2.234E-6

4:過渡応答の計算式による測定値

2.123E-7

注記

パラメータを指定することで、表示の設定と異なる計算方法での計測値も取得可能です。
時間の単位は秒です。


:BDV:FETCh:RISetime? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :BDV:FETCh:RISetime? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:BDV:FETCh:RISetime? と :BDV:FETCh:RISetime? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :BDV:FETCh:RISetime? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

破壊電圧評価試験の立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置の問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh:NODe?   <測定データ種類>, <データ無し/ALL>

応答

ALL

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10>, <ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

RISe

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

PEAK

<ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

ZERocross

<ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<測定データ種類>
ALL:立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置
RISe:立ち上がり位置
PEAK:ピーク位置
ZERocross:ゼロクロス位置
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:BDV:FETCh:NODe? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:BDV:FETCh:NODe? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

:BDV:FETCh:NODe? ALL

立ち上がり位置

:BDV:FETCh:NODe? RISe

ピーク位置

:BDV:FETCh:NODe? PEAK

ゼロクロス位置

:BDV:FETCh:NODe? ZERocross

応答

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828, 265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171,1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

立ち上がり位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828

ピーク位置

265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171

ゼロクロス位置

1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

注記


:BDV:FETCh:NODe? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :BDV:FETCh:NODe? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:BDV:FETCh:NODe? と :BDV:FETCh:NODe? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :BDV:FETCh:NODe? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

破壊電圧評価試験の測定データの問い合わせ BDV

構文

コマンド

 

クエリ

:BDV:FETCh?   <測定データ種類>

応答

全ての判定

<測定ステータス>,<総合判定結果>,<波形面積比較判定値>,<波形面積比較判定結果>,<LC・RC値判定値>,<LC・RC値判定結果>,<放電判定値>,<放電判定結果>,<ピーク値ずれ判定値>,<ピーク値ずれ判定結果>,<周波数ずれ判定値>,<周波数ずれ判定結果>

波形面積比較判定

<判定値>,<判定結果>

LC・RC値判定

<判定値>,<判定結果>

放電判定

<判定値>,<判定結果>

ピーク値ずれ判定

<判定値>,<判定結果>

周波数ずれ判定

<判定値>,<判定結果>

パラメータ

<測定データ種類> = ALL:全ての判定/AREA:波形面積比較判定/LCRC:LC・RC値判定/DISCharge:放電判定/PEAK:ピーク値ずれ判定/FREQuency:周波数ずれ判定


測定ステータス

総合判定結果

判定結果

解説

コマンド

クエリ

破壊電圧評価試験の測定データを返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

全ての判定

:BDV:FETCh? ALL

波形面積比較判定

:BDV:FETCh? AREA

LC・RC値判定

:BDV:FETCh? LCRC

放電判定

:BDV:FETCh? DISCharge

ピーク値ずれ判定

:BDV:FETCh? PEAK

周波数ずれ判定

:BDV:FETCh? FREQuency

応答

全ての判定

0,FAIL, 0.34,PASS, 1.59,PASS, 3.21,FAIL, 0.01,PASS, 0.20,PASS

波形面積比較判定

0.34,PASS

LC・RC値判定

1.59,PASS

放電判定

3.21,FAIL

ピーク値ずれ判定

0.01,PASS

周波数ずれ判定

0.20,PASS

注記

放電開始電圧試験の測定データの問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh?  

応答

<測定ステータス>, <PDIV(設定電圧値)>, <RPDIV(設定電圧値)>, <MAX_V(設定電圧値)>, <RPDEV(設定電圧値)>, <PDEV(設定電圧値)>, <RPDEV参考値(設定電圧値)>, <PDEV参考値(設定電圧値)>, <PDIV値(実測電圧値)>, <RPDIV(実測電圧値)>, <MAX_V(実測電圧値)>, <RPDEV(実測電圧値)>, <PDEV(実測電圧値)>, <RPDEV参考値(実測電圧値)>, <PDEV参考値(実測電圧値)>

パラメータ


測定ステータス

解説

コマンド

クエリ

放電開始電圧試験の測定データを返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:RPDiv:FETCh?

応答

0, 1.30000E+03, 1.40000E+03, 1.50000E+03, 1.20000E+03, 1.20000E+03, 1.20000E+03, 1.20000E+03, 1.30031E+03, 1.40548E+03, 1.51203E+03, 1.19993E+03, 1.19993E+03, 1.19993E+03, 1.19993E+03

注記

値が検出されていない測定値は0になります。

放電開始電圧試験の電圧ステップ毎の判定値の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:STEP?   <データ無し/ALL>

応答

<測定ステータス>, <印加電圧値>, <最大電圧値>, <最小電圧値>, <波形面積比較判定値>, <LC・RC値エリア判定LC値>, <LC・RC値エリア判定RC値>, <放電判定値> <ピーク値ずれ判定値> <放電判定値> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


測定ステータス

解説

コマンド

クエリ

判定値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの測定データ間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:RPDiv:FETCh:STEP? <測定データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:RPDiv:FETCh:STEP? <測定データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:RPDiv:FETCh:STEP?

応答

0, 1.00000E+02, 9.99600E+01,-8.30400E+01, 0.59, 0.03, 0.60, 0.09, 0.05, 3.13

注記


:RPDiv:FETCh:STEP? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :RPDiv:FETCh:STEP? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:RPDiv:FETCh:STEP? と :RPDiv:FETCh:STEP? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :RPDiv:FETCh:STEP? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

放電開始電圧試験の測定値の有無の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:VALid?  

応答

<PDIVの有無>, <RPDIVの有無> <MAX_Vの有無>, <RPDEVの有無>, <PDEVの有無>, <RPDEV参考値の有無>, <PDEV参考値の有無>,

パラメータ


解説

コマンド

クエリ

放電開始電圧試験の測定データの有無を返します。
値が検出された測定値は1、検出されていない測定値は0になります。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:RPDiv:FETCh:VALid? ALL

応答

1,1,1,1,1,1,1

注記

放電開始電圧試験の試験波形の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:WAVeform?   <波形データ種類>,<データ無し/ALL>,<開始ポイント>,<終了ポイント>

応答

電圧波形

<電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値>[<行区切り文字><電圧値>,<電圧値>, ... <電圧値><行区切り文字> ...]

放電波形

<放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量>[<行区切り文字><放電成分量>,<放電成分量>, ... <放電成分量><行区切り文字> ...]

パラメータ

<波形データ種類> = VOLTage:電圧波形/DISCharge:放電波形
<データ無し/ALL> = データ無し:波形間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:波形間の区切りがスラッシュ(/)
<開始ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)
<終了ポイント> = 1~サンプリングデータ数 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

放電開始電圧試験の試験波形を返します。
全試験電圧のうち、代表的な試験電圧の波形を取得します。
電圧波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの電圧値を返します。
放電波形は、開始ポイントから終了ポイントまたは全サンプリングポイントの放電成分量を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
波形数が複数の場合、各波形の電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:RPDiv:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:RPDiv:FETCh:WAVeform? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

電圧波形

:RPDiv:FETCh:WAVeform? VOLTage

放電波形

:RPDiv:FETCh:WAVeform? DISCharge

応答

電圧波形

1.09699E+00, 8.50683E-01, ... -1.09389E+02

放電波形

1.09, 8.50, ... 1.08

注記


:RPDiv:FETCh:WAVeform? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 波形しか返しません、 全波形を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :RPDiv:FETCh:WAVeform? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:RPDiv:FETCh:WAVeform? と :RPDiv:FETCh:WAVeform? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :RPDiv:FETCh:WAVeform? を実行したとき、 全波形を得るために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

放電開始電圧試験の電圧ステップ毎の判定値の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:STEP?   <データ無し/ALL>

応答

全試験電圧のうち、代表的な試験電圧の判定値を返します。
<測定ステータス>, <印加電圧値>, <最大電圧値>, <最小電圧値>, <放電判定値>, <ピーク値ずれ判定値>, <周波数ずれ判定値>, <PDIV(設定電圧値)>, <RPDIV(設定電圧値)>, <MAX_V(設定電圧値)>, <RPDEV(設定電圧値)>, <PDEV(設定電圧値)>, <RPDEV参考値(設定電圧値)>, <PDEV参考値(設定電圧値)>, <PDIV値(実測電圧値)>, <RPDIV(実測電圧値)>, <MAX_V(実測電圧値)>, <RPDEV(実測電圧値)>, <PDEV(実測電圧値)>, <RPDEV参考値(実測電圧値)>, <PDEV参考値(実測電圧値)> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)


測定ステータス

解説

コマンド

クエリ

判定値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの測定データ間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:RPDiv:FETCh:STEP? <測定データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:RPDiv:FETCh:STEP? <測定データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:RPDiv:FETCh:STEP?

応答

0, 1.00000E+02, 9.99600E+01,-8.30400E+01, 0.59, 0.03, 0.60, 0.09, 0.05, 3.13

注記


:RPDiv:FETCh:STEP? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :RPDiv:FETCh:STEP? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:RPDiv:FETCh:STEP? と :RPDiv:FETCh:STEP? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :RPDiv:FETCh:STEP? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

放電開始電圧試験の立ち上がり時間の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:RISetime?   <種類無し/計算式種類>, <データ無し/ALL>

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

<波頭長>,<規約波尾長>,<90%継続時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

<規約波頭長>,<規約波尾長> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

4:過渡応答の計算式による測定値

<立ち上がり時間> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<計算式種類>
種類無し: :RISetime の設定を用いて応答を返します。
1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値を返します。
3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値を返します。
4:過渡応答の計算式による測定値を返します。
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり時間を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:RPDiv:FETCh:RISetime? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:RPDiv:FETCh:RISetime? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

:RPDiv:FETCh:RISetime? 1

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

:RPDiv:FETCh:RISetime? 2

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

:RPDiv:FETCh:RISetime? 3

4:過渡応答の計算式による測定値

:RPDiv:FETCh:RISetime? 4

応答

1:雷インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6

2:開閉インパルス電圧波形の計算式による測定値

3.123E-7, 2.123E-6, 1.123E-6

3:雷インパルス電流波形の計算式による測定値

3.234E-7, 2.234E-6

4:過渡応答の計算式による測定値

2.123E-7

注記

パラメータを指定することで、表示の設定と異なる計算方法での計測値も取得可能です。
時間の単位は秒です。


:RPDiv:FETCh:RISetime? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :RPDiv:FETCh:RISetime? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:RPDiv:FETCh:RISetime? と :RPDiv:FETCh:RISetime? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :RPDiv:FETCh:RISetime? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

放電開始電圧試験の立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置の問い合わせ RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:RPDiv:FETCh:NODe?   <測定データ種類>, <データ無し/ALL>

応答

ALL

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10>, <ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

RISe

<立ち上がりポイント>, <第1ピーク電圧の10%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の30%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の50%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の90%の到達ポイント>, <第1ピーク電圧ポイント後の第1ピーク電圧の50%の到達ポイント> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

PEAK

<ピークポイント値1>,<ピークポイント値2>,...<ピークポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

ZERocross

<ゼロクロスポイント値1>,<ゼロクロスポイント値2>,...<ゼロクロスポイント値10> [ <行区切り文字><判定値>,...<判定値>(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<測定データ種類>
ALL:立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置
RISe:立ち上がり位置
PEAK:ピーク位置
ZERocross:ゼロクロス位置
<データ無し/ALL>
データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ
ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

立ち上がり位置やピーク位置、ゼロクロス位置を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
測定パルス数が複数の場合、各パルスの電圧値/放電成分値群の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:RPDiv:FETCh:NODe? <波形データ種類>の場合…メッセージターミネータ
:RPDiv:FETCh:NODe? <波形データ種類>,ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

:RPDiv:FETCh:NODe? ALL

立ち上がり位置

:RPDiv:FETCh:NODe? RISe

ピーク位置

:RPDiv:FETCh:NODe? PEAK

ゼロクロス位置

:RPDiv:FETCh:NODe? ZERocross

応答

立ち上がり位置、ピーク位置、ゼロクロス位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828, 265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171,1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

立ち上がり位置

205, 213, 219, 225, 243, 265, 425, 828

ピーク位置

265,2109,2585,2946,3322,3701,4058,4433,4804,5171

ゼロクロス位置

1197,2402,2772,3144,3513,3884,4253,4623,4992,5362

注記


:RPDiv:FETCh:NODe? を実行した場合、1回受信動作(トーカ指定)では1パルス目の 判定値しか返しません、 全判定値を得るためには、測定パルス数回受信動作をおこなうか、または :RPDiv:FETCh:NODe? ALL 送信後、受信動作を1回行ってください。


:RPDiv:FETCh:NODe? と :RPDiv:FETCh:NODe? ALL の違いはデータの区切りがメッセージターミネータかスラッシュ(/)かの違いだけです。 :RPDiv:FETCh:NODe? を実行したとき、 全測定値をえるために、測定パルス数回受信動作を行う必要はありません。

メモリー機能でメモリーに保存されている試験結果、判定結果の問い合わせ SETTING TEST RPDIV

構文

コマンド

 

クエリ

:MEMory:FETCh?   <データ無し/ALL>

応答

SETTING TEST

<測定ステータス>,<総合判定結果>,<波形面積比較判定値>,<波形面積比較判定結果>,<波形差分面積比較判定値>,<波形差分面積比較判定結果>,<波形フラッター検出判定値>,<波形フラッター検出判定結果>,<波形二次微分検出判定値>,<波形二次微分検出判定結果>,<LC・RC値エリア判定LC値>,<LC・RC値エリア判定RC値>[,<LC・RC値エリア判定LC値>, ...],<LC・RC値エリア判定結果>,<放電判定値>,<放電判定結果>[<行区切り文字><測定ステータス>, ...]

RPDIV

<測定ステータス>, <ステップ番号>, <印加電圧値>, <パルス番号>, <最大電圧値>, <最小電圧値>, <放電判定値>, <ピーク値ずれ判定値>, <周波数ずれ判定値>, <立ち上がり時間> [<行区切り文字><測定ステータス>,...(記録されたパルス数分の繰り返し) ]

パラメータ

<データ無し/ALL> = データ無し:パルス間の区切りがメッセージターミネータ/ALL:パルス間の区切りがスラッシュ(/)

解説

コマンド

クエリ

メモリー機能でメモリーに保存されている試験結果、判定結果を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
試験結果、判定結果が複数の場合、各試験結果、判定結果の間は行区切り文字(メッセージターミネータまたは/)で区切られます。
:MEMory:FETCh?の場合…メッセージターミネータ
:MEMory:FETCh? ALLの場合…スラッシュ(/)
<立ち上がり時間>は立ち上がり時間の計算式の選択により、 <規約波頭長>,<規約波尾長>または<波頭長>,<規約波尾長>,<90%継続時間>に変化します。

コマンド

クエリ

:MEMory:FETCh?

応答

SETTING TEST

0,PASS, -0.15,IN , 0.60,IN , 254,IN , 30,IN , 4.387E-14, 1.042E-08,IN , 2.84,NONE
0,PASS, -0.12,IN , 0.62,IN , 254,IN , 30,IN , 4.388E-14, 1.060E-08,IN , 2.75,NONE
0,PASS, -0.01,IN , 1.20,IN , 254,IN , 28,IN , 4.388E-14, 1.086E-08,IN , 2.70,NONE
0,PASS, -0.08,IN , 0.89,IN , 253,IN , 32,IN , 4.387E-14, 1.057E-08,IN , 2.90,NONE
0,PASS, -0.11,IN , 0.49,IN , 253,IN , 28,IN , 4.388E-14, 1.060E-08,IN , 2.66,NONE

RPDIV

0,1, 1.20000E+03,1, 1.19964E+03,-1.08393E+03, 2.25, 0.03, 0.03, 4.950E-07
0,1, 1.20000E+03,2, 1.20031E+03,-1.08470E+03, 1.95, 0.03, 0.00, 4.600E-07
0,1, 1.20000E+03,3, 1.19996E+03,-1.08393E+03, 2.04, 0.00, 0.00, 4.850E-07
0,2, 1.30000E+03,1, 1.29986E+03,-1.17398E+03, 12.50, 0.00, 0.00, 4.650E-07
0,2, 1.30000E+03,2, 1.29885E+03,-1.17526E+03, 2.74, 0.08, 0.03, 5.250E-07
0,2, 1.30000E+03,3, 1.29982E+03,-1.17514E+03, 2.15, 0.00, 0.00, 4.650E-07
0,3, 1.40000E+03,1, 1.39971E+03,-1.26494E+03, 26.85, 0.05, 0.04, 4.800E-07
0,3, 1.40000E+03,2, 1.40069E+03,-1.26557E+03, 12.20, 0.02, 0.03, 5.200E-07
0,3, 1.40000E+03,3, 1.40043E+03,-1.26624E+03, 2.13, 0.00, 0.04, 4.650E-07
0,4, 1.30000E+03,1, 1.30099E+03,-1.17581E+03, 12.55, 0.00, 0.00, 4.600E-07
0,4, 1.30000E+03,2, 1.30011E+03,-1.17648E+03, 2.09, 0.06, 0.04, 4.650E-07
0,4, 1.30000E+03,3, 1.30095E+03,-1.17570E+03, 2.22, 0.00, 0.06, 4.700E-07
0,5, 1.20000E+03,1, 1.20137E+03,-1.08455E+03, 2.92, 0.02, 0.00, 4.550E-07
0,5, 1.20000E+03,2, 1.20109E+03,-1.08442E+03, 2.27, 0.00, 0.04, 4.650E-07
0,5, 1.20000E+03,3, 1.20098E+03,-1.08503E+03, 2.21, 0.01, 0.03, 4.800E-07

注記